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世界の金融市場に危機が迫っている18の理由 (武山祐三の日記)
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/482.html
投稿者 極楽とんぼ 日時 2011 年 7 月 21 日 18:43:05: /lwF1HCtYSDhs
 


http://takeyama-y.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-574e.html


 世界の金融市場に危機が迫っている18の理由

http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/595/

 アメリカの金融危機を私はこれまで再三にわたって警告して来ました。いまやそれが全世界に及ぼうとしています。

 しかし、この記事にもある通り、幸福はカネでは購えず、現代のカネ=マネーは単なる紙切れにしか過ぎず、いまそのカラクリが暴かれようとしているのです。

 金融はイルミナティが造り上げた架空の世界であり、彼らの搾取の手段であった事が、いま庶民に理解されようとしているのです。その事がこの記事にもあるような最近のテレビ報道なのです。


──────────────

〔転載始め〕


世界の金融市場に危機が迫っている18のサイン
http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/595/
ROCKWAY EXPRESS


再び迫り来る金融危機?

◆7月21日

 今週再び世界、特に欧米のソブリンデット問題が注目された。アメリカのデフォルトについて日本のテレビでも話題になり解説がされる場面があった。今までアメリカのデフォルトなど、一部の者たちしか話題にしなかった事柄であり、また話題にしたがらなかった。

 しかし事態はとうとう話題にせざるを得ないほど現実味を帯びだしてきている。主流メディアもとうとう無視できなくなったわけだ。このブログでは、2008年の7月26日を開始日とし、一貫してこの問題に注目してきた。今それが現実となってきている。

 これは単に世界の金融システムの崩壊、といった問題ではない。これは人類史的な意味合いを持つことだ。ようするに物欲を中心とする人生観が根底から問われている、ということである。物欲は満たしきれない、というより人間が本当に求めているものは、実は物ではない、ということが真実なのだ。これに気が付くかどうかが問題だ。

 物は金で買えるから物欲中心ということならば、結局は金をいかに沢山保有するか、と言う問題に帰着する。金さえあれば一切が可能と考える人生観が金をいかに多くしかもできるだけ早く獲得することに精力を注いでそのシステムを構築してきたのが、現代社会であり金融資本主義社会である。

 しかしその世界は今、崩壊の瀬戸際にある。もう誰もこれを止めることの出来る者はいない。できるのは、どれだけソフトランディングできるか、という程度の問題となる。しかもここに天変地異が加わる。これも誰も避ける事はできない。どれだけ大難を小難に、小難を無難にできるか、という程度の問題だ。

 この金融バブルの破裂と天変地異が同時にやってきているのが今日の世界であり人類史の一瞬である。これを通して、人類は新しい人類として生まれ変わる必要性がある、ということが真相だ。

 いずれにせよ、世界の金融システムは一旦は崩壊する。アメリカもヨーロッパも破裂するから、中国も中東も、そして日本も巻き込まれる。それに備えるべきだ。

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●世界の金融市場に危機が迫っている18のサイン
http://theeconomiccollapseblog.com/archives/18-signs-that-global-financial-markets-smell-blood-in-the-water
【7月19日 The Economic Collapse】

 気配を感じるか? 世界の金融市場は混乱の中にある。銀行株は壊滅的だ。欧州ボンドの利回りは急上昇している。主要大企業は大規模なレイオフを発表している。世界全体の金融システムはもう一つの大きな危機に向かっている。だから我々は2008年の危機を再びみることになるのだろうか? 残念ながら、次の大きな金融危機が生じた場合には、2008年の時よりもっとひどいだろう。2008年中ごろではアメリカの国家債務は10兆ドル以下だった。今日では、それは14兆ドルを越えている。2008年では、ヨーロッパ連合内のどの国も金融崩壊の淵にあった国は存在してなかった。今日では、複数の国が危ない。今回は、もしも世界的な金融システムが崩壊し始めたら、世界中の大国の政府で何らかの支援を出来るような国は存在しない。だから現在おきていることは非常に危険なのだ。脆弱性のサインが広がるにつれ、空売り筋と投機屋たちが集まりだしている。彼らは金の臭いをかぎだしている。

 2008年には、銀行株が下落を引っ張った。今日再びそれが起きているようだ。「大き過ぎて潰せない」銀行は、現在ますます非難されている。殆どの人々は銀行家らに対して同情していない。しかしもしも2008年のようなことが繰り返されれば、彼らは信用貸しを停止し再び大規模な救済を懇願することだろう。それは経済にとっていいことではない。

