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格付け会社ムーディーズは24日、ロイズ・バンキング・グループやロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)など、英金融機関14社の格付けを引き下げる可能性があるとの見方を示した。英金融当局が将来の金融機関救済に消極的な姿勢を見せていることを理由に挙げた。
14社のなかには、スペイン・サンタンデールの英部門、ナショナル・オーストラリア銀行の英部門クライデスデール、バンク・オブ・アイルランドの英部門、ネーションワイド・ビルディング・ソサエティーが含まれる。
また、HSBCの見通しを「ネガティブ」に維持したほか、バークレイズ の見通しを「ステーブル」から「ネガティブ」に引き下げた。
ムーディーズのシニア・クレディット・オフィサー、エリザベス・ラドマン氏はロイターに対し「今回の見直しは、英国の銀行システムもしくは政府の財務の健全性悪化が引き金ではない」とし、「将来破たんする銀行は公的資金の注入を期待すべきではない、とする英当局(中銀・FSA・財務省)の指針を受けたものだ」と説明した。
同氏はまた、9月に終了する英政府の銀行独立委員会(ICB)による調査も、銀行に影響する不透明性のひとつと指摘し、銀行セクター全体の見通しを「ネガティブ」に維持した。
「多くの点で、銀行は信用危機前に比べ健全になっているが、依然として状況は非常に厳しい」とし、「不良債権に絡む費用は一部安定化してきたが、減少ペースは鈍化する可能性がある」と指摘した。
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