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企業の7割が景気「後退」と回答 大震災影響、主要社調査で
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011033001000992.html
共同通信社が30日にまとめた主要企業101社を対象にした緊急アンケートで、景気の先行きについて回答した69社のうち「緩やかに後退する」「後退する」との回答が計47社(68%)と約7割を占め、東日本大震災の影響で景気が悪化するとの悲観的な見方が広がっていることが鮮明になった。
福島第1原発事故や電力不足を含む大震災の影響が国内景気や企業業績にマイナスに作用する期間は「1年程度」が13社と最も多く、経済の停滞が長期化するとの懸念が強まっている。
景気の先行きは「拡大する」との回答がなく、「緩やかに拡大」6社、「横ばい」も16社にとどまった。「緩やかに後退」は22社、「後退」は25社だった。
「震災や電力不足の影響が見通せない」(電機)として、回答を保留するなどした企業も32社に上り、被災した生産拠点などの復旧を急ぐ中、大震災や原発事故の影響度合いを測りかねる姿も目立った。
前回調査(2010年末、110社)の景気見通しは「横ばい」が75社、「緩やかに拡大」が27社で、「緩やかに後退」「後退」は計7社に過ぎなかったが、大震災を境に企業の景況感は一変した。
また、景気や業績への影響が半年以内で収まるとみる企業が15社だったのに対し、1年以上を見込む企業は22社。このうち被害が大きかった製造業や運輸などでは5社が「3年以上」と答えた。
震災の事業への影響は「顧客や契約先の被災」が34社と最も多かった。自動車や電機などの製造業では「材料や部品の不足」(26社)を選ぶ企業が目立った。工場や取引先部品メーカーの被災だけでなく、計画停電の影響で材料や部品の供給が滞る現状に強い危機感が示された形だ。
原発事故の対応に追われる東京電力は「事態の悪化防止と、一日も早い電力の安定供給に向け、全力を尽くしたい」として、多くの質問で回答を保留した。
アンケートは大震災の発生から約2週間後の3月下旬に実施した。
2011/03/30 19:06 【共同通信】
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