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マネーゲーム熾烈!「東電株」買い占めた投資家の正体は?
http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20110405/inv1104051231001-n1.htm
2011.04.05 :夕刊フジ
福島第1原発事故を受けて5日に上場来安値に並んだ東京電力株。「一時国有化」への観測も飛び交う中で、東京電力株をまとめて買った投資家がいる。その正体は?
福島第1原発の水素爆発や放射能漏れなどが報じられるたびに東電株は売られ、震災前の3月10日終値が2153円だったのが、4月5日には一時、393円を付け、1951年の上場来安値に並んだ。
「東電株は基本的には売り一本。日経平均株価指数の『先物売り』と、東電株を除いた日経平均採用224銘柄の『現物買い』を組み合わせた“合成東電株売り”の手法を使う投資家もいるほど」と銀行系証券ストラテジストは話す。
これは裁定取引と呼ばれる投資方法の一種で、日経平均の値動きにかかわらず、東電株が下がった分だけ利益を得られる。東電株をカラ売りするのと同じような効果を得ることができるというものだ。
大半の投資家が売り姿勢の中で、東電株を大量に購入した投資家の存在が市場で話題となった。3日連続ストップ安となった3月31日に約4000万株、金額にして約185億円の商いが成立している。「ほとんど一投資家のまとまった買い」(大手証券ディーラー)だという。
どんな投資家が東電株をまとめ買いしたのか。
「落ちてくるナイフを素手でつかむようなこうしたリスクの大きい注文は、ヘッジファンドの短期売買の典型的な手口」(外資系証券トレーダー)との声も聞かれる。値動きが大きい銘柄に対して巨額の資金を投じ、一気に利益を稼ぐという手法だ。
その一方で、中国の存在を指摘する向きもある。東電株の約1・30%を保有して上位株主に名を連ねる「SSBT OD05 OMNIBUS ACCOUNT TREATY CLIENTS」なるファンドだ。株式市場関係者の間では、実態は中国の政府系とみられている。
「電力株は外国人投資家の保有規制があるため、買収目的は考えにくい」(前出の銀行系証券)とはいうものの、暴落局面で“逆張り”を行って買い増したのでは、という推測をする市場関係者もいる。
誰もが手を出さない時こそ大もうけのチャンスということか。
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