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東電、厳しい資金調達「2兆円いずれなくなる」 ← 東電の値上げ予告です!!
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/536.html
投稿者 jesusisinus 日時 2011 年 4 月 18 日 13:30:47: veLsqfdw2ggms
 

日本の報道もKYだと読めない時代になってきました…

東電は、現在電気料金の値上げを検討中であり、目下、様子見の状況だそうです。

まあ、東電自身が考えているのか、官僚が考えているのかは、どちらとも言えないが、読売新聞が書いているところを見ると、後者か?

「電気料金値上げやむなし」という雰囲気を醸成させようと、ただ今、画策中(情報工作中)です。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
東電、厳しい資金調達「2兆円いずれなくなる」

読売新聞 4月18日(月)9時55分配信
 東京電力は17日、今後6〜9か月で福島第一原発事故の収束を図る工程表を発表したが、収束までの期間が長引くほど、原子炉を安定させるための設備費用だけでなく、賠償金の支払いなど必要な資金が膨らむ。

 事故が収束しても農業や漁業の風評被害などで賠償額がさらに膨らむ可能性がある。東電は、社債による資金調達が難しくなっており、政府は賠償策の枠組みを早急に決める必要がある。

 ◆創業以来の危機◆

 勝俣恒久会長は記者会見で「創業以来最大の危機」と述べ、経営が非常に厳しい状況にあるとの認識を示した。

 東電は、地震発生直後に、大手銀行などから約2兆円の緊急融資を受け、当面の資金繰りにめどをつけた。しかし、原発に代わる火力発電所やガスタービン発電の設備費用や、当面の原発の安定化の費用などで「手持ちの2兆円はいずれなくなる」(証券関係者)との見方が出ている。

 ◆資金負担◆

 福島第一原発の被災者への賠償金の仮払いが始まることで資金繰りはさらに厳しくなりそうだ。当面、1世帯あたり100万円(単身世帯は75万円)の仮払いだけで総額500億円かかる。避難の長期化でさらに複数回の仮払いが必要になる可能性が高まった。

 金融界では、「東電は今後1年間で、社債の償還や借入金の返済だけで1兆円強が必要」(大手証券会社)とみられている。東電の格付けは下がっており、新たに社債を発行して資金調達できるかどうか不透明だ。地震直後に2兆円の融資に応じた金融機関も政府保証なしに追加融資に応じることは難しそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110418-00000063-yom-bus_all  

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コメント
 
01. 2011年4月18日 14:27:32: cqRnZH2CUM
>東電の値上げ予告

もしくは政府への税金投入要求だな


02. 2011年4月18日 14:28:33: cqRnZH2CUM
具体的には東電社債への政府保証要求ということだろう

03. 2011年4月18日 14:29:35: cqRnZH2CUM
いずれにせよ最終的には、納税者と消費者が負担することになる

04. 清水次郎 2011年4月18日 15:46:52: 7cbvdAW.htGNQ : e9b6eJydBc
原発は東電の所有物だが、今度の事故原因は地震による津波。保険会社も保険金支払いを拒否するなかで東電の責任をどこまで追及できるのか?
場合によっては原発そのものの欠陥が発覚することも考えられる。となると、GE、日立、東芝。今回は不思議と東電だけが矢面にたたされているが、ほかにも責任を
追求されるべき企業、団体があるはずだ。

05. 2011年4月19日 00:03:22: lzfXdij6fo
東電は電気事業の管理部門的な面が多いように思う。
保安・技術・研究等丸投げ部分が多かった為に、内部での把握が遅れ、対応が後手になり、今回の大惨事を招いたのではないだろうか?
だとしたら、電気料金や国からの莫大な開発資金等を含めた資金は一体何処に流れているのだろう。
エネルギー産業は国の根幹である。
東電のこういったお役所的な業務内容であれば、国内の電力会社は全て国有化し、国家管理すべきではないか?

06. 2011年4月19日 04:12:24: 4WV2HM1H9Y

またもや、恥知らず菅政府と東電の出来レースだな。

↓この記事を読むと、

やはり、輪番停電、夏の電力不足も、利用者を困らせ、原発および自分達の延命のための演出と考えざるを得ない。


http://www.news-postseven.com/archives/20110418_17850.html

※週刊ポスト2011年4月29日号

「揚水発電」をカウントすれば原発なしでも夏の電力間に合う

菅直人・首相は震災発生から1か月と1日後の記者会見(4月12日)で、こう力を込めた。

「原子力事故が起きて以来、政府の責任者である私が知ったことで、都合が悪いから隠すようにといったことは一切ありません」――震災以降、批判を恐れて滅多に会見しようとしなかった「国を操る人」の言葉は、真っ赤な嘘だった。

