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日本企業が失ったハイリスク経営 ← この国難下でハイリスク取りを薦める馬鹿ジャーナリストw
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/426.html
投稿者 jesusisinus 日時 2011 年 4 月 09 日 14:07:56: veLsqfdw2ggms
 

日本はコンプライアンス流行りでリスクを取らず、韓国は多額の罰金を払ってでも攻めている…

と言いつつ、最後は

「日本企業も犯罪を恐れるなということではない。リスクを恐れすぎて萎縮するな」

東電支持派か?笑

コンプライアンスに関わるリスク管理で見習うべきは、その筋の人達だよw

摘発されたときのリスク額をきちんと計算し、とかげの尻尾切りなどの回避策・危機対応策をきちんと整備した上で、ハイリターンを確保する。
リスクに見合うだけのリターンが見込まれるか、それとも採算があわないか。単なるハイリスクハイリターンの、リスクを極小化する事前策を練り、実際にハイリターンが確保できるかどうかを検証し、採算が取れると分かるや否や、早期に参入し、やばくなったら早めに引く…

大企業は、事なかれ主義的組織なので、基本は全て「自分が責任者である期間は、問題を起こさんといてくれ…」という先送り式ロシアンルーレットw

まあ、徳川政権にせよ、組織には寿命があるので致し方ないのだが…

この国難の下、ハイリスクハイリターンを説く意味が良くわからん…

野口さんよ!この記事は誰に対するどんなメッセージなんだ???

コメントするオレも馬鹿だな…

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
日本企業が失ったハイリスク経営
肉食系オーナー経営者、現代自動車会長に見るリーダーシップ
2011.04.08(Fri) 野口 透

多額の罰金を払ってきた韓国の財閥

 これはビジネスだけの話ではない。法令順守や企業統治でも同じだ。だから、息子に対する不透明な経営権の継承など、現代自動車グループにも他の韓国の財閥にも問題は山ほどある。それでも対処法は全く異なる。

 朝鮮日報は3月18日付で「数百億ウォンの配当金 預金し、罰金を払い、系列企業の株式を買い」という見出しの記事を掲載した。韓国の財閥オーナーが今年、いくらくらい配当金を得て、どう使っているかを分析したものだ。

 この中に鄭夢九氏のことも出てくる。同会長が得る配当金は399億ウォン(1円=13ウォン)。一方で、系列企業との不当取引で現代自動車に損害を与えたとして最近、826億ウォンの罰金判決を受けた。昨年も別の裁判で700億ウォンの罰金判決を受けた。

 鄭夢九氏の場合、巨額の配当金収入があるが、ここ数年はそのすべてが、こうした罰金の支払いで消えている計算だ。これ以外に、長男への経営権継承に絡んだ不正行為で有罪判決も受けており、この時に「2013年までに8400億ウォンの私財を社会貢献に使う」という約束をしている。

 サムスンの李健熙会長も巨額の配当金を得ているが、長男への経営権継承に絡んで2009年に1100億ウォン、今年に入って126億ウォンの罰金判決を受けた。こうした経済犯罪を弁護する気はない。
リスクを避ける日本企業、リスクを取る韓国企業

 ただ、日本の経営者が株主代表訴訟に備えて保険に加入し、それでも脅えながら禁止ルールをどんどん作り、「リスクを取らない経営」を最優先に掲げるのに対し、韓国のオーナーはどんどんリスクを取りながら意思決定をし、問題が起きれば巨額の罰金をぽんと支払って乗り越えていく。

 その原資が急成長によって増え続ける配当金というのでは、そもそも勝負になるはずがない。

 ここで言いたいことは、日本企業も犯罪を恐れるなということではない。リスクを恐れすぎて萎縮するなということだ。

 日本企業は生産現場の強さだけでなく、技術力でもブランド力でも韓国企業に全く負けていない。にもかかわらず、なぜこうも苦戦を強いられるのか。

 ライバルがひたすら成長や拡大を目指している時に、リスク計算に没頭していて勝てるはずがない。これは経営トップのマインドの問題だ。MK型経営は決して突飛な経営ではないのだ。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5820?page=1
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5820?page=2
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5820?page=3
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5820?page=4
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5820?page=5
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5820?page=6
 

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コメント
 
01. 2011年4月09日 16:09:51: cqRnZH2CUM
>日本企業も犯罪を恐れるなということではない。リスクを恐れすぎて萎縮するなということ

アホか。
余計な御世話だ
リスクを取らないやつが言うなw

>野口 透 Toru Noguchi

長年、大手メディアの第一線で活躍してきたジャーナリスト。日本はもとより米国や韓国の経済人とも深く交流を続けている。最近、韓国企業の強さを等身大に描いた「おそるべし韓国企業」(扶桑社新書)を出版した。

アジア

目覚ましい成長を遂げてきたアジア経済。世界金融危機によってブレーキがかかっているが、世界経済の中での比重と影響力は確実に高まりつつある。インドと韓国、そしてインドネシア、ベトナム、タイといったASEAN諸国。アジア各国の経済と政治の行方を探る。



02. 健奘 2011年4月10日 12:29:23: xbDm84QDmOFmc : G0mHLBURW6
経済社会としては、周回遅れの人々に惑わされることはないでしょうね。

我々は、次を求めて、苦闘・模索している、そうした誇りを持ちたいと思っています。

合衆国もイギリスも、ある意味、困りながら、次を探っているんだと思います。それぞれの社会的生い立ちに基盤をおきながら、しかし、なかなか見つからないということではないでしょうか。


03. 2011年4月11日 00:27:27: 4WV2HM1H9Y

まあ、この人が言うのは??ですが、田原総一郎などが、なぜ日本が韓国に負けるのだと?という本当の答えになってるとは思います。

解説者やコンサルタントなどは後付けの理由を取って付けますが、国際政治と同様に国際的な競争下ではきれいごとばかりでは戦い抜けません。

以前は商社が汚れ役を演じてビジネスにつなげていたのですが、投資ビジネス好調な現在はそこまでのリスクを取らなくなってしまった。

コンプライアンスを軽視するのは論外だが、ガチガチに縛られるのも愚かなです。

そもそも金融業界から始まったコンプライアンスというものは、顧客保護を表向きにした、企業防衛策という事を認識すべきです。


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