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3年後に未曾有の国内製造業リストラ・ラッシュで7割が失業 8割の国内マーケットを失い 7〜8割が海外
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/790.html
投稿者 sci 日時 2011 年 5 月 17 日 13:19:58: 6WQSToHgoAVCQ
 

このままでは既存雇用が7割、既存産業で8割喪失という可能性は否定できない
ただし規制や税制の改革があれば、そこまで悪化はしないし
新規の起業が生じればさらに成長も可能

http://diamond.jp/articles/-/12264
南 壮一郎 [株式会社ビズリーチ代表取締役] 
3年後に未曾有の国内製造業リストラ・ラッシュで7割が失業

社長公募も“人と企業のグローバル化”への布石
――ユーシン社長・田邊耕二氏【前編】

上場企業で異例の社長公募を新聞広告で行い、話題を呼んだユーシン。同社は“ビッグ3”をはじめ、世界の名だたる自動車メーカーにおいて、トップクラスのシェアを誇る日本の自動車部品メーカーだ。今、日本の製造業界はグローバル化が急務だ。というのも、かつて日本人にしか作れなかった物を、今や世界中の企業が作り始めているからだ。メイド・イン・ジャパンの不敗神話が過去の遺産となった今、グローバル化が進む世界市場で、日本企業はどんな人材を求め、どんな企業に生まれ変わろうとしているのか。ユーシン社長、田邊耕二氏に聞く。
30億の広告効果も!
1722名が応募した社長公募の機略
たなべ・こうじ
1934年2月1日生まれ。1956年4月日野自動車入社、1961年退社。1961年4月にユーシン入社、1965年2月同社取締役に就任。1976年2月に同社代表取締役専務を経て、1978年2月より同社代表取締役社長を務める。2006年7月同社最高顧問に就任。08年2月には、同社代表取締役社長に復帰し、現在に至る。

南 御社のグローバル改革路線のひとつとして、次期社長の公募は印象的でしたね。

田邊 英語を話せて、世界のこともよく分かる指導者の必要性から公募を行いました。条件は英語が堪能であり、年齢は30〜40代、待遇は年収3500万円以上というものでした。あちこちで話題を呼び、1722名もの応募がありました。中にはある国の日本大使の方もいましたね。その話題性から、30億円規模の広告効果がありました。

南 広告効果と公募のための周知を兼ねる、すごい戦略だと感じました。

田邊 ヘッドハンティングするより人材の質が高いです。自分で会社を辞めて来るわけだから、覚悟も違う。結果として、8割以上がTOEICスコア900点以上でしたね。

南 今回、社長を採用するにあたり、経営者の価値を判断する時に、一番重要になる判断要素は何でしょうか?

田邊 経営者がグローバルな価値観を土台としているかどうかがまず大切です。国内の価値観ではなく、グローバルな価値観で会社の存在意義を語れること、導けることが重要ですね。

南 グローバルな価値観で会社を導くには、どうすればいいのでしょうか? 
次のページ>> 外務省出身の八重樫氏を次期社長に選んだ決め手とは?

田邊 結局、経営の原点は、なるべく資金を効率よく膨らませることです。ある一定の資金を、一番大きな比率でどれだけ儲けさせるか、それこそが経営手腕です。企業の目的はあくまでもステークホルダーに還元することですから、やはり儲けなければならない。これは経済における世界共通言語です。いくら理屈を言っても、儲かっていなければ何も始まりません。
外務省出身の八重樫氏を
次期社長に選んだ決め手とは?
みなみ・そういちろう
1999年、モルガン・スタンレー証券に入社。2004年、幼少期より興味があったスポーツビジネスに携わるべく、楽天株式会社代表の三木谷氏に直談判し、楽天イーグルスの創業メンバーとなり、初年度から黒字化成功に貢献。 2007年、株式会社ビズリーチを設立。年収1000万円以上の転職市場に特化した、日本初の個人課金型・転職サイト「ビズリーチ」を運営。2010年、クーポン共同購入サイト「LUXA(ルクサ)」を開始。

南 今回の社長採用の選考はどのように進んだのでしょう?

