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日本の輸出競争力は世界ダントツ、こんなに円高なのに2010年の実績でも7.6兆円輸出超過、これが何よりの証拠だ。
輸出競争力が世界ダントツなのに経済が停滞するとは馬鹿げたこと経済音痴がもたらした結果だ。
▼(参考)輸出で韓国に遅れを取っていると言われているが全くの嘘だ、
09年の日韓貿易で円高ウォン安にも関わらず、日本の韓国への輸出額は494億2,752万ドル、輸入額は217億7,084万ドル(ジェトロによる)で日本は韓国からの輸入額の2倍以上も韓国へ輸出している。
※韓国は対外債務残高4,019億2,200万ドル、ウォン安になるのは当然、債務を返す必要があるので政府高官の売り込みは当然の責務なのです。
▼特に経済音痴の最たるものは
実際には円単独高でドル安ではない、この現実、それと円高の原因は日本政策が全てなのに、この基本認識がないこと、この経済音痴が原因で失われた20年となった。
通貨の価値は購買力で決まるが、
日本の食料、電気ガス、住居費、高速道路、などの価格は米国の2倍以上と高い。購買力から円安になってもよいはずなのに円高になっている、日本政策自身が円高を引き起こしている。
▼円高の原因は日本自身が大量に「ドル売り円買い」をしているからだ
所得収支は膨れ上がり15兆円にもなった、海外からのキャピタルゲインのようなものですね、この15兆円が「ドル売り円買い」になっていると見て良い、加えて輸出超過分が「ドル売り円買い」になっている。
▼円安にするには、景気を良くするには、現行の政策は全て逆だから景気は停滞している
少なくも10兆円程度は輸入超過にする、所得収支は15兆円なので経常収支は赤字にはならない。
▼輸入超過にするには、大幅賃上げ、企業の海外移転、これが駄目なら輸出税をかける。
でなければ円高は進み経済は停滞しする。
レート120円になれば海外企業も日本にやってくる。
そもそも円高でやむを得ずに輸出停滞するより賃上げして輸出を押さえるのが遥かに得策のはず。
▼輸出競争力とは
輸出超過が尺度ではない、中国は人件費が安いから輸出超過になっている。
「輸出額=輸入額」での賃金を輸出競争力の尺度にすべきですね、現状では賃金引き下げ競争になっている。
グローバル化の弊害で由々しき問題です。
「輸出額=輸入額」を国際ルールにすべきですね。すなわち輸出超過国は人件費を上げ輸出を減らす。
▼日本は輸出競争力に見合う賃金を払わないから輸出超過になる、この結果として円高になった。
それで日本経済を駄目にした。
すなわち輸出産業が日本経済を駄目にした、これに気付きましょう。
賃金上げして「輸出額=輸入額」を維持していたらレートは360円のままで賃金は上がり景気は良かったはず。
360円が最良ではないでしょうが、少なくも購買力から見ても120円が妥当だと思う。
▼(参考)
▽米国の電気料金
U.S.Energy Infomation Administration
Report Released: March 11, 2011
U.S. Total(Cents per kilowatthour)
2011年、 2010年
Residential 11.09 10.74
Commercial 9.99、 9.77
Industrial 6.72、 6.54
日本は2倍以上ですね
電気料金の海外比較
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/708.htm
▽2010年、こんなに円高なのに6兆6千億円輸出超過、輸出競争力は世界ダントツですね。
だがこれでは益々円高になって当然ですね、
輸出総額 67兆3996億円
輸入総額 60兆7650億円
▼労働力不況カルテル、円安にも景気も良くなりますよ
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/001.htm
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