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石油流出で倒産しかかった英石油大手BPも復活。
石油流出も絶好の買い場だったようです。
◆英BP、1〜3月純利益17%増 値上げ奏功(日経) 2011/4/27 19:38
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0E5E2E68B8DE0E5E2E6E0E2E3E39494E0E2E2E2;at=DGXZZO0195577008122009000000
【ロンドン=松崎雄典】英石油大手BPが27日発表した2011年1〜3月期決算は、純利益が前年同期比17%増の71億2400万ドル(約5800億円)だった。原油の販売価格が3割上昇して採算が改善、在庫評価益が利益を押し上げた。
生産や開発の上流部門の営業利益(在庫評価益を除く)は2%増。石油や天然ガスの生産量はメキシコ湾での原油流出事故後の資産売却の影響で1割低下したが、価格上昇が寄与した。精製や販売の下流部門の営業利益は2.9倍になった。
メキシコ湾事故の関連費用は4億ドル弱と、年間で409億ドルを計上した2010年に比べ大幅に減少した。
◆英BP、配当復活へ-昨年10-12月期決算は前年比30%増益(WSJ)
http://jp.wsj.com/Business-Companies/Earnings/node_178593/%28key%29/ef2cbf77bd10f4220cc299f498cea8a8
【ロンドン】英石油大手BPが1日発表した昨年10-12月期(第4四半期)決算は、純利益が前年同期比30%増加した。石油とガス価格の上昇が寄与した。同社はまた、四半期配当を1株当たり0.07ドルで再開すると発表した。メキシコ湾の海洋掘削リグ、ディープウォーター・ホライズンからの原油流出に関連したコスト支払いのため、同社は昨年、四半期配当の支払いを停止した。
BPの昨年10-12月期純利益は55億7000万ドル(約4530億円)と、前年同期の43億ドルから増加した。同期の売上高は前年同期比14%拡大し、839億9000万ドルとなった。前年同期は736億4000万ドルだった。希薄化後1株当たり利益は0.2928ドル。前年同期は同0.2264ドルだった。
ただ、BPの昨年10-12月期の特別項目を除く在庫評価換え後の純利益(再取得原価純利益)は43億6000万ドルと、前年同期の同43億8000万ドルから小幅縮小した。同社は精製能力を大幅に縮小するとともに、新たな探索機会の模索により、短期的な低迷を乗り切る意向だと明らかにした。
BPのロバート・ダドリー最高経営責任者(CEO)は発表文で、「当社が認識している変更を実行に移すなか、2011年は回復と強化の年となる」と表明。「当社事業を調整し、再編する機会の年にもなる」と続けた。
BPは新興諸国での急成長燃料市場に焦点を絞るため、米国での精製施設の半分を売却する計画だと明らかにした。BPの広報担当者は、こうした売却により、「BPは世界の競合の中で最小の製油企業となり、精製能力全体が約5分の1縮小する」と明らかにした。
BPはまた、広く予想された通り、昨年6月に停止した四半期配当の支払いを1株当たり0.07ドルで再開すると発表した。メキシコ湾沖での原油流出前のBPの四半期配当額は、1株当たり0.14ドルだった。
BPの10年度通期決算は35億ドル9000万ドルの純損失を計上した。通期での損失計上は1992年以来初。メキシコ湾沖での原油流出関連の巨額コストの償却が響いた。この額は昨年10-12月期に10億ドル拡大し、総額409億ドルとなった。
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