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G20の標的は「大き過ぎて無視できない」7カ国−不均衡是正で監視  ECB追加利上げ予想 スペインの財政状況は改善
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/533.html
投稿者 sci 日時 2011 年 4 月 18 日 10:20:27: 6WQSToHgoAVCQ
 

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920011&sid=aE7vzbK3lHck
G20の標的は「大き過ぎて無視できない」7カ国−不均衡是正で監視 

4月18日(ブルームバーグ):米国や中国など7カ国は世界経済成長を阻害させないよう20カ国・地域(G20)から一段と厳しい監視に直面する。

  14、15の両日にワシントンで開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議は、7カ国をG20全体に占める経済規模が5%を超え、「波及する可能性が大きい」と説明した。監視対象国リストの作成は、国ごとに大幅な貿易赤字などの不均衡を特定し、世界の経済成長を阻害する前に是正策をまとめる計画の一環。

  G20はまた、中東・北アフリカの政情不安や日本の震災が経済見通しの不確実性を高めているものの、世界経済の回復は「広がりを見せており、より自律的なものとなっている」として、世界経済には最近のショックを吸収できる強さがあるとの認識を示した。

  シティグループのG10通貨戦略責任者、スティーブン・イングランダー氏(ニューヨーク在勤)は、監視対象に指名されたのは「大き過ぎて無視できない」国だと述べ、G20が「全参加国にとっての共通の原則を持つ状況に接近しており、共通原則を逸脱する国はドック行きを求められるだろう」と指摘した。

  イングランダー氏はまた、世界経済が米国の需要や中国の輸出などへの依存度を低めて不均衡を是正していく動きに伴い、新興国通貨の先進国通貨に対する上昇が促進される公算が大きいと予想。中国人民元の対ドル相場は今後1年で1ドル=6.18元に上昇するとの見通しを示した。先週は1993年以来の高値6.5290元を付けていた。

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo + kshugo@bloomberg.net  Editor:Masashi Hinoki記事についての記者への問い合わせ先:Simon Kennedy in Washington at skennedy4@bloomberg.net;
更新日時: 2011/04/18 09:15 JST


http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920011&sid=aU0cDlWuNEdk
ノボトニー氏:投資家のECB追加利上げ予想には「十分な根拠」(1) 

  4月17日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、オーストリア中銀のノボトニー総裁は、インフレ率が2008年以来の高水準に上昇したことを考慮すれば、年内の追加引き締めに対する投資家の予想は「十分な根拠に基づいている」と述べた。

  ノボトニー氏は16日のワシントンでのインタビューで、年内に0.5ポイントの追加利上げが実施されるとの予想について問われ、「具体的な数値についてコメントは避けたいが、そうした傾向は十分に理解されている。実際のタイミングは経済の状況次第だ」と述べた。

  トリシェECB総裁は今月の0.25ポイントの政策金利引き上げについて、連続利上げのスタートを必ずしも意味しないと発言していたが、ノボトニー氏のコメントは追加利上げの可能性を示唆するものだ。米連邦準備制度理事会(FRB)は事実上のゼロ金利政策を直ちに解除すると示唆していないため、ECBの追加利上げが、年初来でドルに対し8%上げているユーロをさらに押し上げる可能性がある。

  ノボトニー氏は、「物価動向を非常に真剣に受け止める必要があることは明白だ」と発言。「われわれはもちろん」、インフレ「予想を修正するだろう」と述べた。

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 城塚 愛也 Aiya Shirotsuka ashirotsuka@bloomberg.net Editor: Kanta Watanabeニューヨーク 西前 明子 Akiko Nishimae anishimae3@bloomberg.net記事に関する記者への問い合わせ先:Christian Vits in Washington at cvits@bloomberg.net
更新日時: 2011/04/18 06:33 JST

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920011&sid=ap9c554X7tBA
ベルギー財務相:スペインの財政状況は改善−十分と確信している 

  4月16日(ブルームバーグ):ベルギーのレインデルス財務相は、スペインの財政状況は改善したと指摘し、ギリシャ、アイルランド、ポルトガル以外の国が「解決策」を直ちに必要とすることはないとの見解を示した。

  財務相は16日、ワシントンでのブルームバーグ・ニュースとのインタビューでスペインについて、「以前より状況が改善する」というのが唯一のシナリオだと指摘。「非常に順調な改善が見られている。それで十分だろうと確信している」と語った。

  ポルトガルは今月、ギリシャ、アイルランドに続いて国際支援を要請した。欧州政策当局はその条件として財政規律の厳格化を求めている。欧州委員会のレーン委員(経済・通貨担当)は14日、現在協議されているポルトガル向けの金融支援パッケージが債務危機の封じ込めにつながると「強く確信している」と述べた。

  ギリシャは債務再編を行うかとの問いに対し、レインデルス財務相は、政策当局者らはその問題については協議せず、ギリシャとポルトガル、アイルランドが財務状況を改善させる能力について話し合ったと説明した。

  スペインのサルガド財務相は8日、隣国ポルトガルが金融支援を要請した後、スペインが支援を受ける「可能性は全くない」と述べた。

-- Editors: Scott Lanman, Paul Badertscher

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 柴田広基 Hiroki Shibata hshibata@bloomberg.net Editor: Kanta Watanabe記事に関する記者への問い合わせ先:Meera Louis in Washington at mlouis1@bloomberg.net
更新日時: 2011/04/18 07:19 JST

メルシュ氏:ECB金融政策「依然かなり緩和的」、成長の勢いは継続 

  4月17日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、ルクセンブルク中銀のメルシュ総裁は、ユーロ圏経済では「成長のダイナミクスが続いており、定着しつつある」と述べた。

  メルシュ総裁はブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、ECBの金融政策スタンスは「今もなおかなり緩和的だ」と指摘した。

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:ニューヨーク 西前 明子 Akiko Nishimae anishimae3@bloomberg.net

記事についての記者への問い合わせ先:Washington Meera Louis mlouis1@bloomberg.net
更新日時: 2011/04/17 21:55 JST  

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