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大きな商品下落ショックの後の週であったが、全体としては小動きと言えた。ただ、欧州は国ごとにマイナス材料が噴出しており、月曜日からもユーロの下げ圧力が強くなりそうだ。P&Fチャートでは、米国10年債利回りが下方ブレークしているのが目に付く。まだまだ米国債が安全資産として買われる傾向が強い。金・銀が下げ圧力があることもあって、米国債が買われるというのは、裏のシナリオ通りなのかもしれないが、チャート的には、米国債強し、だ。金・銀は一時的リバウンドはあっても、まだしばらくは厳しい状況だと思う。特に、銀は戻り売り圧力が大きいと見ている。
為替的には、やはり一番弱いのはユーロということになるだろう。今後、もし、危機が大きくなった場合、瞬間的なドル高・円高になることが予想され、また、その危機が、欧州発になりそうな感じもあり、その場合は、ユーロ安×ドル高で、ユーロドルはひじょうに大きな下落となる可能性が高い。しかし、その後、ドル安へと動きが変わると、一転してユーロドルが暴騰することになるだろう。この激変がどこで起きるかが今年から来年の為替の最大の焦点だ。(抜粋)
〆:週末20日のNY市場の Goold は4月29日以来の上昇率だった。
フィッチ・レーティングスがギリシャ格付けを3段階引き下げのニュースに金価格が反応した。昨夜のNY市場の金価格は実質的に欧州債務再編問題の破綻を織り込んだ動きといえる。「徐々に進む危機へのカウントダウン」の時計の振り子のように Goold は振幅を大きくしていくのだろう。
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