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雇用が予想以上に強かったから、リスク選好気味に動いているが、アジアでは下落
これが継続すると見るのは難しいか
2011/05/06 (金) 22:03
4月の米雇用統計、民間部門雇用者数は26.8万人増と市場予想20万人増を大幅に上回った。2006年月以来最大の伸びとなった。セクター別では小売が5.71万人増と3月の3200人減から大きく改善、2000年4月以来の大幅増となっている。米消費の回復を裏付ける内容となった。製造業も4.4万人増と3月の3.7万人増から増加した。政府部門は2.4万人減と減少傾向が定着している。一方、失業率は9.0%へと上昇している。家計調査によると労働人口は1.5万人の微増。就業者は19万人減、失業者数は20.5万人増と悪化していた。平均週間労働時間は34.3時間と横ばい、時間当たり賃金は22.95ドルと3月の22.92ドルから増加した。
(ニューヨーク 6日 ロイター)
米雇用統計こうみる:全般的にプラスの内容、一定の増加ペースの持続を示す=IFR
2011年 05月 6日 22:19 JST
<IFRエコノミクスのエコノミスト、デイビッド・スローン氏>
部門別で小売の雇用者数が約5万7000人増と大きく増加した理由について、復活祭(イースター)が前年よりも遅い4月下旬にずれ込んだことが数字を誇張させたのではないかとの疑問が生じるかもしれない。しかし、4月の自動車やチェーンストア統計が良好な内容であったことを踏まえれば、小売り部門の増加数が大きく歪められたとは言い切れない。
また、小売を除くベースでも、一定の雇用増加ペースが持続していることを示している。
失業率が9.0%と、前月の8.8%から上昇したことは失望的だ。しかし、時間当たり賃金の伸びなどを考慮すると、今回の雇用統計は全般的にプラスの内容で、失業率の上昇のみが目立った弱い点と言えるだろう。
東南アジア株式=軒並み下落、バンコクでエネルギー株安
2011年 05月 6日 22:15 JST
[コロンボ 6日 ロイター] 6日の東南アジア各国株式市場の株価は、軒並み下落した。バンコク市場.SETIは2.1%値下がりし、5週間ぶりの安値引けとなった。原油安を受けて、エネルギー株が下げを主導した。
ジャカルタ市場.JKSEは0.46%安と1週間以上ぶりの安値、シンガポール市場.FTSTIは0.33%安、クアラルンプール市場は0.37%安でそれぞれ終了した。マニラ市場.PSIは0.7%安、ハノイ市場.VNIは1.37%安。
出来高は、バンコク市場が30日平均の1.62倍、ジャカルタ市場は1.36倍だった。
海外からの資金の流出入では、クアラルンプール市場が4350万ドルの純流出、バンコク市場が1億1500万ドルの純流出。ジャカルタ市場は値下がりにもかかわらず2790万ドルの純流入だった。
バンコク市場では、5日の原油相場急落を受け、エネルギー株指数が3.6%安となった。
タイ石油会社(PTT)(PTT.BK: 株価, 企業情報, レポート)は3.9%安、傘下のPTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)(PTTE.BK: 株価, 企業情報, レポート)は4.5%安、PTTケミカル(PTTC.BK: 株価, 企業情報, レポート)は5.1%安。
一方、キム・エン証券(KEST.BK: 株価, 企業情報, レポート)は6.9%の逆行高。マレーシア金融最大手マラヤン・バンキング(メイバンク)(MBBM.KL: 株価, 企業情報, レポート)による株式公開買い付け(TOB)の提案額が、1株16バーツと市場価格を上回った。
原油安で燃料コストが低下するとの見方から、タイ国際航空(THAI.BK: 株価, 企業情報, レポート)とシンガポール航空(SIAL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は3.3%と2.6%それぞれ下落した。
このほか、第1・四半期の純利益が13%減となったシンガポールの大華銀行(UOB)(UOBH.SI: 株価, 企業情報, レポート)は1.6%安。マニラ電力(MER.PS: 株価, 企業情報, レポート)も1.6%安。
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