田邊 1722名の応募から書類審査で70名に絞って面接、そして今申し上げた経営者としての要素があるかどうかを判断し、残った10名にディスカッションをしてもらいました。その中で成績順に役職を割り当てました。

南 社長に採用されたのは外務省出身の八重樫永規氏でした。会社の後継者であり、トップとして同氏を選んだ決め手は何だったのしょう?

田邊 役人だからという理由で採用したわけではありません。彼は長い海外経験があり、また、いろいろなプレーヤーと調整・開拓ができる交渉力があったからです。当社では、国内外の様々な自動車メーカーと交渉していかなければなりませんから。

 そして、彼のリーダーでありチームプレーヤーである資質を買いました。彼のルーツをひもといてみると、彼は東大卒のエリートキャリアですが、高校時代には野球部でキャプテンを務め、甲子園へ行っています。キャプテンをしていたぐらいだから、チームを大切にしながら人をまとめる力もある。

 もう一つ、経営者に必要な素養は、“地頭”の良さです。彼は、高校時代に野球でも全力を発揮し、さらに勉強時間が少ない中でも、東大に現役合格したのです。さらに外交官試験も一度でパスし、囲碁も五段を持っている。これは、タイムマネジメント力や能力開発を適材適所で行える地頭の良さを裏付けています。そして、彼は、経営者として最適だと感じましたね。営業統括と社内外のグローバル・コミュニケーションにおいて、その手腕を発揮してもらいたいです。
次のページ>> 国内製造業の7割が失業!?恐るべき未来への課題

南 そして今回同時に、ナンバー2も採用されましたね。

田邊 はい。東大工学部卒の元ソニー、それも外国経験が長い丸子秀策氏を採用しました。彼にはサプライチェーンの効率化を含めた社内の効率運営を担当してもらいます。そして次期社長の八重樫氏には国内外の自動車メーカーとの交渉や事業開発を担当してもらいます。このように2人の役割を明確に分けています。

南 今後もいろいろな方を外部から採用することになると思いますが、どういう方を採用したいとお考えですか?

田邊 今集めているのは幹部クラスです。よって、その次はその人の下で、次の世代の中心になっていくような人の採用と育成ですね。
国内製造業の7割が失業!?
恐るべき未来への課題

南 今、日本製品の国内市場弱体化や海外需要低迷などを目の当たりにして、経済のグローバル化がようやく実感として浸透してきました。これは製造業のビジネスにどんな影響を及ぼすのでしょうか?

田邊 日本はあと2年ぐらいしたら、失業者が溢れて大変なことになるでしょう。というのも、東南アジア、インド、そして中国が、車でも何でも技術的には作れるようになってしまったからです。そして日本では人件費が高いのに対して、インドでは月給6000円で雇うことができてしまうのです。日産がタイに製造現場を作ったこともその事実を物語っています。

 今後、製造現場の7割は海外に移転するでしょう。そうすると、日本の製造業には1000万人の労働者が従事しているので、700万人が失業するとこになりかねない。これは大きな社会問題です。さらに問題なのは、この未来の到来に、政府を含め誰も手の打ちようがないということです。
次のページ>> グローバル化で可能になる国内技術の世界展開

南 私は海外で育ったからこそ思うのですが、グローバルな視点を欠いた日本の仕事の仕方は、もはや世界では勝ち残れないと思います。どうすればグローバル市場で知的産業の上流域に立てるかが大きな課題ですよね。

田邊 やはり、まず終身雇用、年功序列がまだ大企業では消えてないという実態からの脱却が急務でしょう。私は10年前に両方共やめるつもりでしたが、情勢的に受け入れられなかった。よって、今回は社長公募をすることで強制的に行うことにしました。

 社員が会社の売り上げに繋がる仕事をしているかどうかが重要です。まずその確認を徹底しました。売り上げに繋がっている生産性の高い合理的な仕事時間を算出し、その時間が社員の持ち時間の何%にあたるかを個別に算出し、その値が50%以下の人はパフォーマンスが低いということがわかりました。

 結局、売り上げに対するコストの大部分はサプライヤーからの仕入れです。それが全体の75%を占め、この仕入れの部分は大きく変動しない。よって残りの25%を占める人件費をいかに合理化するかが企業に問われています。
グローバル化で可能になる
国内技術の世界展開

南 今回の社長の公募や人事は会社を本当の意味でグローバル企業にしていくための第一の施策といったところでしょうか?

