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【銀先物】価格ですが、一オンス$34.32で終わり、2.8%程急落して終わっています。
ここからもし更に下落していくようであれば<$35>の攻防が終わり、後は$30、$25と下落していくことになります。
また【原油価格】も一バーレル90ドルを割り込む動きを見せていますが、ここで下げ止まらない場合には、
EFTやファンドからの投げが入り、一バーレル80ドル以下、場合によっては60ドル以下にまで急落することもあり得ます。
なぜなら、原油価格の下落となれば、一バーレル60ドル〜80ドルで予算を組んでいる中東諸国は歳入欠陥が生じ、想定していた収入を確保するために増産に走る国が出てくるからです。
これに、原油備蓄の放出も加わり、世界市場では、原油は不足どころか過剰という状態に陥り、今までの上昇相場が一転、下落相場に転換することになります。
銀価格も、金価格も同様で、上昇している間は売り物が引っ込んでいますが、一旦下落に入れば、今まで控えていた売り物が一斉に入り、市場に売り物があふれることになり、需要と供給のバランスを崩します。
市場の流れが変わった今、今までの投資戦略が通用しなくなっており、今まで通りの投資戦略では大きな失敗をすることになります。
〆商品市場に限らず・・株式・債券市場においても、投機筋の店じまいが急を告げておるようだ。リーマン台風はあっという間にやってきたが・・・ソブリンハリケーンは進路予測が報じられておるので、現ナマ金庫への手当ても早いようだ。
台風一過の市場の跡かたずけも努々おこたりのないようにに願いたい。
パーナンキ風の過剰流動性に頼る復興はもう通用しまい。日本とは逆のようだ・・(勘)
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