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プーチン首相:元IMF専務理事のストロス・カーンは陰謀の犠牲者
プーチン首相とストロス・カーン元IMF専務理事
◆6月2日
IMF専務理事だったストロス・カーン氏がセックススキャンダルで告発されたのは、陰謀である、とこのブログでは指摘したが、ロシアのプーチン首相も同様の匂いを感じているようで、それを政府の公式サイトで掲載したという。
こういったことは大統領のメドベージェフ氏からは出てこないであろう。彼はプーチン氏と違って欧米側につく人物のようだからだ。それに比べれば、プーチン首相はロシアの愛国者と言って良いであろう。だから、欧米側が仕掛けたと思われるこの事件について、攻撃的な見方を発表するに妨げるものはない。
この事件の一つの原因として、ストロス・カーン氏が、アメリカのフォート・ノックスに保有されていると言われている金塊がことごとく紛失していることを知ったからだ、ということが上げられている。(http://www.whatdoesitmean.com/index1489.htm)
昨日のブログで指摘したように、リビアに「上陸」する仏英を支援する姿勢を見せているアメリカだが、その足元で再び金融危機の時限爆弾が破裂寸前になってきている(http://www.bloomberg.com/news/2011-05-30/mobius-says-fresh-financial-crisis-around-corner-amid-volatile-derivatives.html)から、もしも上記の話が本当で、ストロス・カーン氏がそれを暴露すれば、アメリカが金融崩壊の波に呑まれる状況になったかもしれない。
しかし、ストロス・カーン氏を刑務所に送ったとしても、アメリカの経済問題が解決するわけではないのだから、近い内に再び金融津波の第二波がやってくることは避けられないであろう。その際には、外国が所有しているドルは紙くずになる可能性が高く、保護されるのはアメリカ人の持っているドルだけだ、と見る向きがある。
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●プーチン首相:元IMF専務理事のストロス・カーンは陰謀の犠牲者
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1392463/Vladimir-Putin-claims-Dominique-Strauss-Khan-victim-conspiracy-force-out.html?ito=feeds-newsxml
【5月31日 By David Gardner】
ロシアのプーチン首相はドミニク・ストロス・カーンはIMF専務理事という地位から追い落とすため仕掛けられた陰謀の犠牲者であろう、と語った。
プーチン氏は、この62歳になるフランス人のセックス・スキャンダルについての疑惑を表明した最初の世界的指導者である。ただし彼の主張は、元IMFのボスをびっくりさせることだろう。このIMFのボスは逮捕前には、プーチン氏が彼を追い落とす為に熱心だったと考えていたからだ。
ロシアの首相は政府公式サイトでストロス・カーンを弁護するコメントを掲載した。彼は、このフランス人の大統領候補が32歳の客室係りの女性に性的な暴行をしようとした、という申し立てはアメリカ当局によるでっち上げだろう、と示唆した。
プーチン首相は:「隠された政治的意図を推し量ることは困難であるが、最初に発表されたこの件の内容を信じることはできない。腑に落ちない」と語った。
アメリカの検察側ではこの主張をロシア首相の悪い冗談だ、と取り合わなかった。
ニューヨークのタイムズ・スクウェーにあるホテルで言われているような暴行をしたことで5月14日に逮捕される前日、ストロス・カーン氏は友人に、プーチン氏が自分をIMFから追い出そうとしている、と語ったと言われている。
更に、ストロス・カーン氏はこれからの長期にわたる裁判に対処するため元CIA工作員やメディア関係者らからなる「強力な(クラック)チーム」を編成した。
IMF強姦スキャンダルの中の客室係りの家族:「我々の妹は生活をやり直すためにアメリカへ行ったのに・・・このひどい事件のため永遠にダメージを受けてしまった」
EUタイムズ紙によれば、フランスの社会主義政治家のクロード・バトロヌ氏は、「彼はロシアが、特にプーチン氏がフランスと組んで大統領選挙に出れないようにする為、IMFから彼を追い出そうとしていると言っていた」と語ったという。
ストロス・カーン氏の支持者らは強気で、彼は、フランス大統領選に彼が出るのを妨げるための国際的陰謀の一部として仕掛けられた罠に嵌ったのだと考えている。
6日間の勾留後、保釈されたストロス・カーン氏は、強姦、性的虐待、不法監禁で告発されることになっている。
彼はパリに帰る航空機に乗り込む際に逮捕され、月3万ポンドのマンハッタンの別邸に裁判まで軟禁状態にある。
プーチン氏のこの元IMF首脳に対する思いがけない支援に、彼を男性優越主義者であると非難している彼の批判者らが飛びついた。
ストロス・カーン氏は2006年に、モシェ・カツァブ・イスラエル大統領(当時)の強姦事件について冗談を言っているのを聞かれて物議をかもしたことがあった。
彼は以下のように語ったと言われた:「なんて強い男だったんだ! 10人の女性を強姦したとは−彼がそこまでやるとは思わなかったね」
「我々はびっくりしたね。うらやましい限りだ」。彼のスポークスマンは、この問題ある冗談は誤訳されたと言った。
カツァブは後に強姦で有罪となり7年の禁固刑で収監された。
先週、元首相のゴードン・ブラウン氏はこのスキャンダルを、ストロス・カーン氏に対する「個人的な悲劇」だが、逮捕に関しては何も怪しい点はないと語った。
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2011/06/02 (Thu) 国際政治
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