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(Japan back in recession as earthquake cuts consumption: BBC NEWS BUSINESS)
http://www.bbc.co.uk/news/business-13439701
2011年5月19日最終更新07:09GMT
地震による消費カットのために、日本は景気後退に戻る
世界で3番目に大きい日本経済は、3月の地震と津波によって大損害を受け、景気後退に後戻りした。
今年最初の3カ月で国内総生産は0.9%収縮したと、内閣府は語った。年率では3.7%の収縮だ。
アナリストたちによれば、消費と輸出が最大の打撃を受けた。
いまや、日本経済は2四半期連続で収縮しており、これは、一般に受け入れられている景気後退の定義にあてはまる。
地球規模の金融危機のあいだ、日本は景気後退に沈んでいた。しかし、2009年にそこから脱していた。
今年最初の3カ月の収縮は予想を超えた。大部分のアナリストは年率で約2%の収縮を示すと予想していた。
「日本経済は当分、勢いのない状態が続くと予想される」と、木曜日、日本の与謝野馨経済担当相は語った。
しかし、与謝野氏によると、供給の抑制は和らぎつつあり、復興需要が成長を刺激する傾向にある。
「経済には、上昇に転じる強さがある」と、与謝野氏は語った。
悲観的な消費者
ジェフェリーズの日本戦略担当、ナオミ・フィンク氏は、最近のデータで最も心配なものは、人々が震災の後、支出を削減したことによる、個人消費の0.6%下落だと語った。
個人消費は、日本経済の約60%を占める。
「2010年の最終四半期には、個人消費はすでに軟調だった」と、フィンク氏は語った。
しかし、震災のために、さらに弱気な感情がもたらされた。
内閣府によると、4月の消費者信頼感指数は33.1に下落した。これが50を下回ると、消費者が悲観的であることを示唆している。
「3月を通して、小売売上と家計支出が落ち込んだことから判断すると、消費が第1四半期のマイナス成長の最大要因の一つに違いない」と、フィンク氏は語った。
供給プロセスに損害
世界第3位の経済大国の、2番目に大きな要素は貿易だ。
2009年の国内総生産において、輸出は13.5%、輸入は12.7%を占める。
商品価格の高騰によって輸入コストが増加した一方で、巨大な地震と津波が輸出に大損害を与えた。
3月の日本の貿易黒字は、昨年同月と比較して34.3%下落した。
「輸出側の問題の一つは、生産ラインと供給プロセスの損害を回復するための格闘が続いていることだ」と、フィンク氏は語った。
「輸入側では、核燃料の供給減少を穴埋めするための、化石燃料の需要増加が、すぐに弱まりそうにない」と、同氏は付け加えた。
復興需要
しかし、再建に弾みがつくと、経済に好ましい影響を及ぼすに違いない。
ただ、それは年末になるまで起こりそうにない。
「第2四半期に成長がプラスに転じる見込みはないと思う」とフィンク氏は語った。
木曜日、中央銀行である日本銀行では、2日間の会議が始まり、金融政策が話し合われた。
「日本の経済力は徐々に衰退しつつある」と、白川方明日銀総裁は、火曜日の国会委員会審議で発言した。
アナリストたちによれば、これは、日銀が金融の超緩和政策を堅持する意思表示だ。
巨大地震が発生してから、日銀は経済を安定させるために、十億ドル単位(billions of dollar:投稿者)の資金を金融市場に注入してきた。
日銀は、景気刺激を促進するために、0.0〜0.1%という最低水準の政策金利を維持し続けると予想されている。
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(投稿者より)
今年第1四半期がマイナス成長となったことを伝えた、イギリスBBCサイトの記事です。発言部分は、テキストから日本語に直しています。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。
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