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ソニーの情報流出に進展? ハッカー集団「アノニマス」とは
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110506/dms1105061149001-n1.htm
2011.05.06 夕刊フジ
「プレイステーション」などソニーのネットワークサービスから流出した個人情報は最大で1億件超とみられ、カナダで840億円の訴訟が起こされるなど波紋を広げている。窮地のソニーが関与をにおわせるのが国際ハッカー集団「アノニマス(Anonymous=匿名)」。その正体は?
ソニーへの訴訟ラッシュは歯止めがかからない。ソニーのゲーム機や電子書籍端末を利用するカナダの女性がソニーを相手取り、総額10億カナダドル(約840億円)以上の損害賠償を求める訴訟を起こした。個人情報が悪用されることを懸念しているという。
一方のソニーは不正侵入によって情報を盗まれた「被害者」との立場を強調している。米下院エネルギー・商業委員会小委員会に提出した書簡で、サーバーへの侵入者の特定には至っていないとしつつも、「アノニマス」名のファイルが見つかったと明らかにした。
アノニマスは、標的のサイトに大量のデータを送り付けてサービス停止に追い込む「DoS攻撃」などを得意とし、内部告発サイト「ウィキリークス」との取引を停止したクレジットカード会社大手のマスターカードや米ネット販売大手のアマゾンなどにハッカー攻撃を仕掛けたり、中東の民主化革命が起こったエジプトやチュニジアの政府当局のサイトにDoS攻撃を展開した。
ソニーとの絡みでは、同社が著名なハッカーを法的措置に踏み切ったことに抗議し、ソニーを標的にすることを宣言している。
ITに詳しいジャーナリストの西田宗千佳氏は「アノニマスは組織化された集団ではなくネットを自由に使いたいという考えに同調した不特定の人たち。中核メンバーは高度なハッキング技術を持っていると思われるが、末端は重役の個人情報を明かしたり、座り込みをしたりと掲示板ユーザーのいたずらレベルの攻撃も多い。今回の情報流出も中核メンバーの犯行か便乗犯なのかは分からない」と指摘する。
不特定多数の見えない敵との戦いでは企業は苦戦を強いられるが、「これからこうしたケースが増えてくるだろう。個人情報を保有する企業のリスクは一段と高くなる」(西田氏)。
ほかの企業もおちおちしていられない。
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