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田中三彦氏(元日立バブコック設計技術者)や菊池洋一氏(元GE設計技術者)は福島第一原発事故は津波の原因と云うより、地震の揺れによる配管の損傷が原因だと云っている。両者とも福島第一原発建設に携わった経験者だから構造的な面を熟知している。
RHR、HPS、LPS、SLC、RCIC等緊急対応冷却水系の配管が輻輳しておりその取り付け方法が問題で、格納容器内で吊り構造になっており上向き溶接(強度半減)が問題ではないかと云っている。
その他スカート(原子炉基礎・格納容器支持部)が強度的に弱く、元々大きな地震で重量物がゆすられた場合これに耐えられるものでないこと、圧力容器下部は制御棒貫通穴や計測用穴等100か所以上貫通部があり溶接部が多くとても16センチ厚の鋼鉄製の圧力容器にはふさわしくない弱点を抱えている。
政府・東電・御用学者・民放は一致して原因を、唯一津波にこじつけようとし、世論操作に懸命だ。原因が津波だけであれば対策の方法があり原子力政策を維持できると云う思惑からだ。
地震による配管の破損は、冷却材喪失に直結し、設計上の根本問題となり原発の全面的見直しが要求されのでこれを認めたくないのだろう。
この期に及んでも原子力政策を維持しようと目論んでいる。原子力村の連中は生き残りをねらって懸命だ。津波対策だけに目をうばわれることなく、強大な利益共同体を市民の力で潰すしかない。
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