★阿修羅♪ > 経世済民72 > 114.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
日本経済は11年度後半より緩やかな回復経路へ=白川日銀総裁
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/114.html
投稿者 バルカン 日時 2011 年 6 月 04 日 22:23:23: RbXCgCdmnjgng
 

http://jp.reuters.com/article/vcJPboj/idJPJAPAN-21465820110601

[東京 1日 ロイター] 日銀の白川方明総裁は1日、日銀金融研究所主催の国際コンファランスであいさつし、東日本大震災によるサプライチェーン(供給体制)の寸断、電力不足など供給面での制約要因は「企業努力により当初に予想されたより早く緩和されつつある」との見方を示した。
 日本経済は当面強い下押し圧力を受けているものの、「2011年度の後半より、世界経済の高成長を反映した輸出の増加や資本ストックの復興需要に支えられ、緩やかな回復経路に復帰すると期待される」と述べた。

 白川総裁は、「ジャストインタイム方式として知られる洗練された物流ネットワークを構築することで、部品・中間財の在庫を極小化し、競争力を高めてきた」日本企業が、震災によるサプライチェーン寸断で急激に生産を縮小せざるを得なくなった、と指摘。「ジャストインタイムとジャストインケース(有事への備え)のジレンマとも呼べるリスクが明らかになった」と述べた。 

 また、かつてシカゴ大で講義を受けたミルトン・フリードマン教授による「インフレはいつ、いかなる場合も、貨幣的現象である」との主張に言及。貨幣量の変化が長期的に物価上昇率に影響を与えるのであれば、デフレも貨幣的現象であり、中央銀行が巨額の資金供給で物価水準を引き上げることが可能、とする一方、「それは近年の日米での経験と整合しない」と指摘。デフレは貨幣的現象であるよりも、高齢化や労働人口の減少など経済の基礎的条件の構造的要因に起因するとの自説を示し、「マネタリーベースの大幅な拡大は、相応のマネーストック拡充や物価上昇をもたらさなかった」と結論づけた。

(ロイターニュース 竹本能文;編集 北松克朗)

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2011年6月04日 23:39:31: vEYEPeY8PQ
 あら、消費税を上げないと破綻するんじゃなかったの。

02. 2011年6月05日 05:10:32: yxstEvnWG6
>>1
財政と経済は一応違うんだけど

03. 2011年6月05日 09:15:16: h69tTYryng
こいつはいつも緩やかな回復ばかり言っている。
こんな事はだれでも言える。
もう20年も日銀は同じ事の繰り返し。
もうどこかに逝ってくれ。

04. 2011年6月05日 16:10:30: mHY843J0vA
>デフレも貨幣的現象であり、中央銀行が巨額の資金供給で物価水準を引き上げることが可能、とする一方、「それは近年の日米での経験と整合しない」と指摘。デフレは貨幣的現象であるよりも、高齢化や労働人口の減少など経済の基礎的条件の構造的要因に起因する

少し言葉足らずですね
過去や最近のFRBの経験から、グローバル経済の下では1国の金融政策も財政政策も、他国の政策や投機家の行動によって効果が減殺されるので
金融・財政政策だけでは、国内の人々の実質所得を破壊するようなインフレを起こさずに失業率だけを低下させるようなことはできないと言いたいのでしょう
まあ、当たり前の主張ではあるのですが、日銀のトップがあまりはっきり言い過ぎると、それがデフレ期待を高めてしまうのはまずいでしょうね


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民72掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民72掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