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★金=スイスフラン
http://blog.goo.ne.jp/yamahafx/m/201107
米国債務上限が片付いていないため、大丈夫だろうとは思いつつ、市場は逃げの姿勢になっている。
毎度の通貨の強弱表としては
スイスフラン > 円 > ドル > ポンド > ユーロ
のようになっており、現在最強のスイスフランが大きく買われており、ドル円、クロス円がみな下落する中で、スイス円のみが上昇している。これも最近よくあるリスクオフパターンである。金も最高値を更新中だ。
ちなみに、スイスフラン建ての金価格を見てみると2010年中頃から、ほとんど横ばいである。
これを見ると、金とスイスフランはほぼおなじ程度でリスクヘッジに用いられていることがよくわかる。現在スイスフランは、対ドル、対ユーロでも高い位置にあるため、テクニカル的に反転を期待するむきもあるようだが、おそらく、まだスイスフランの高値は続くと思う。理由は、このように、「金と同等」の通貨が他にないからだ。昔の円ならよかったが、すでに円にはその信頼はない(円建ての金価格もじわじわと上昇している。=円も対ゴールドで減価している。)
★「金は史上最高値を維持し、ドル円はジワジワと売られている」/亀井幸一郎http://blog.goo.ne.jp/msi021112/e/bf664f1b36a134110bf7134f634fc973
金市場のほうは週初めから派手な展開を求めるような気配に満ちている。派手といっても上げ下げ両面でのこと。
ギリシャを中心とするユーロ圏の債務問題は問題を掛抱えながらも目先はひと段落ということで市場の関心は米国に向けられている。来年に控える大統領選挙を睨んだ両党の攻防戦が、そのまま債務上限引き上げ額と方法、財政赤字削減目標のそれぞれに仕掛けが施され、それを仕掛けを双方が読み合い、そのあげく妥協が図れない。
さて、どうしたものか。このままでは債務不履行を起こした政権になってしまうが、さりとて一括した大幅な余裕をもった上限引き上げをしない場合、来年の大統領選挙前にさらに引き上げの必要性が出て、「赤字拡大の元はオバマ政権の放漫な支出」というイメージを有権者に与えかねない。「それなのに景気は目立って良くなっていない」となれば最悪だ。当然、この案は飲めない。
米国のデフォルトは(今年の各方面の言葉として定着した)「想定外」のことゆえ、起きれば金融危機の引き金を引くとされている。しかし、正直言って実際にそうなった場合に、何がどの程度どうなるのか誰にもわからない。明らかなのは米国債の切り下げは行われるだろうし、そうなれば地方債やエージェンシー債も自動的に格付けは見直される。怖いのはエージェンシー債で、ファニーやフレディ債に対する海外勢の扱いはどうなるかということ。大き過ぎて手は出せないというある種“公共の利益”を考え、アンタッチャブル・・・・ということは、ないだろうなぁ。
結局、市場は「最悪はない」と自らに言い聞かせ見守るのみ。
それにしても、この問題だけで米国政治の空白が続いている。
金は史上最高値を維持し、ジワジワとドル円は売られている。
ドル円のジワジワは不気味で・・早晩ジワジワでなくなりそうだ。(抜粋)
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