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失業12万人 この夏「節電不況」に襲われる
(日刊ゲンダイ2011/7/9)
パチンコ、デパート…どこもかしこも臨時休業
会社帰りに馴染みのパチンコホールに寄ったら、「節電対策のため本日休業」の張り紙にガク然とした。そんなサラリーマンが続出している。東電管内のホールは7月から9月末まで、月3日以上の輪番休業を実施中だ。
年中無休が常識のパチンコ店にとって、臨時休業は売り上げ減少の要因でしかない。百貨店も同じだ。首都圏にあるデパートのほとんどは元日以外は営業を続けてきた。それが節電の影響で定休日を設けることになった。伊勢丹新宿本店は8年ぶり、三越銀座店は11年ぶりとなる定休日の復活だ。
夏の風物詩である花火大会も、「東京湾大華火祭」「世田谷区たまがわ花火大会」「鎌倉花火大会」と次々と中止が決まって
いる。大会当日の臨時電車が確保できないのが理由だ。ただでさえ節電協力で運行本数を減らしているのに、臨時増発はムリということらしい。
「イベントの減少は、外出する機会を奪うので経済活動にはマイナスです。小売業の臨時休業も今後増えるでしょうし、この夏は“節電不況”に襲われることになります。節電はすなわち節約だから、財布のヒモも一段と固くなります。個人消費のさらなる冷え込みは避けられず、企業業績も悪化するでしょう。多くの会社は下期(10月〜翌3月)に年間利益の4分の3を稼ぐ計画ですが、節電がそれを不可能にします。節電を秋冬まで強いられれば、企業業績は利益ベースで10%以上落ち込んでもおかしくありません」(経済評論家・倉多慎之助氏)
節電が雇用環境を悪化させ、失業者数が約12万人増加すると分析したエコノミストもいた。節電もほどほどにしないと、日本経済は負のスパイラルから抜け出せない。
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