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今から23年前、1988年の元旦と記憶します。
年が明けた直後、テレビ朝日で放送された「朝まで生テレビ」に、広瀬隆さんと言ふ方が、登場しました。
静かな人だな、と思った事を記憶して居ます。
そして、その夜のその番組を見たのですが、その時、私は、広瀬さんの本は全く読んだ事が有りませんでした。そして、チェルノブイリ原発事故から2年目に成ろうとして居ましたが、原子力発電については、漠然とですが、続ける他は無いだろうと言った気持ちを持って居ました。
そんな状態で、その番組(「朝まで生テレビ」)を見たのですが、その番組の中で、どう言ふ文脈だったかは思ひ出せないのですが、広瀬氏が、こんな事を言った事を覚えて居ます。
「今、世界で一番深刻な対立は、国と国の対立ではなくて、農業と工業の対立ですよ。」
記憶で書いて居るので、正確には再現出来ません。しかし、広瀬氏は、確かに、こう言ふ意味の事を静かな声で言ったのでした。
その時、「こんな物の見方が有るのか」と思った事を記憶して居ます。
そして、その言葉を聞いた事を切っ掛けに、広瀬隆氏と言ふ人物に私は関心を持つ様に成りました。そして、広瀬氏の著作も読む様に成った私は、原子力発電について、そして、第二次世界大戦を含めた近現代史に対する見方などにおいて、広瀬さんの考え方に影響を受ける様に成りました。
もちろん、私は、全ての点で広瀬さんに賛同する者ではありません。それどころか、異論の有る事も多いし、自著の中でもそう書きましたが、それでも、あの夜、広瀬さんが口にした言葉−−「農業と工業の対立」−−と言ふ視点は、私が日本と世界の事柄を見る際の重要なキーワードであり続けて居ます。
このニュースを読んで、広瀬氏のこの言葉の深さを改めて感じさせられました。
本当に悲しい事ですが。
2011年4月26日(火)
チェルノブイリ原発事故から25年目の日に
西岡昌紀(内科医)
(原発賛成派の皆さんへのメッセージです)
↓
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「原発止めて」遺影を胸に訴え
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<福島第1原発>福島の農民ら350人 東電へ抗議
(毎日新聞 - 04月26日 19:23)
夫の遺影を抱え、東電本店前を歩く樽川美津代さん(左から2人目)=東京都千代田区で2011年4月26日、阿部周一撮影
もう犠牲者を増やさないで−−。福島第1原発事故で避難や出荷停止に追い込まれた福島県の農家ら約350人が26日、東京都千代田区の東京電力本店前で、謝罪と賠償を求めて抗議活動をした。原発災害を苦に先月、自ら命を絶った福島県須賀川市の専業農家、樽川清志さん(当時64歳)の妻美津代さん(61)も遺影を胸に参加。「原発を止めて。それが夫の願い」と涙ながらに訴えた。
「東電への抗議の死だったと思うんです。土作りに人一倍力を入れていたから……」。デモの途中、別棟で農家代表ら約20人と面会した東電の補償担当社員に、美津代さんは言った。
清志さんは減農薬農業を手がけ、丹精込めて栽培したキャベツを学校給食用に納めていた。小学校で食育の出前授業をしたこともあった。だが、原発事故がすべてを変えた。原子炉建屋の水素爆発を報じるニュースを食い入るように見つめ、「福島の農業はもうおしまいだ」とつぶやく夫の姿を、美津代さんは覚えている。
3月23日、政府は福島県産野菜の出荷停止を発表。翌朝、清志さんは自宅そばで首をつった。遺書はなかった。
抗議活動は「農民運動全国連合会」(東京)が主催し、千葉や茨城など、風評被害に悩む関東地方の農家も牛2頭をトラックに乗せて参加した。「社長を出せ」「古里を返せ」。損害賠償の見通しを尋ねる参加者に、東電側は「持ち帰り検討させていただく」と繰り返した。美津代さんは「夫の思いは伝えた。誠意ある答えがほしい」と、オフィス街を後にした。【阿部周一】
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