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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=atLkn.xQd4KI
7月11日(ブルームバーグ):世界最大の食品メーカーであるスイスのネスレは、中国の菓子メーカー、徐福記国際の株式60%を20億7000万シンガポール・ドル(約1370億円)で取得することで合意した。世界最大の人口を抱える中国でのスイーツ需要の高まりに対応する。
ネスレは、シンガポールに上場している徐福記国際株1株当たりについて現金4.35シンガポール・ドルを支払うとしている。これは8日の終値を8.8%上回る水準。
今回の買収はネスレにとって中国での最大の案件となる。同国で英・オランダ系ユニリーバなど競合企業の追撃を図る。ポール・バルケ最高経営責任者(CEO)は2020年までに売上高の45%を新興市場で稼ぎ出すことを目指している。現在は約3分の1。
UOBケイ・ヒアンのシンガポール在勤アナリスト、ユージン・ング氏は、徐福記国際の広範囲にわたるネットワークなどに言及し、まさにネスレが望むものだと指摘。「今回の合意は、康師傅や中国旺旺など競合他社のバリュエーション(株価評価)を勘案すると、ネスレにとって良い取引と思われる」と付け加えた。
徐福記国際株は11日のシンガポール株式市場で0.35シンガポール・ドル上昇し、ネスレの取得提示額4.35シンガポール・ドルに達した。ブルームバーグのデータによると、同社の株価収益率(PER)は23.9倍で、食品メーカーの康師傅の34.7倍やスナック菓子メーカーの中国旺旺の36倍を下回る。
ネスレによると、同社は中国で23の工場を展開し、従業員1万4000人を抱え、昨年の売り上げは28億スイス・フラン(約2700億円)だったという。
記事に関する記者への問い合わせ先:Thomas Mulier in Geneva at tmulier@bloomberg.net;Michael Wei in Shanghai at mwei13@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先:Celeste Perri at cperri@bloomberg.net;Dave McCombs at +81-3-3201-8861 ordmccombs@bloomberg.net
更新日時: 2011/07/11 16:33 JST
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ネスレもユニリーバも北東アジアでの比重を中国に移し終えたようですね。
経済が拡大する市場では菓子や洋パンの需要が、経済成長以上に拡大します。かつての日本、韓国、台湾がそうでした。街中のちょっとした洋菓子屋さん、ケーキ屋さんでも中国に7、8年前から出たところは、経営実体はわかりませんが、一様にうまくいっているようですね。
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