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最近は銀行振り込みなので、「給料袋」という言葉は死語になりつつあるが、それでもこんな不気味な話がある。
給料日の後…人は…死…ぬ…
フランスの話なので、日本では当てはまらないかもしれない。フランス人は現金に対する執着が異常に強く、あまり銀行を信頼していない。給料も現金で要求している御仁が多そうだ。そして、呑兵衛だから、給料日は酔っぱらって…。
今度は日本の話。
20年間で30兆円の給料が消えた! 「低年収社会」に突入した日本
≪1998年、働く人々全体の給与は222兆円だった。それが2009年には192兆円にまで落ち込んでいたのだ。この10年余りの間に日本人は30兆円もの給与を失ったことになる。30兆円と言えば、経済破綻した当時のギリシアのGDPと同じ規模だ。≫
ということだ。しかし、日本のGDPはそれほど減ってはいない。給料だけが一方的にダウンしているのである。
≪知っての通り失われた10年の間に、企業は生産拠点を人件費の安い中国へ移した。安い人件費で作った安価なメイドインチャイナ製品は、大量に日本に流れ込んだ。おかげで企業の売上が減り、給料も下がる、という現象が生じている。この「中国発デフレスパイラル」のおかげで、日本人の収入は急速に減ってしまったのだ。≫
日本人の給料が減った分中国人の給料がアップしたのである。企業としては人件費の帳尻が合っている理屈だ。
50歳代で夫の年収が500万円を切ってしまえば、子供を大学にもやれない。教育費を確保するためには奥さんが最低でも100万円は稼ぐ必要がある。
「夫の給料だけで生活できる」 いまや専業主婦は贅沢なライフスタイルの声
≪まず、月々の夫の給与だが、「10万円未満」は4.4%で「11万〜20万円」が8.4%、「21万〜30万円」が25.4%、「31万〜40万円」が28.0%、「41万〜50万円」が16.4%、「51万円以上」が17.4%となった。≫
51万円以上などといっても、税金や保険料、更に住宅ローン分を引くと手取りで30万円残るかどうか?
少なくとも50万台では大してリッチではない。
≪21万〜40万円の割合が半数超。「いまの若い人が40代以上になるときのことを考えると、この世代の収入面はまだ恵まれています」と畠中さんは語る。≫
この辺りが日本人の平均収入ともなると、購買力の低下ぶりは目を覆うばかりである。
≪また、妻に「月々のあなたの収入はいくら?」と聞いたところ、「0円(働いていない)」人が44.4%、「3万円未満」が6.6%、「3万〜5万円」が9.2%、「5万〜7万円未満」が9.4%、「7万〜10万円未満」が12.4%、「10万円以上」が18.0%となった。≫
「働いていない」と一口に言っても、事情は様々である。一番多いのは「働けない」である。
子供が小さければ育児が大変だし、高齢者がいれば介護が大変だ。
働きたくても適当な職場がないことも多い。
正規職員ならいざ知らず、パートやアルバイトでは時給が最低賃金レベルで、大した稼ぎにならない。
主婦の時給は極端に低いのである。時給1000円以上ならば恵まれている方だろう。1日6時間、月20日働くと年収120万円だが、
「103万・130万円の壁って何? 〜配偶者控除など〜」
無情にも税金を取られてしまう。働いただけ損をするシステムなのだ。
もっとも、100万円程度の収入では子供を大学に通わせるには不足している。あくまでも補助的収入の域を出ないのである。
「働く必要がない」というのが本当にリッチな階層である。皮肉なことに、この階層の女性は結構働いていて、月収が50万円以上である場合が多い。
主婦が派遣等で社会進出してくれば、「高給取り」の夫は会社にとってますます不要な人材になる。
隙あらばクビにしたがる企業も多いだろう。
ダメリーマンに40万円払うのだったら、派遣社員に20万円、アルバイトとパートに10万円ずつで3人雇える。パソコンを扱う仕事ならば若い連中の方が得意だから、企業としてみればどちらが得かは考えるまでもないだろう。
あなたの会社が労組が弱いところだったら↓に該当する御仁は要注意である。
職場にいる「困った人」にありがちな特徴 (gooランキング)
1. 声が大きいので聞かれたくない話が周囲にだだ漏れ
2. パソコンが苦手で何度も同じ事を聞いてくる
3. 書類をめくる時必ずつばを付ける
4. いつも体調が悪そう
5. パソコンのENTERキーを押すときの音が異常に大きい
6. 席の近くを通ると高確率で業務と関係ないサイトを見ている
7. 仕事よりも職場内の人間関係の情報収集に熱心
8. パソコンのモニターより携帯の画面を見ている時間が長い
9. パート社員だけど社員からも恐れられている
10. メールがムダに長い
11. メールに句読点がなくて読みにくい
12. 新入社員だけど上層部にズケズケと物を申す
13. 定時にアラームを設定してキッチリ帰る
14. 印刷トラブルが絶えない
15. デスクの引き出しの1つがお菓子で埋まっている
16. 頻繁にパソコントラブルに見舞われる
17. 機嫌の良しあしがキーボードの入力音と速度で分かる
18. 朝礼でギャグを飛ばして朝からすべる
18. どう考えても給料以上のぜいたくな暮らしをしている
20. ランチメイトをかき集めるのに必死
20. メールの文面が簡潔すぎて用件が伝わらない
22. 午前中はランチの事ばかり考えていてほとんど仕事をしない
23. いつまで経ってもメールのCCとBCCを間違える
24. 仕事より異業種交流会や勉強会に熱心
25. 宴会の幹事をさせたら日本一というくらい完璧にこなす
ランキングなので上位ほど「ダメ度が酷い」ということだ。
やはり、空気が読めない御仁とパソコンに不自由している御仁が疎まれているようだ。
よく見れば、重箱の隅をつつくような些細な欠陥が多いのだが、こんなことが原因でリストラされてしまうのだから、嫌な世の中になったものである。
今後日本人は他人の顔色を伺いながらオドオド暮らしていかなければならないようだ。
http://warabidany.exblog.jp/13108586/
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