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1人で家計支える女性の3割、結婚の意志なし 多様化する女性の生き方
加藤 秀行、 簗瀬 七海 2011年07月09日 10:30
女性 未婚率 世帯収入 出産適齢期 国勢調査
ニールセンジャパンが6月29日、「未来の女性」に関する調査結果を発表した。この調査は、2011年2月から4月にかけて実施され、アジア太平洋、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカおよび北アメリカの21カ国で、18歳以上の女性約6500人を対象に行われた。先進国ではオンライン調査、新興国ではオンライン調査、会場調査および訪問調査を混合した手法を用いた。日本は299名に対し、オンライン調査で2月25日〜3月2日の期間に実施された。
日本では、何歳で結婚した(結婚したい)かの問いに対し、教育レベルが上がるほど、結婚した(結婚したい)時期が遅くなっていることが分かった。また、家計を1人で支える女性の29%は結婚の意志がないことが明らかになった。
5年前から現在に至るまでの世帯収入の変化と、現在から今後5年間の世帯収入の予測については、45〜64歳の女性の約6割(58%)は「過去5年で収入が減少した」と回答。さらに、45歳以上の女性は今後の5年間も収入が減ると予測する傾向が見られる。一方、34歳以下の女性のみ、将来の収入は増えると答えた人が比較的多くなっている。
また、社会における女性の役割、男性の役割が変化していくと思うか、という問いに対しては、9割近く(89%)が女性の役割の変化を感じており、6割以上(64%)が男性の役割の変化を予想。これらは先進国中で最も高い数値であり、特に女性の役割の変化については「外で働く女性の増加」「職場でより高い役職につく女性の増加」などを挙げる人が多く見られた。
一方、総務省は6月29日、2010年国勢調査の抽出速報集計結果を公表した。出産適齢期後半にあたる30歳代から40歳代前半の女性の未婚率が過去最高となり、 35〜39歳女性は22.4%で10年前(平成12年)と比べて8.4ポイント増。40〜44歳で7.9ポイント増(16.6%)、30〜34歳で6.8ポイント増(33.3%)だった。
両調査から、女性の生き方が多様化する一方、結婚という選択肢を選ばない人が増える傾向が強まっている。少子高齢化がさらに深刻化している中、結婚に対するメリットを感じさせるような社会や環境づくりが必要なのかもしれない。
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