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(http://media.yucasee.jp/posts/index/7617/2)
東日本大震災は多くの死者を出し甚大な被害をもたらしたが、そうした中で、富裕層の資金の海外移転、さらには海外居住を含めた志向が強くなっている。専門家の元には、震災前と比べて5倍のペースで相談が舞い込んでいるそうだ。しかも、これまで海外に無関心だった富裕層まで、急に関心を寄せるようになっているという。海外資産移転の相談は震災前の5倍に・・
「日本人の富裕層の考え方も今回の震災でかなり変わってきています。具体的には、これまで日本に根ざしてビジネスを行い、海外に資産を出すことを全く否定した保守的なオールドマネー系の富裕層の中にもさすがにすべての事業や資産を日本に置いておくことに対して非常に心配になっています。税金の問題ではなく、カントリーリスクの高まった日本にすべての資産を置くことへの不安です」と・・
日本PT=永遠の旅行者(パーマネントトラベラー)研究の第一人者でもある、木村昭二氏が語る。
■日本だって安全とは断言できない
「平和ボケ」と日本人は言われることもある。実際には、どこの国で生活を送るにしてもそれ相応のリスクは存在する。そのことを普段の平和な生活の中で忘れていたが、この大震災で深く記憶に刻まれたことだろう。
「カントリーリスク」。この概念をしっかりと認識したのか、木村氏の所に相談に来たのは海外とはあまり縁がなかったオールド層や、英語があまり得意ではない人も含まれていたという。
■今時、海外口座くらいは
長年住み慣れた日本をただちに離れるということは考えにくいもの。だが、今すぐにできる備えは何かと言えば、自身の資産の一部を海外に移すことだ。以下は木村氏のもとに相談に訪れた富裕層の、資産の海外移転の割合を整理してみた。
【ケース1】今まで海外口座は全く持たず、海外に財産を持つ必要はまったくないと考えていたオールドマネー系の富裕層の例
海外口座なし ⇒ 開設して2、3割を送金
【ケース2】海外口座を保有し少し海外に資金を保有している保守的な富裕層
資産の1割 ⇒ 3割程度に増額+海外口座を別の銀行でも新たに開設
【ケース3】海外口座を複数持ち積極的に海外でも資産保全している富裕層
資産の3割 ⇒ 5割程度に増額する
震災が発生してすでに2カ月が経過した現在までに、富裕層の間ではこうしたことが行われているのだ。(以上抜粋)
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