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<米国大統領>
ミスター・プライム・ミニスター、ご機嫌はいかがかな?
<日本の総理>
えーと、本当にアメリカの大統領ですか? いきなりお電話なんてびっくりしました。
<米国大統領>
なでしこジャパンを見習っているのだって? なでしこジャパンは強かったな。
<日本の総理>
いやー、私もびっくりしました。
ところで、何か用事でも?
<米国大統領>
それはそうだ。用事がないのに電話をかける余裕など大統領にはないのだよ。
ところで、日本は、特例公債法とやらは通る見通しがあるのかね?
<日本の総理>
なかなか野党が折れないもので‥。米国でも、医療関係費を削れとか、金持ち減税は続けろとか強行のようですね。でも、アメリカの場合は、Xデーまで間がないのでしょ?
<米国の大統領>
Xデーなんて言ったって、いろんなデフォルト回避手段があるのだよ。日本だってそうだろう?
<日本の総理>
否、それがありそうでなかなかないのです。どうしても赤字公債の発行が認められないのなら、軍票を発行しようか‥なんて
<米国の大統領>
グンピョウ?
<日本の総理>
つまりは、自衛隊員対する給与の支払いとか、自衛隊が業者に支払う分は、自衛隊が独自に軍票を発行して、それで決済を済ませようかなんて‥、まあ、自衛隊関係者にだけ通用する独自通貨とでもいうか‥
<米国の大統領>
結構、アイデアがあるじゃないか。
<日本の総理>
アメリカは如何でしょう?
<米国の大統領>
共和党も、何時までも債務限度額の引き上げを拒否するとは思わないが、でも、8月2日には間に合わないかもしれない。今、その対策を練っていて、貴方に電話したのだ。
<日本の総理>
はあ。
<米国の大統領>
日本にとってグッドニュースとバッドニュースがある。しかし、考えようによっては2つのグッドニュースかもしれない。知りたいだろう?
<日本の総理>
何でしょう?
<米国の大統領>
聞いて驚くな。貴方は、これで大変な実績を挙げることになる。もう実績など気にすることはな
い。それどころか総理を辞めないで欲しいと懇願されるだろう。
<日本の総理>
一体何でしょう。
<米国の大統領>
実は、日本がこれまで支給してくれている思いやり予算を今後は免除してあげる。
<日本の総理>
もう一度言って下さい。思いやり予算は、もう支払わなくていいのですか?
<米国の大統領>
そのとおり。これで、貴方は歴史に名を残せる。
<日本の総理>
諦めないと、いいことがあるものですね。明日からなでしこ総理と呼ばせよう。
<米国の大統領>
何か忘れてはいないか?
<日本の総理>
何でしょう?
<米国の大統領>
貴方は言ったではないか。 A friend in need is a friend indeed.
<日本の総理>
そうです。アメリカは日本の友人です。それどころか恩人です。
<米国の大統領>
で、その友人が困っているのだ。つまり、借入限度額の引き上げが認められないのだ。
<日本の総理>
だったら、また、外国為替資金特別会計を利用して、お金をご融資しましょうか?
<米国の大統領>
お願いできるか。大変ありがたい。 A friend in need is a friend indeed.
<日本の総理>
思いやり予算を出さなくてよくなったのですから、その位のこと‥
<米国の大統領>
ただ、一つ条件があるのだよ。
<日本の総理>
融資の規模ですか?
<米国の大統領>
規模もだけど、融資という形はとりたくない‥
<日本の総理>
融資の形はとれない?
<米国の総理>
だって、借入限度額があるから、日本からだって借りることができないのだよ。
<日本の総理>
はあ‥
<米国の総理>
贈与という形にしてもらえないだろうか? もし、それが認めもらえれば、何でもする。
<日本の総理>
そういうことだったのですか。だったら、軍票でお支払いするということでは如何でしょう? なにせ、日本も特例公債法が成立していないもので‥
<米国の大統領>
だったら、日本が保有している米国債を米国政府に売ってくれ。但し、代金の請求は後ほどでということで。
<日本の総理>
日本が保有している米国の国債を米国に売るって、どういうことでしょう?
<米国の大統領>
本当は、格安で‥と言いたいところだが、友人だから時価で買う。その代わり支払いは待ってくれ。そうしたら、その国債を市場で売って、必要な資金が確保できるのだよ。但し、支払いは当分猶予して欲しい。
なんて、ことは決してないでしょう。
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