田邊 そうですね。フォード、かつてのGM、ベンツ以外のドイツ車はすべて当社の部品が純正になっています。現在、クライスラーにもシェアが広がっており、ドイツもワーゲンやBMW、アウディにも純正で入っています。つまり、当社は海外でも技術的には完全に通用するという土壌があるのです。BMWについては来年には当社の製品が全体の5割を占めるようになりますね。また、もうすぐ、ヒュンダイが新しく入りそうです。今後、フィアットなどにもシェアを伸ばせたら、世界で1位、2位を狙えるレベルになります。

南 公募で集まった1700名の中で、まず2トップを決め、他にも数名の役員を採用されていますね?どんな役職に就かれるのでしょうか?
次のページ>> 製造業は、8割の国内マーケットを失う可能性も

田邊 当社にはトーソクという子会社があります。まだ国内販路しかないので、これを海外展開したいと考えているのです。トーソクは、一昨年の売上高が約30億円で、経常利益が15億円もある、非常に利益率の高い会社です。ヨーロッパでも同じようなマーケットがあるので、グローバル化して横展開すれば、世界規模でこの利益率で商売ができると考えたのです。よって、もちろん語学が堪能で、ヨーロッパでの海外経験のある方を選び、社長に就任していただくことになっています。
製造業は、8割の
国内マーケットを失う可能性も

南 10年前に社内の制度を変えようとした時に実現できなかったのは、社内の抵抗が大きかったからですか?

田邊 抵抗というより、習慣の問題でした。年功序列、終身雇用が習慣として染みついてしまっていたのが失敗の大きな要因でしたね。しかし、今回は社長公募をすることで強制的にやっていく。要するに、結果を出す人には結果に見合った給与を出すし、結果を出さない人にはそれだけの給与しか出さないことを社員に公言し、徹底的な成果主義を習慣化したかったのです。

 そして、成果主義の給料の算出方法を公開します。自分の給料がどのように算出されるというのが分かるようにするのです。つまり「給料=会社への貢献度」という因果関係を知った上で働いてもらうことを習慣づけるというわけです。

南 御社の役員の方々は、ほとんどが内部登用の生え抜きだったと思いますが、そういう方々は入社した時は終身雇用、年功序列であると認識していたと思います。しかし、何十年か経ったのちに、いきなり新しいシステムに沿った給与体系になってしまったと。その状況に直面した時、どういう反応でしたか?

田邊 これは問題かと思うのですが、目立った反応はありませんでしたね。むしろ、新しい環境に体がついていかなかった、という表現が正しいのかもしれません。
次のページ>> 英語、中国語ができない人は競争力を失う時代に

田邊 さらに、もう一つの重大な問題として、これまで国内需要が大きかった製造業において、英語ができる人材がほとんどいないということに危機感をもっていなかったことです。これからは、国内需要は今の2〜3割ぐらいに下がり、7〜8割が海外という時代がきます。

 つまり英語、中国語ができない人は、競争力を失う時代がすぐに来るのです。よって私は、3年後には社員の7割をリストラする予定です。当社だけではなく、同業はみなそうなると考えられます。もともと日本には自動車会社が12社もあったため、部品会社の数が多くなりすぎたのです。(後編に続く)
南メモ:
田邊社長によると、「製造業は7〜8割の国内マーケットを失う可能性がある。そのため、3年後には社員の7割をリストラする予定」とのこと。田邊社長のお話を伺い、日本のビジネスパーソンのグローバル化は、急務中の急務であることを改めて痛感しました。

※後編は来週5月24日(火)公開の予定です。
「グローバルへの即応力のない40代は、淘汰される時代」と主張する田邊氏。日本人として生き、世界をまたにかけるビジネスの中で「日本人らしさを超える宿命にある日本人」の姿に気づき、「“能力序列”の時代は、自分で自分にムチを打て」と看破する。これからのグローバル化を「産業は、競争の中でのみ、成長する」と標榜する後半も乞うご期待。  

