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「金融政策はインフレやハイパーインフレを起こすのが目的ではない」(白川日銀総裁)
FRBや財務省の狙いは正に「インフレやハイパーインフレを起こす」のが目的のように思えるが、流石は、学者肌の白川総裁、正論だ。
しかし、国富がそのまま外国に吸い取られ、デフレ、デフレで落ち込んでいる日本をどうするかが問題だが、処方箋は意外に簡単だと思う。
バブル崩壊後の市場原理主義的な政策を元に戻し、バブル期にやったことプラスαをやればよい。
@外国為替管理法を元に戻し、対外投資、外国から投資を規制する。これにより国内の資金が海外に流出しないようにすると共に外国の投機マネーが直ぐに逃げられないようにする。国内の余剰マネーが国内投資に回るようになり、外国資本の支配を受けなくなる。
利息収入が入るようにある程度金利をつける。
A国が音頭をとって国土再開発計画でもブチ上げ、銀行を指導し、土地取引にじゃぶじゃぶ融資する。国内の投資に優遇税制を施す。
B時価会計を凍結し、商品勘定でない土地・有価証券は取得原価主義とする。これにより、担保主義による銀行との安定的な関係が保てる。
C消費税は廃止し、労働者派遣法も元に戻す。税収が足らない分は、特別会計にぶら下がる「特殊法人」「公益法人」等の天下り団体を全廃し、埋蔵金を炙り出す。更には新潮の言うように、脱税マシーンと化している宗教法人に課税する。
これにより、国民の窮乏化を阻止し、一部特権階級だけが肥え太ることを是正できる。
これだけやれば、日本経済は復活すると思う。
ロイターから
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-19782420110302
■日本のデフレの原因は基本的に需要不足=白川日銀総裁
[東京 2日 ロイター] 白川方明日銀総裁は2日午前の衆院財務金融委員会に出席し、長期国債を今以上に買い進める場合、国民や市場参加者に「財政ファイナンスと見なされると、日本の財政状況や長期金利にも影響が出るのを懸念せざるを得ない」と強調した。
また、日本のデフレの原因については基本的に需要不足にある、との見解を示した。バブル崩壊後長い期間物価上昇率が欧米と比べて低いのは「先々の成長に対して期待が持ちにくく、実質的な所得が増えず、トレンドとして成長率が低下している」と指摘。「金融政策もデフレ克服に全力を挙げている」と強調した。また「デフレスパイラルは生じていないが、デフレ克服が大事な政策課題」と指摘した。
対GDP比で日銀は米国とそん色ない水準で潤沢に資金供給を行っていると指摘し、「金融政策の刺激度は中銀のバランスシートだけでは判断できない」とし、「日銀は量と質の面でデフレ克服に全力を挙げている」と述べた。また「長期国債の買い切りを日銀は積極的に使っている」とし、「金融政策はインフレやハイパーインフレを起こすのが目的ではない」と説明した。また、他の中銀が買っていないREIT(不動産投資信託)やETF(上場投資信託)を購入している包括緩和政策は異例な政策として、必要がなくなればやめる覚悟がある、と述べた。
山本幸三委員(自民)への答弁。
(ロイターニュース 伊藤純夫、竹本能文)
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