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政府対応で不安“カン”…コンビニ品薄いつまで続く?
2011.03.16 :夕刊フジ
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110316/dms1103161151004-n1.htm
首都圏では都市生活を支えるコンビニエンスストアの品薄が目立つ。東日本大震災の影響で生産拠点や物流網がダメージを受けているほか、カップラーメンや飲料水などの買いだめで需要が供給を大幅に上回っている。空っぽの棚は、いつになったら商品で満たされるようになるのか。
業界最大手の「セブン−イレブン」を展開するセブン&アイ・ホールディングス(東京)は、「商品が整うめどを示すのは難しいが、自社商品の品ぞろえは徐々に戻りつつある」(広報センター)と説明した。震災の発生直後には店から“蒸発”したおにぎりやパンも、少しずつ棚に増え始めた。
コンビニ各社共通の悩みは、おにぎりやサンドイッチなど自前の商品は制御できても、仕入れの品は各メーカーの状況任せになってしまうところ。カップ麺やミネラルウオーターは不安心理による買いだめの影響もあり、引きが強い。
「実は供給力はそれほど下がっていないが、買いだめ需要があまりにも旺盛。また、陳列棚におにぎりやパンがある程度並んでも、カップ麺や水が空だと品薄感が増す。この状況はしばらく続きそうだ」(業界関係者)
ファミリーマート(東京)は、関東一円の生産拠点はほぼ震災前の状態に回復した。ただ、「計画停電の対象地域に入ると生産能力は落ちる。弁当などは生ものなので作りだめができない」(広報・IR部)と、もどかしい現状だ。「(停電の影響がない)関西方面からの調達をシミュレーションしている」(同)と、あらゆる手段で安定供給を目指している。
ローソン(東京)では「被災地に倉庫を抱えるメーカーも多く、すべての商品をそろえるには時間がかかる」(本社広報担当)との見解を示した。その上で、「まずは被災地の支援を優先したい」(同)と強調した。
同社では関東地方からパン、おにぎり、カップ麺、飲料水をトラックで運搬しているほか、関西地方から一部空路を使いながら運んでいる。また、北海道からも青森へ食料を飛ばし、そこから陸路で各被災地に届けている。こうした被災地支援はセブン−イレブン、ファミリーマートでも実施している。
コンビニ商品で品薄が目立っているのは、カップ麺や水のほか、乾電池、シャンプー、トイレットペーパー、紙おむつ、生理用品など。各業界では「極端な買いだめは控えてほしい」と呼びかけるが、後手に回る政府の対応で不安が増し、つい物資を買い求めてしまうのか。
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