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朝日新聞は、『朝日生命の養老保険を巡り、大阪の69歳の男性が20年後の満期時に246万円の配当をすると言われたのに、実際には6845円だったとして、全額の支払いを求める訴えを起こす』と報じています。
養老保険(一時払いも含む)は発売当初から、「そんな利回りが出せるのか?」と危険な保険と専門家は指摘していましたが、今後相次いで満期がきますので、期待していた保険満期金(配当金)が受け取れないとして愕然とする契約者が続出することになります。
ただ、保険契約上「保証された」収益ではなく、契約者は裁判では負ける可能性が高いですが、約款に小さく書かれた条項を果たしてどれだけ見て理解している契約者がいるでしょうか?
提案書に書かれた、毎月18,000円の保険料を20年間納め続ければ、満期時には保険金500万円と配当金246万円を受け取れると期待したようですが、実際には500万円+6,845円となるものですが、まだ元本が戻ってくるだけましと言えるかも知れません。
事実上の0%金利が続いている今、どの生保も運用収益など出せるものではなく、実際には赤字になっている筈で、今後、元本割れで戻される保険契約が続出し、社会問題になるかも知れません。
利回り1%の国債を買って、経費を埋めることなど出来るものではなく、安定運用先とみていた東電が暴落してしまい、生保は今、青くなっている筈です。
しかも、無配となり、最悪の場合、社債も元本カットとなれば、生保は運用どころではなくなります。
今、誰も口にはしませんが、生保の危機は最終局面に来ているかも知れません。
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