http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/426.html
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日本はコンプライアンス流行りでリスクを取らず、韓国は多額の罰金を払ってでも攻めている…
と言いつつ、最後は
「日本企業も犯罪を恐れるなということではない。リスクを恐れすぎて萎縮するな」
東電支持派か?笑
コンプライアンスに関わるリスク管理で見習うべきは、その筋の人達だよw
摘発されたときのリスク額をきちんと計算し、とかげの尻尾切りなどの回避策・危機対応策をきちんと整備した上で、ハイリターンを確保する。
リスクに見合うだけのリターンが見込まれるか、それとも採算があわないか。単なるハイリスクハイリターンの、リスクを極小化する事前策を練り、実際にハイリターンが確保できるかどうかを検証し、採算が取れると分かるや否や、早期に参入し、やばくなったら早めに引く…
大企業は、事なかれ主義的組織なので、基本は全て「自分が責任者である期間は、問題を起こさんといてくれ…」という先送り式ロシアンルーレットw
まあ、徳川政権にせよ、組織には寿命があるので致し方ないのだが…
この国難の下、ハイリスクハイリターンを説く意味が良くわからん…
野口さんよ!この記事は誰に対するどんなメッセージなんだ???
コメントするオレも馬鹿だな…
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日本企業が失ったハイリスク経営
肉食系オーナー経営者、現代自動車会長に見るリーダーシップ
2011.04.08(Fri) 野口 透
多額の罰金を払ってきた韓国の財閥
これはビジネスだけの話ではない。法令順守や企業統治でも同じだ。だから、息子に対する不透明な経営権の継承など、現代自動車グループにも他の韓国の財閥にも問題は山ほどある。それでも対処法は全く異なる。
朝鮮日報は3月18日付で「数百億ウォンの配当金 預金し、罰金を払い、系列企業の株式を買い」という見出しの記事を掲載した。韓国の財閥オーナーが今年、いくらくらい配当金を得て、どう使っているかを分析したものだ。
この中に鄭夢九氏のことも出てくる。同会長が得る配当金は399億ウォン(1円=13ウォン)。一方で、系列企業との不当取引で現代自動車に損害を与えたとして最近、826億ウォンの罰金判決を受けた。昨年も別の裁判で700億ウォンの罰金判決を受けた。
鄭夢九氏の場合、巨額の配当金収入があるが、ここ数年はそのすべてが、こうした罰金の支払いで消えている計算だ。これ以外に、長男への経営権継承に絡んだ不正行為で有罪判決も受けており、この時に「2013年までに8400億ウォンの私財を社会貢献に使う」という約束をしている。
サムスンの李健熙会長も巨額の配当金を得ているが、長男への経営権継承に絡んで2009年に1100億ウォン、今年に入って126億ウォンの罰金判決を受けた。こうした経済犯罪を弁護する気はない。
リスクを避ける日本企業、リスクを取る韓国企業
ただ、日本の経営者が株主代表訴訟に備えて保険に加入し、それでも脅えながら禁止ルールをどんどん作り、「リスクを取らない経営」を最優先に掲げるのに対し、韓国のオーナーはどんどんリスクを取りながら意思決定をし、問題が起きれば巨額の罰金をぽんと支払って乗り越えていく。
その原資が急成長によって増え続ける配当金というのでは、そもそも勝負になるはずがない。
ここで言いたいことは、日本企業も犯罪を恐れるなということではない。リスクを恐れすぎて萎縮するなということだ。
日本企業は生産現場の強さだけでなく、技術力でもブランド力でも韓国企業に全く負けていない。にもかかわらず、なぜこうも苦戦を強いられるのか。
ライバルがひたすら成長や拡大を目指している時に、リスク計算に没頭していて勝てるはずがない。これは経営トップのマインドの問題だ。MK型経営は決して突飛な経営ではないのだ。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5820?page=1
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