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偉そうなタイトルの記事ではあるが、単なる増税論。
躍起になって消費税をあげようとする増税三兄弟よりはましかもしれないが…
所詮はケツの穴の小さい輩のひとり…
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浪費家で借金まみれのお父さん。借金総額の95%は親戚や家族で、残る5%は闇金だ。
そのお父さんが家族に言う…。
「孫に借金を負わすことは避けたい。けど闇金は怖い…だから、今のうちに精算したいので、もっと家に入れるお金を増やしてくれ!」と…
でも、家に入れるお金を増やしても、相変わらずの浪費癖。しかも闇金を精算する訳でもない。
ドイツは、一軒家を持つビジネスではそれなりに成功したお兄さんが、浮浪者の弟を家に呼んで、面倒を見たという話。今や、救済された弟さんは、お兄さんの仕事を手伝って破竹の勢いだ…
幾らお金を借りても自分の浪費体質を正そうとしないお父さんとは、品位からして全く異なる。
それに、もう家族親戚もお金がないのだ…
あともうひとりの親戚がいるにはいる。お母さんの親戚にお金持ちの親戚がいるのだが、実にケチで嫌味ったらしいので、他の親戚からも嫌われている。
「あんな人から、借りたなんてことが親戚に知れたら、それこそ、末代までの恥だ…」
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新規に国債発行してどのように償還するか?
偉そうに言ってはいるが、既に自転車操業だろうがよ!
今回が最後だから…と無心しては、浪費するばかりで、一向に家計は上向かないばかりか、借金は増える始末。
要は、震災復興と同時に、日本の経済も成長路線に持っていかない限りは、闇金に行くか、お金持ちの親戚を頼る以外に道はないのである。
大震災・津波・原発事故という未曾有の国難を切欠に、国そして都道府県地方自治団体は浪費体質を改めると共に、国民にお金をまわして景気を良くするしかないのである。
増税は、お父さんの浪費の延命策に過ぎないことを知るべきである。
消費税増税で、景気回復の足を何回も引っ張って、不景気を長期化させたことを「学習」せよ!
むしろ「押して駄目なら引いてみな」くらいの頭を使って貰いたいくらいだ…。
PULLと書いてあるドアを何回も押しては、死神のように青い顔してる馬鹿閣僚に付き合っている暇はない!
減税だろがっ!
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投機筋が狙う日本国債の売り浴びせ
復興資金の調達は東西ドイツ統合の経験に学べ
1.安易な資金調達は危険
今回の東日本大震災は、地震、つなみ、原発の3つが複合して被害額は計り知れないものとなっている。すでに、阪神大震災の10兆円の経済損失を超え、20兆円の損害という声も出始めている。そしてその復興には、5年とも10年ともいう年月が予想される。改めて被災地の方にお見舞い申し上げたい。
さて、日経新聞(3月19日1面トップ)によると、政府部内では、中長期的な支援策として、郵便貯金や年金資金の一部を活用した災害復旧ファンドの創設が、有力な案として検討されつつあるという。
私も、基本的スキームとして、復興基金(ファンド)を創設し、復興基金債の発行による資金調達を行うことにより、被災地・被災者への支援(財政支援・投融資)を行うスキームを、復興マスタープランとともに早急に整備する必要があると考える。その際の問題は、10兆円を超える可能性もある巨額の復興基金債をどう償還するのか、議論しておく必要がある。
すでに、「被災地復興のための財源は、10兆円規模の国債を発行して、これを日銀が引き受ける形で、デフレ対策と同時進行させるべき」というような提言も出始めている。
しかし、わが国財政はすでに危機的な状況下にある。阪神淡路大震災が発生した際、公的債務の対GDPは82%に過ぎなかったが、2010年度には 180%にも達している。つまり、これまでの日本や先進諸国と比べて、フロー、ストックとも、財政状況が圧倒的に悪い中での対策になる。
一つ対応をあやまれば、震災直後から円高を仕掛けた、金もうけのみを考えるヘッジファンドという禿鷹に、日本国債売り・金利急騰の絶好の材料を提供することになる。彼らの材料にされる安易な財政処理は、極めて危険である。…
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