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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20964320110506
ギリシャ、ユーロ圏離脱し独自通貨を再導入する可能性示唆=独誌
2011年 05月 7日 01:21 JST
米雇用統計:識者はこうみる
アルカイダ、ビンラディン容疑者の死亡を確認
焦点:ビンラディン容疑者の殺害、残される適法性の議論
4月米非農業部門雇用者数は11カ月ぶり大幅増、民間部門が押し上げ
[ベルリン 6日 ロイター] 独シュピーゲル(電子版)が6日報じたところによると、ギリシャは、欧州委員会と他のユーロ加盟国との過去数日間の協議の中で、ユーロ圏を離脱する可能性を示唆した。
ユーロ圏財務相は6日夕方にルクセンブルクで緊急会議を開き、ギリシャの債務問題について話し合う予定で、議題には債務再編の可能性も含まれるという。
シュピーゲルは「(ギリシャ)政府はユーロ圏を離脱し独自通貨を再導入する可能性を示唆した」と伝えた。情報源は明らかにしていない。
ギリシャのユーロ圏離脱協議されていない、愚かな考え=ユーログループ議長
2011年 05月 7日 07:59 JST
[ルクセンブルク/アテネ 6日 ロイター] ユーログループのユンケル議長(ルクセンブルク首相)は6日、ルクセンブルクでこの日開催したドイツ、フランス、イタリア、スペインの財務相による会合では、ギリシャのユーロ圏離脱および債務再編の可能性について協議されなかったと言明した。
議長は会合後に記者団に対し「ギリシャのユーロ圏離脱については協議していない。それは愚かな考えだ。われわれは決してそうした選択肢を選ぶことはない」と主張した。また「債務再編の選択肢についても排除している」と述べた。
会合では、ギリシャ問題全般も含め、主要20カ国・地域(G20)関連の議題について協議したという。
議長によると、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁、欧州委員会のレーン委員(経済・通貨問題担当)も会合に出席した。
一方、ギリシャ財務省は、パパコンスタンティヌ財務相が会合に出席し、ギリシャの経済状況などを含む問題について意見交換したとの声明を発表した。 「ギリシャがユーロ圏にとどまるかどうか議題に上がったり、協議されたりしたことは絶対にない」と主張した。
これに先立ち、独シュピーゲル(電子版)は6日、ギリシャが欧州委員会と他のユーロ加盟国との過去数日間の協議の中で、ユーロ圏を離脱する可能性を示唆したと報じていた。
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【NY市場】強い米雇用統計をギリシャの報が完全に打ち消す
2011/05/07 (土) 06:35
6日のNY市場、この日発表になった米雇用統計が予想外に強い内容となったことから、序盤はリスク回避の雰囲気が一服し、円相場は円安の動き、ユーロや資源国通貨も買戻しの動きが見られていた。しかし、後半になって、ギリシャ関する報道で、懸念が強まり、ユーロを中心にリスク回避の動きが強まった。
その報道とは、独シュピーゲル誌によるギリシャのユーロ離脱の可能性が上昇しているというもの。ユーロ圏財務相と欧州委員会が夕方に会談を行い、ギリシャの短期的な債務再編について討議されるとしている。内容次第ではギリシャ政府がユーロ離脱を検討する可能性が高まっていると伝えた。
ギリシャ財務省やユーログループは報道を完全否定したものの、市場は敏感に反応し、ユーロは売りが止まらない状況となった。
ユーロドルは一時1.4315近辺まで下落し、きょうも高値から200ポイント超下落している。円相場もユーロ円中心に円高の動きが強まり、ユーロ円は115円台前半まで下落する場面も見られた。一方、ドル円は相対的にドル買いも見られ、80円台を維持している。
きょうは米雇用統計の上げをギリシャ関連の報が完全に打ち消してしまった形となった。
◆売りたい時に都合のよい理由
ドイツのシュピーゲル誌によるギリシャの報道をきっかけに、ユーロは売りが加速している。過剰とも言えるぐらい敏感に反応していたと言えよう。
ただ、前日のトリシェECB総裁の会見をきっかけに、来月の利上げ期待は後退したとはいえ、7月以降の早期利上げが有力視されているユーロだけに、上昇トレンドが終了したと見ているプレイヤーはまだ少ないだろう。
エネルギー価格高騰により、個人消費にブレーキがかかり、景気回復のスピードが当初よりも鈍化するのではとの懸念も台頭する中、過熱感もあったユーロのロングを一旦解消し、利益を確保しようとう動きが加速したように思われる。そのような背景の中、きょうのシュビーゲル誌の報道は都合のよい理由だったのかもしれない。売りたい時に売りたい理由を探す。マーケットにはよく見られる光景ではある。
(Klugシニアアナリスト 野沢卓美)
6日の米株式市場:ダウ54ドル高
2011年 5月 7日 8:50 JST
【ニューヨーク】6日の米株式市場は4月の非農業部門雇用者数が予想以上に増加したことを好感して上昇、ただしギリシャのユーロ圏脱退懸念によって上昇幅が抑えられた。
NYSE Bloomberg News
ニューヨーク証券取引所
ダウ工業株30種平均は前日比54.57ドル(0.4%)高の1万2638.81ドルで引けた。食品大手のクラフト・フーズがアナリストの予想を上回る第1四半期売上高と利益を発表したことで2.1%上昇し、ダウ平均銘柄中最大の上げ幅となった。
ナスダック総合株価指数は12.84ポイント(0.5%)上げ、2827.56で取引を終えた。S&P500種は5.10ポイント高の1340.20で、すべてのセクターが上昇して引けた。
週間ベースでは、ダウ平均は1.3%、S&Pは1.7%、ナスダックは1.6%それぞれ下落し、いずれも、それ以前の2週間連続上昇にストップがかかった。株式市場の下落と同時に、過熱が懸念される商品市場も今週は大幅に下落した。
ただ、「フラッシュ・クラッシュ」からちょうど1年経ったこの日、米政府発表による4月の非農業部門雇用者数が市場予想の18万5000人増を上回る24万4000人増となったことで市場には安心感が広まった。民間部門の雇用は過去5年間で最高の伸びを示した。
アルパイン・ミューチュアル・ファンズの最高投資責任者、スティーブン・リーバー氏は、「直近の雇用データは持続的な雇用が難しいことを示していた。今回のニュースは改善といえる」と指摘した。
家計調査に基づく米失業率は3月の8.8%から4月には9%となり、9.8%を記録した昨年11月以来、5カ月ぶりの悪化となった。エコノミスト調査では、失業率は横ばいが予想されていた。
独誌シュピーゲルのオンライン版が、ギリシャがユーロ圏脱退の可能性を示したと報道したことで、その後すぐにギリシャ政府高官が報道を否定したにもかかわらず、米国株式市場では前半の上げ幅が縮小した。
記者: DONNA KARDOS YESALAVICH and KRISTINA PETERSON
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