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コメント
 
01. 2011年5月17日 13:25:35: Pj82T22SRI
成果主義は、客観的評価が難しいから、特に創造的仕事ではモチベーションを下げることになりやすく現実の運用は簡単ではない
単にバックオフィス的な業務領域でのリストラの手段としてしか使えないだろうが
過渡期は、それで十分ということか

02. 2011年5月18日 08:26:04: 9wOXZWQyQk
そうなんですよね。現在、日本でしか作れないものは殆ど存在せず、多くの国で同じようなモノが作れるようになってしまいました。
それだけでなく、原発や計画停電もありますからこうなってくると、国内で就職口を探すのは非常に厳しいと思います。
これからは英語が普通に喋れないと、就職も厳しいってことなのね。

03. 2011年5月18日 20:24:51: 2EP96Kj0DI
理想は分かる。
ただ、大竹文雄の『競争の原理』を読むと、結局日本人は、「競争が嫌い」なことが分かる。
 同様に、『タテ社会の日本人』は、やはり、日本人の本質で、変わりようがない。

 つまり、競争は嫌いだが、競争の結果、1歳でも年上の人が上司になれば、「自分を納得させられる」という、複雑な心理が日本人にあるのは事実だ。

 難しい。すごく難しい。だが、優秀な人(これは同期の中でも必ずいる)をそのチームの管理職(いちばん年上が条件)に採用することで、競争とタテ社会を共存させることは出来ないだろうか。

 何しろ、社長の年収が、新入社員の6倍程度の日本である。みんな平等が大すきだ。

 競争嫌いで、平等大すき、でもタテ社会。これをコラボレート、統合するようなやり方が、ベターではないのか?


04. 2011年5月18日 21:36:51: yxstEvnWG6
>>3
私の実感(経験してきたactuality)も、おっしゃる通りです。

ですが、日本のシステムは変わっていかざるを得ないし、日本人も変わるシステムに積極的に順応していこうとすると思います。

でないと、「(日本人は)競争嫌いで、平等大すき、でもタテ社会。これをコラボレート、統合」出来るのは日本人以外という帰結になってしまいます。


05. 2011年5月19日 07:52:58: 2EP96Kj0DI
 実力主義=能力主義は、やはり、日本人と相容れない。富士通の失敗は経営学では常識になってしまった。

 世界に通用しないのはわかるが、日本は外需1〜2%、内需98〜99%の内需大国。しかも、製造業の割合は、16%ほど。あとは1%もない一次産業と三次産業。

 三次産業は、基本的に輸出輸入はできない(サービスは非貿易財)。

 世界のスタンダード(といってもアメリカとか、シンガポールとか、香港程度で、ヨーロッパは全く違う)の経営方法を日本に導入するのは構わないが、それが全産業に波及とはやはりならない。「株式会社ビズリーチ」のような例は、やはり少数派にとどまる。

 


06. 2011年5月19日 09:57:31: ytADPNKAss
欧米のスタンダードと違って当たり前
会社もそれぞれ違う文化を持っている

必要なのは 翻訳 だと思われる


07. 2011年5月19日 20:38:13: Pj82T22SRI
>日本は外需1〜2%

輸出至上主義やモノヅクリニッポン論は勿論、誤りだが、
逆に純輸出のGDP比だけを見ても、だめだ

輸出対GDP比 〜15% 貿易対GDP比率 28%で
今後、内需が減少していくのは確実だから
ハイテク産業は利益率が高く、賃金も高かったから
今後、さらに空洞化で外需が縮んでいくと、
日本経済は、国民の実質所得の面で、かなり厳しいことになる

三橋などは純輸出だけに着目して外需を軽視しているが
実際に海外での売上が激減したリーマンショックのときの
雇用ショックを見れば、明らかだろう

http://www3.ocn.ne.jp/~rust/doc03/gaiju3.html
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_02.html


