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2011年05月18日 11時54分54秒 | 金市場
■金市場では毎度の大手ヘッジファンドのETF保有動向に関心が集まる。すでに報じられているようにソロスは3月末時点で持ち高をほぼゼロ近くに落としていた。そうした動きは察知できた。直近では5月7日に書いたところでもある。むしろ足元でも同じような動きが続いていており、次回8月中旬にも似たようなニュースが流れそう・・・といってもソロスはもうメジャーな売り手としては出てこないが。
ソロスは今回SPDRゴールド・シェアを14.5トンほど売ったが、昨年9月にも少し(1.7トン)売りを出した経緯がある。いわゆる利食い売りということ。金鉱株の入れ替えも行っていた。結局、ソロスの動きは織り込み済み。
■むしろこの時期(1−3月期)にメキシコ中銀が93トン金を買っていたことからわかるが、需給の厚みの中に埋没するような売却量といえよう。金本体を保有するよりマネジメントリスクを取ってもいい環境になったとの判断と思われ、「モノやサービスを生み出す企業や資産に投資をしていく方がよっぽどいい(ウォーレン・バフェット、5月8日日経ヴェリタス)」という言葉と同様の判断ということか。
バークシャー・ハザウェイなどは、影響力が大きいこともあり金には乗れなかっただろうし、この水準ではなおさらということ。同社はかつて銀の保有で失敗した経緯もある。金を肯定することは、自らの他のポジションを考えても難しかろう。
■一方の雄ポールソンはETF保有状況に変化なし。すでに大株主のアングロ・ゴールド・アシャンティ株を買い増していた。
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