本誌『週刊ポスト』はそのことを示す1枚の極秘資料を入手した。しかし、それが示す事実は国民には公開されていない。

資料には、『東京電力の設備出力及び地震による復旧・定期検査等からの立ち上がりの動向』と表題が記されている。東京電力のすべての原子力、火力発電所や水力発電の出力、被災状況、7月末までにどの発電所の何号機が復旧するかの見通しが一覧表にまとめられたものだ。資源エネルギー庁が官邸や政務三役、与党幹部などへの電力制限の説明資料として作成したもので、右肩に「厳秘」と入っている。

資料からは、大地震前後の東電の発電能力の変化が一目でわかる。震災前には5200万kWの供給力があったが、地震と津波で原発3か所をはじめ、7か所の火力発電所が全基停止し、3月14日時点では供給力は3100万kWに下がった。首都圏で計画停電が実施され、電車の大幅減便で通勤難民があふれたあの時である。

電力需要がピークを迎える7月末に向けて、定期点検のために休止していた東扇島や姉崎などの火力発電所はすでに運転を再開し、震災の被害により停止していた鹿島や常陸那珂の火力発電所も復旧して立ち上がる見通しだが、それでも供給力は4650万kWにとどまると記されている。

記録的猛暑だった昨年の電力消費量のピークは7月23日の5999万kW。東電の需給見通しによると、今年のピーク時電力はそれより低い「5500万kW程度」と予測されるものの、供給力が850万kWも不足する計算になる。政府や東電が「このままでは真夏の大停電が起こる」と喧伝するのは、この数字を根拠にしている。

ところが、資料を詳細に分析すると、7月の供給力には盛り込まれていない“隠された電力”がある。「揚水発電」の出力が計算されていないのだ。

「揚水発電」は、夜間の余剰電力を利用して下貯水池から上貯水池にポンプで水を汲み上げ、日中の電力消費の多い時間帯に水力発電をする仕組み。発電時間は上貯水池の水が空になるまでの数時間だが、首都圏の夏の最大電力は午後2時を中心とした5〜6時間である。揚水発電の役割は、まさにピーク時の電力を補うための非常用電源といえる。今のような停電危機にこそ有効に活用すべき設備なのである。

東電は日航機墜落事故現場で知られる御巣鷹山の地下500mをくり抜いた世界最大の揚水発電「神流川発電所」(現在は1号機47万kWが完成)をはじめ、多くの大型揚水発電所を持ち、資料によると出力は全部で1050万kWに上る。東電は「揚水発電を発電量に織り込めるかどうかは精査中です」(広報部)というが、エネ庁がこの揚水発電を使わないことにしているのは不可解すぎる。

ちなみに、通常、揚水発電は原発の夜間電力を使って水を汲み上げていると説明されているため、原発の多くが停止してしまえば使えないと誤解されている面があるが、それは違う。電気事業連合会も「原発でなくても、夜間の余剰電力があれば揚水は稼働できます」(広報部)と認めている。

そこで、東電の7月末の4650万kWに加え、揚水発電の1050万kWをフル稼働させると計算すると、7月末に使える東電の供給力は5700万kWになる。これならばピーク需要を賄うことが可能なのだ。

他にも、7月末までの稼働予定に入っていない鹿島共同火力発電所1号機(17.5万kW)、常磐共同火力発電所9号機(30万kW)などの復旧が進んでおり、供給力がもっと増える可能性も出てきている。

また、長期停止中の横須賀火力発電所も、8基中4基は稼働させる予定だが、残りの4基も早期に再開できるという指摘がある。

5500万kWというピーク時電力も毎日続くわけではない。1年のうち数日であり、東電の夏場の平日の平均最大電力は4800万kW(需給見通し)とされている。揚水発電を合わせた供給力なら900万kWも余裕がある。

資源エネルギー庁電気・ガス事業部の電力基盤整備課の担当者は、資料の存在を認めたうえで、「このデータは開示しているものではない。どこで入手したのか」と逆質問してきた。

――揚水発電を供給すれば、ピーク時の需要もまかなえるのではないか。

「使用を考えていないわけではない。が、揚水の出力1050万kWというのは最大値で、貯水池の水量の変化などによって、ピーク時に最大出力が使えるかは状況によって変わる。電力が足りない日が1日もあってはいけないと対応しているので、確実な電力だけしか供給力に計算していない」

官僚答弁の典型だ。だが、資料にはさらに目を疑う数字もある。東電の総供給能力は7800万kW。そのうち原子力は1820万kWだ。つまり、原発をすべて停止しても最大5980万kWの供給力があることになる。

現在、東電の原発は柏崎刈羽の1号機と5〜7号機が稼働(出力は4基で491.2万kW)しているが、停止中の火力が復旧すれば、柏崎刈羽の全炉を停止しても、「停電」はしないですむことを示すデータだ。

※週刊ポスト2011年4月29日号


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