08. 2011年5月19日 21:55:41: 2EP96Kj0DI
>輸出至上主義やモノヅクリニッポン論は勿論、誤りだが、
逆に純輸出のGDP比だけを見ても、だめだ
輸出対GDP比 〜15% 貿易対GDP比率 28%で
今後、内需が減少していくのは確実だから
ハイテク産業は利益率が高く、賃金も高かったから
今後、さらに空洞化で外需が縮んでいくと、
日本経済は、国民の実質所得の面で、かなり厳しいことになる


 輸出増=輸入増なので、日本の輸入も14%程度ある。
GDPは消費+投資+政府+輸出から、輸入を引いたもの。輸出が増えても、輸入も必ず増える。貿易黒字=外需は、儲けではない。

 貿易黒字=資本赤字だから、海外資産増のこと。海外資産が増えても、国内には還元しないカネ。輸出は企業の儲けだが、貿易黒字は儲けではない。

 日本は内需国であり、その78%ほどは、第3次産業。

>今後、内需が減少していくのは確実

 人口減でも、内需が減るわけではない。GDPは@労働A資本B生産性で成り立つ。この中で、もっとも成長率に影響を与えるのは、B生産性。B向上により、今後2035年までの予測では、GDPが減るとは、考えられていない。


09. 2011年5月20日 01:03:52: Pj82T22SRI
>>08
リーマン外需ショックのときの雇用激減はスルーか

現実を見た方がいい


10. 2011年5月20日 06:39:19: 2EP96Kj0DI
>>08
リーマン外需ショックのときの雇用激減はスルーか
現実を見た方がいい

リーマンショックまでの2004年〜2007年は、「戦後最大の好景気」時。だが、国民にその実感はなかった。

 それは当たり前で、GDPの消費+投資+政府+(輸出-輸入)の(輸出−輸入)=純輸出(貿易黒字増大)で伸びただけ。

 貿易黒字=資本赤字で、海外資産増のこと。外国の土地や、株や、債権や、外貨準備増大のこと。日本国民の生活に直接関係するものではない。というか、これらは、「日本国内に回るカネ」ではない。

 だから、貿易黒字(資本赤字)だろうが、貿易赤字(資本黒字)だろうが、GDPが成長することとは、関係ない。(寄与はとうぜんあるが、GDP増だから、貿易黒字増ではないという意味において)

 実際、米・英・仏(5年)・伊・豪は、この10年、ずっと、貿易赤字国だが、みな経済成長(GDP増)し続け、1人あたりGDPでは、全て日本の上。貿易赤字(資本黒字)と経済成長は、何の関係もない。「GDP増だから、貿易赤字増」にならないことが分かる。

 しかも貿易黒字(資本赤字)は、日本のGDPの1%程度。これが増えただの減っただの、一喜一憂する意味がわからない。「黒字だからもうけ、赤字だから損」という、誤謬に基づいているから、大騒ぎになるだけ。

 事実は、上の通り。


11. 2011年5月20日 14:15:53: Pj82T22SRI
>>10
リーマンショック前の話ではない

繰り返すが純輸出(貿易収支)自体は問題ではない
問題は、リーマンショックのように輸出(特に欧米向けの高付加価値の外需)が減ると、関連内需も減少し、多くの雇用が失われ、個人消費も下落することにある


12. 2011年5月20日 14:24:10: Pj82T22SRI
言うまでもないと思うが、
ここでは経済学における外需=輸出-輸入ではなく、
世俗的によく使われている輸出総額を外需として定義しているのは
文脈から理解できると思う

13. 2011年5月20日 15:38:15: nYq1vfoaaw
>リーマンショック前の話ではない

 リーマンショック前が、ファンダメンタルに基づかない、異様な外需依存の状態だったのです。
 そのバブルがはじけたのが、リーマン・ショックです。齋藤誠「競争の作法」参照
 市場メカニズムから、かい離した円安で、「輸出増」ですが、短期はともかく、長期にはそんな「無理」な輸出増は、はじけてしまうことが、容易にわかります。
 特に同書では、「生産台数世界一」を目指したトヨタに、何の意味があったのかを問うてます。
 そもそも、「輸出」で伸ばした、2004〜2007GDPは、国民を豊かにはしなかったし、なぜそんなに「輸出」を伸ばして、こけて、おまけに日本のGDPを縮小させてしまった(短期は伸びたが、長期的には意味のないことだった)のか、ということが課題です。
 輸出に振り向けた人・カネ・生産性は、本来、日本の内需のために使用されるべきではなかったのか?ということです。投資効率を「ゆがめて」しまっていたのではないかとも言えます。

