21. 2011年4月28日 03:42:04: bagXH0lhII
まだ、まにあうのなら―私の書いたいちばん長い手紙 [単行本] 甘蔗 珠恵子 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4885031877/asyuracom-22チェルノブイリ事故から20年。核汚染の危険は高まるばかり。 でも、目をつぶらないで! 一人の女性の心を打つメッセージ。50万部のロングセラーに、英語版や現在の心境を綴った「19年目の手紙」等を追加した増補新版。 目をつぶらないで!みんなが気づけば「まだ、まにあう」チェルノブイリ事故から20年。核汚染の危険は高まるばかり…。それでもあきらめない女性の、心を打つメッセージ。 5つ星のうち 5.0 少しも古くない, 2011/4/3 By ポポロ -
著者、甘蔗珠恵子さんは2児をもつふつうの主婦の目から、健康、生活、子どもたちに対して恐ろしい影響を与える放射能被害に多大な関心を寄せています。 原発に囲まれた状況を、高級な家具、装飾品で一見、わたしたちは幸福に満ち足りた生活をしていても、家の周りが燃えている事実に気づきましょう。消し止められるうちに・・。 地球の破滅に導く原子力は無用、原子力は人類と共存できません、と。 この書(長い手紙)が書かれたのは1987年!! 今読んでも少しも古くない、読みやすい本です。 16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 5.0 もう、まにあわないのでしょうか?, 2011/3/28 By はるちゃん (愛媛県) - 福島原発の事故が発生した日、友人からメールが来ました。「原発がどんなものか知って欲しい」のURLを知らせるメールでした。 その文章を読んで以来むさぼるようにいろいろ自分でも原発について調べ始めました。 そうするうちに、また別の友人が25年間も原発に反対する活動をしてきたということがわかりました。 その人から回ってくるメールには、原発に反対してきた沢山の良識と正義の魂をもつ学者たちの事故に対する正しい見方が述べられていました。 TVで御用学者(?)と呼ばれる人たちの解説とメールの内容を照らし合わせるうちにメールの中の学者たちの述べているとおりに事態はじわじわと報道されていくようになりました。 地震と津波で被災された方に、さらに過酷な汚染という苦しみを与えてしまったこの現実になぜ自分は今までこんなにも無関心だったのだろうと恥ました。 今、さらに汚染は程度の差こそあれ日本中に広がっています。原発を押し進めてきた渦のような世界に対して立ち向かうには一人でも多くの人にこの本を手にとって読んで欲しいと思います。 友人は「貴方と原発についてこんなに話ができるようになるなんて、嬉しいわ」といいました。 私も「核の平和利用なんてありえない」と、どんな場所でもどんな人とも話せる世の中に、世界中に、なってほしい。 まだ、まにあうと、私も信じます。 24 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 5.0 まにあって!, 2011/3/23 By AA311 -
知らなかった、何も知らなかった。恥ずかしい。そして日本は大変なことになっている。東日本関東大地震。 今こそ読むべき。なぜこの本が50万部も読まれたのかわかった。 24 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 5.0 私たちも"今"放射能汚染されている事を知りなさい, 2009/7/30 By michi3 -
チェルノブイリの事故は遠い国でおき、既に終わったことではないという事実を書いておられます。 主婦の立場で書いた手紙が先々で広がって本になったそうです。 きちんとした根拠と、母親という「命のほうから」世界を見て、チェルノブイリの汚染が、今もなお、食品汚染となって全世界に供給されているこ とを、原発と人類は共存できないことを、強く強く訴えておられます。 私も全く同感で、人類は自分の扱えないレベルのテクノロジーは手放す時だと思います。 一人でも多くの人に気付き、それぞれが考え、行動に移して欲しいと思います。 22 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 5.0 心に突き刺さるような衝撃的な一冊。, 2008/5/24 By A.I. - 二人のお子さんの母親、ごく普通の主婦...でありながら甘蔗さんはなんと美しい、なんとわかり易い人の心を討つ文章を書かれるのだろうと思った。 普通の主婦がこれほどまでも世の中を見通せる力を持っているとは本当に驚きである。 彼女の心の純粋さ、原発の真実をしらなければという思いに突き動かされた情熱、そしてその専門的な知識の豊かさに感動する。 霧にまみれた原発の周辺事情、身近な私たちの食の安全についてこれほどわかりやすく感動的に書かれたものはまれであろうと思う。 心に突き刺さるような衝撃的な一冊。 |