http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/577.html
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http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
アメリカ国債格下げ等が言われていますが、投資家はアメリカ株を売却してアメリカ国債を買いまくっており、利回りが急低下しています。
10年国債 2.80%(前日2.95%)
30年国債 4.13%(前日4.26%)
ニューヨークダウは96ドル余り下落して終わっており、債券市場が急騰し株式市場が売られるという展開ですが、今のゴタゴタは想定範囲であり、チャーチルが述べた『最後にはまとまる』という前提で動いているものです。
また本格的なブッシュショックの到来とも言えますがこれも想定範囲であり、独断慌てる事態でもありません。
株式投資にどっぷりつかっている個人には打撃は大きいですが、現物資産等への逃避を完了させてきた資産家、個人には何ら影響はありません。
為替も同じであり1ドル60円台は何度も述べてきたところであり、今の円高も想定範囲になります。
今後ブッシュショックが想定範囲になれば、世界経済は大打撃を受けますが準備してきた方からすれば想定範囲となります。
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★米国債が「AAA」を失う未曾有の事態が
起こっても米ドルが暴落しないとみる理由
(http://zai.diamond.jp/articles/-/116222)
米国の債務上限引き上げ案の採決結果を固唾をのんで待つ市場関係者が多いせいか、為替マーケットには「嵐の前の静けさ」といった雰囲気が漂っている。
■金価格の上昇に米ドルへの懸念が表れている
米国のデフォルトとソブリン格下げの現実味が増す中、米ドルの全面安は当然の成り行きと見られるが・・ ドルインデックスは7月27日(水)の安値73.42から、むしろやや反発している状態だ。その代わりに、米ドルは対円、対スイスフラン、そして対豪ドル、対NZドルなどの外貨に対してジワジワと下値を切り下げている。そして、ドルインデックスにおいて、ユーロは過半数のシェアを占めるがゆえに、ユーロの軟調がドルインデックスの底割れ回避につながっているのである。金の史上最高値更新、さらには対ドルでのスイスフラン、豪ドル、NZドルの変動相場制以降の史上最高値更新といった事実のほうが、より市場の緊張を物語っていると思う。
■米ドル/円が歴史的な大底を打つ可能性
今回の米デフォルトと格下げ危機は世間を震撼させる材料としてかなりのインパクトがあると思うが、米ドル/円や米ドル/スイスフランなどの通貨ペアが、そういった 「ショック」的な材料の出現で短期的に急落し、そこで歴史的な大底を打つ可能性がある。
言い換えれば、短期的には円とスイスフランのさらなる急騰(史上最高値更新)があれば、それが最後のクライマックスになるといったシナリオも念頭に置きたい、しかし「相場は悲観の中で生まれ、懐疑とともに育ち、楽観の中で天井を打ち、幸福感とともに消える」もので、「末日の到来で売るしかない」といった悲壮感なしでは底を打たないから、仮に米国のデフォルトと格下げが現実になれば、それは材料としてまさに最適な「引き金」となろう。
■最悪の事態が起きても米ドルが暴落しない理由とは?
仮に米国が最高格付けを失ったとしても、「世界の末日」、あるいは「米ドルの末日」にはならないということだ。
「米国のソブリン格下げ=米ドル資産の暴落」といった発想は短絡過ぎであり、それはリスクさえあるとみる。
前述したように、ドルインデックスが想定より緩やかな下落に留まっていること自体が1つのシグナルであり、「米格下げ後の世界」を予言しているような値動きだ。 同じ値動きが米国債マーケットでもみられ、世間が騒ぐほど米国債の暴落は起こっていない。
米ソブリンのCDS相場で見る限り、米国債は事実上すでにAAAの最高格付けを失っているが、米国債は相応の下落を見せていない。
要するに、 米サイドにおける最悪の事態が出現したとしても、米国債にしても、米ドルにしても、言われるほどの暴落を演じない公算が高いとみる。そればかりか、逆に買われるのではと思われる節さえある。
あえてこのような予測をする重要な背景には2つのキーワードがある。
1つは「リスク回避先」で、もう1つは「流動性」だ。
また結論から申し上げると、 米ドルと米国債なしでは、世界中を見渡しても本当の意味のリスク回避先はないというのが現実である。
次に、危機の本家が米国とはいえ、あるいは米国であるがゆえに、相場の流動性を著しく低下させる恐れがある。
その 流動性の危機が大きければ大きいほど、米ドルと米国債に資金は流入し、結果的に米国の優位性は変わらないということだ。
あえてこのような予測をする重要な背景には2つのキーワードがある。
1つは、「リスク回避先」で、もう1つは「流動性」だ。
米ドルと米国債なしでは、世界中を見渡しても本当の意味のリスク回避先はないというのが現実である。
2つは、危機の本家が米国とはいえ、あるいは米国であるがゆえに、相場の流動性を著しく低下させる恐れがある。
その 流動性の危機が大きければ大きいほど、米ドルと米国債に資金は流入し、結果的に米国の優位性は変わらないということだ。(抜粋)
〆腐っても鯛・・政府債務残高の対GDP比ではまだ軽傷であり、日本・イタリアに比べて、米国は中期的に見て財政健全化の余地は大きい。「AAA陥落」という落日の時が、逆に米国の唯一の救いに・・?(勘)
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