>ここでは経済学における外需=輸出-輸入ではなく、世俗的によく使われている輸出総額を外需として定義

 輸出が増えれば、輸入も増え、輸出が減れば輸入も減ります。輸入はGDPの控除になります。


14. 2011年5月20日 23:29:17: hj5sogWyEs
グローバル化や国際化を言いだしてから日本がおかしくなったのは過去を振り返れば明らかなのにw
プラザ合意以降の改革の中味や政府・マスゴミの掛け声を未だに言ってるのかw
もうそんなインチキでは誤魔化されんよ。
むしろ逆だろう。
日本型経営、日本株式会社に戻すべきなんだよ。
それで世界一になったんだからな。
日本の低迷はやっちゃいかん構造改革をやったからに決まってるだろうが。
戦後の経済史を振り返ればイイ。
構造改革(グローバル化や市場原理主義化)をやった結果がこの惨状だと言う事をイイ加減認めろや、売国奴どもが。
お前らの説く因果関係は全て逆だろうが。
構造改革の進展度と日本の競争力、成長率の低下をグラフにしてみろや。
時系列で追ってみろ。
誰が見ても明らかじゃねえか。
インチキ並べてミスリードしてんじゃねえぞ、カスども。

15. 2011年5月22日 05:11:41: 4WV2HM1H9Y

14さんに賛同。

グローバル化、規制緩和、構造改革、どれもまやかし。

実力主義もそうだが、コンサルがフィー欲しさに目新しく感じる事をもっともらしく理屈付けして、後は野となれ山となれ。
希望を抱かせるには持って来い、目先は成長するが、直ぐに自らの首を絞めていく結果となる。
100年前のグローバル化を検証すれば、答えは明らか。
世界中でデフレが進み、行き着いた先は世界大戦、それによる生産設備の破壊によってようやく需給ギャップがリセットされた。
その後にアメリカが世界一になったのは、国土が戦場とならす、世界中で唯一、工業生産設備が残されたのが最大の要因だ。

バブルまでの日本は、世界で唯一成功した社会主義と揶揄されたが、それの何が悪いのか?
富の再配分が機能し、シェアリングが国を国民を豊かにしていた。
団塊の世代を中心とした欧米コンプレックスや、異端・異質を恥と考えるような精神性こそが最大の問題点、問題の本質であり、安易に世界に振り回されず自信・自覚を持つべきだ。

世界トップレベルの日本の高技術は、ガラパゴスだからこそ産まれたものが多くを占めている。

目を覚まそう、日本人よ。


16. 2011年5月23日 11:07:19: KjwaFAFoyI

まさ。困るのは金持ちだけなんで。江戸時代ぐらいの自給自足社会を
目指すべきだろう。

もちろん、電気もガスも有るんだから極端に貧民化するわけじゃない。
キャンプ場に遊びにいったぐらいの不便さだ。近くにコンビニがある程度の
不便さね。

単に覚悟の問題だろ。家族3人なら、2DKで十分生きていける。
まあ、国民の30%は現状の生活レベルとなんら変わらない世界になる
だけなんだが。ヒルズ族とかは涙目。ワロス.


17. 2011年5月24日 05:07:01: E6Zk2dLmb6
まあポルトガルぐらいに成り下がるぐらいなら痛くも痒くもないわ。

18. 2011年5月25日 08:45:18: 2EP96Kj0DI
やっぱり日本人は、平等(みんな一緒)が好き。
 そして、「一攫千金」より、「安定」を望む。

 「終身雇用」「年功序列賃金」は、日本の宝だった。理論ではなく、「実感・実体・実践」を繁栄していた。

 ぎすぎすした社会は嫌だ!


19. 2011年7月31日 22:12:22: WyXNYsO84w
偉そうこといっているが木村剛のように潰れる可能性も十分ある。

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