 ヨーロッパでは、EUのソブリン・デット危機は日ごとに悪化しているように見える。PIIGS(ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン、アイルランド)の債権利回りは混乱しだしている。利回りが高まれば、危機はますます深まる。

 その間、以前書いたように、世界の金融市場に沈痛ムードが漂っている。ペシミズムと不安が拡大している。空売り筋と投機筋は弱さの兆しがあればすぐ飛び掛るつもりだ。世界の投資家たちは非常に神経質になっている。

 で、次は何がおきるのか? 誰も確かなことは分からない。しかし事態は確かに良くない。

 以下は世界の金融市場に危機が迫っている18のサインである。

1.銀行株は完全に打たれている。バンク・オブ・アメリカは18日、52週来の下げを記録した。バンク・オブ・アメリカの株価は4%下落し9ドル61セントになった。

2.今年、バンク・オブ・アメリカ株は今までに27%の下げだ。

3.ブルームバーグはバンク・オブ・アメリカは保証資本を500億ドルに増額することが必要になるだろうと報じている。

4.ゴールドマンサックスとモルガンスタンレーの株価は2年来の安値にある。

5.シティグループ株価は18日2.5%下落した。

6.ムーディーズは最近、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ウェルスファーゴの格付けを下げざるを得ないかもしれない、と警告した。

7.バークレーズキャピタル、ゴールドマンサックス、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレーは人員削減を考慮ないしは既にレイオフを行っている。

8.IMFのヨーロッパ副部長は、ギリシャの負債危機は「きわどいところに来ている」と語った。

9.ムーディーズはアイルランド国債の格付けをジャンク債並にした。

10.2年物ポルトガル国債の利回りは20%を越えている。アイルランドの2年物国債は23%を越えている。2年物ギリシャ国債は35%を越えた。

11.イタリアの最大の銀行の株価は18日6.4%下落した。

12.18日、10年物イタリア国債の利回りはユーロが採用され出してから最高値となった。

13.18日、スペインの10年物国債の利回りは同様にユーロ採用後の最高値となった。

14.ドイツの最大の銀行の株価は18日7%下落し、今月だけで22%の下落となった。

15.シティグループのチーフエコノミストのウィリアム・ブイターは、欧州中央銀行の直接的な介入がなければ、ソブリン・デフォルトの波がヨーロッパ中で湧き上がると語った。
 「『欧州中央銀行』を除いて、複数のソブリン・デフォルトを止めることのできるものは存在しない:仕方のないことだ、それ以外の何物でもない」

16.シスコは人員の16%を削減すると発表した。

17.ボーダーズ・グルームは残存している資産の全てを整理すると発表した。それは399店舗の閉鎖と1万700人の労働者が失職することを意味する。

18.大恐慌時には、多くの投資家らが資金のためのセーフへブンを求めた。18日、金価格は1オンス1600ドルを越えた。


 これらは通常の金融事態ではない。世界の負債バブルは破裂し始めているのであり、また誰もこれから何が起きるか分からないのだ。勿論、これから世界中の金融当局がシステム保持のためのできるだけの策を講じていくことを我々は見る事だろう。しかし2008年に見たごとく、物事は非常に早くコントロールの手から抜け出すものである。

 思い起こしてみよ、2008年の初めには、非常にわずかな人々のみがアメリカの最大級の金融機関が年末までに数千億ドルもの救済資金を願いでると考えたかもしれなかったのだ。

 信頼が失われれば、ゲームは非常に早く変化する。エコノミストの大部分にとっては、2011年半ばでギリシャの2年物の国債利回りが35%を越えるとは考えられないことだっただろう。

 しかし、今やそれが現実となっている。

 世界の全体的金融システムは砂の上に築かれたカードの家なのだ。第二次世界大戦後のどの時期よりも現在は脆弱性をあらわにしている。ドミノの二つ三つが倒れれば、大規模な連鎖反応がおきるようになるだろう。

 今日の世界の金融システムは安全を第一に考えてデザインされているわけではない。それは貪欲な人々によって出来るだけ多くの金をできるだけ早くせしめることができるようにデザインされたものだ。銀行家らは人類のより大きな幸福など気にしちゃいない。彼らが大事にしていることは、巨大な現金の山だ。

