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日本以上に、スイスフランは高騰している
今後、金融や輸出系企業では、国内雇用が激減し、中流層はかなり苦しむことになるか
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/Finance/node_281047
クレディ・スイス、業績悪化で2000人削減へ
2011年 7月 28日 18:07 JST
【チューリッヒ】スイスの金融大手クレディ・スイス・グループは28日、経費節減に向けて人員を4%削減することを明らかにした。スイスフラン高とトレーディング部門の低迷により、4-6月期(第2四半期)の純利益が50%以上の減益となったことを受けた措置とみられる。
米ニューヨーク市のクレディ・スイスの米国本社
ライバル行のUBSも先にコスト削減計画を発表している。クレディ・スイスの今年のリストラ費用は最大4億5000万スイスフラン(約440億円)になる見込みで、2000人を超える人員が削減される見通し。この背景には、証券市場と顧客業務の低迷により、銀行部門への多額の投資に見合った利益が上げられていないことがある。
同行の第2四半期の純利益は、前年同期の15億9000万スイスフランから、7億6800万スイスフランにまで大きく落ち込み、ダウ・ジョーンズ経済通信の調査によるアナリスト予想、10億300万スイスフランをはるかに下回った。
クレディ・スイス自身も悲観的な見通しを示していた。
クレディ・スイスのウルス・ローナー会長とブレイディ・ドゥーガン最高経営責任者(CEO)は株主宛ての書簡で「低金利環境が長期間継続し、スイスフラン高が引き続きわれわれの業績に影響を与える見通しだ。また、顧客業務の低迷や不安定なトレーディング環境も続く可能性がある」と述べた。
スイスの銀行の業績悪化に拍車をかけている主因の1つに、スイスフラン高がある。ドルやユーロなどのその他の主要通貨建ての収益や利益は、スイスフラン高の進行で目減りしている。第2四半期、スイスフランはユーロに対して7%近く、ドルに対しては9%以上も上昇している。
クレディ・スイスの主要事業からの収益は前年同期比25%減の63億3000万スイスフランとなった。証券化商品と住宅ローン証券を中心に債券販売とトレーディング収益が減少したことが影響している。また、プライベートバンキング部門も、やはりスイスフラン高の進行が外貨建て収益や利益、資産を浸食している。
記者: Katharina Bart
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