 世界の金融市場には、多すぎるリスク、多すぎる負債、大きすぎるレバレッジがある。2008年のことは金融当局者らに対する目覚ましコールであったかも知れないと考えた者がいるかもしれないが、その時以来、意義のある改革は殆どなされてこなかった。

 金融ニュースはますます悪くなるばかりだ。この金融システムは単純に持続不可能なのだ。それは根本的に健全でないものである。現実は、金融バブルは永遠に拡大し続けることはありえない、ということだ。やがてはそれは破裂するはずなのだ。

 これからの数週間は、銀行株に注目しヨーロッパの債権の利回りを注視していくように。事態が安定化するかもしれない。次の金融崩壊の波は起きないかもしれない。世界の全体的な金融システムは大規模な爆発の瀬戸際には来ていないかもしれない。しかし、とにかく準備だけはしといた方が良いかもしれない。

〔転載終わり〕
 

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コメント
 
01. 2011年7月21日 19:11:59: pL5Skv0qnI
ロックウエイの記事のラスト・フレーズは致命的な金融危機が来ないかも知れないとあるが、このフレーズは果敢ない希望でしかあるまい。 1929年以降の大恐慌をはるかに上回るカタストロフが起きるのは殆ど確実。 グローバリズムと金融市場原理主義は破綻したと言った方が良い。 この先何が起きるかについて予測するのは、とっても嫌な話しである。 とにかく準備しておいた方がよいなどと言ってみても、一体何を準備しろと言うのだろうか。 せめて食べるものだけでも確保したいと思っても、耕す畑などはありはしない。 一つ言える事は国民のために働いてくれる政治家を中心にした政権を作ることだろうが、一体国民のために働いてくれる政治家がいるだろうか。 気の滅入る話しで申し訳ない。 N.T

02. 2011年7月21日 19:48:19: Pj82T22SRI
>事態が安定化するかもしれない。次の金融崩壊の波は起きないかもしれない。世界の全体的な金融システムは大規模な爆発の瀬戸際には来ていないかもしれない

為替王みたいに、一応、外れたときの言い訳ができるようにしてあるのか
その点、eagle-hitやnevadaよりは慎重だなw


03. 2011年7月22日 15:41:02: ieWTAudjoA
1番さん同感。放射能汚染が拡大し続ければ、早晩日本中の作物は食べられなくなります。本来なら、日本は自給自足可能な国なのに悔しいです。ここは西日本ですが、親戚の出荷農家に、今年産の玄米を一年分譲ってもらうように近々予約しようかと考えています。サバイバルの準備を本気で始めます。

04. 2011年7月22日 16:05:11: 0J7slYFgPk
コメントに値せず。資本主義に恐慌はつきもの。恐慌が発生しないほうが異常なのだ。だから、恐慌論という立派な学問分野が成り立っている。現代資本主義社会は恐慌を克服する理論と技法を確立したというなら、議論の余地があるだろう。論理がメチャメチャですよ。延々と危機だ破裂だと言いながら最後にくると起きないかもしれないという。準備をせよ言いたいらしいがいったい何を準備するの?FXでドルもユーロも円も元も豪ドルも売っておけということか?それでは変動相場制に移行した意味がないな。結局、金を買って壺に入れ床下に埋めておけと言いたいのかしらん。うーん、これもマルサに目を付けられそうで相当危ない準備だな。

05. 2011年7月23日 03:26:07: Os0MdiJrD2
どうせなら「金」の価値が維持できないくらいの破局のが面白い。
そんでボランティアでもやってた方が楽しいし、いずれは当たる(最悪、2万年後には当たる)。

「オレが一番頭よくて後全部愚民」とするのが一番のリスクヘッジ。

ゆえに賢者の想定は常に「『金』の価値も維持できない!きりっ!」であるべき。
儲かるネタ見つけたら黙ってて自分だけ儲けるわ。


06. 2011年7月23日 11:53:39: pL5Skv0qnI
今日のブルームバークでは、3兆ドル削減案協議は決裂したと言うから、いよいよ危ない話しになってきたみたい。 表面には出てこないけれど、オバマは軍縮を要求し、共和党保守派は軍事費については減額させないと言うことか。 こうなると共和党保守派はデフォルトをさせる心算とも取れる。 連邦政府が閉鎖されれば、アメリカ軍はオバマの指揮下から離脱すると言うことになりかねない。 南アの白人政権が崩壊した後の、エクゼクテイブ・アウトカムと同じ様な民間軍事組織になるのだろうか。 もっとも恐るべきことが起きようとしているのかもしれない。 N.T

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