http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/864.html
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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1712086537&owner_id=6445842
昨日、田中好子さんの遺声を聴きました。
その声を聞いて、驚いた事が有ります。それは、田中さんのその声が、田中さんのライフワークとも呼ぶべき作品、映画『黒い雨』の未公開部分で、田中さんがナレーションで語る或る台詞(せりふ)の声に酷似して居た事です。
それは、この台詞です。
「死ぬその日まで、私は美しくありたい。
たとえ偽りの美しさであっても。
全てを捨てた筈なのに、私はまだ自分を
捨て切れないのだろうか。」
この台詞(せりふ)が、『黒い雨』の未公開部分で、田中さんのナレーションんによって語られるのですが、その台詞と、昨日公開された田中さんの遺声が、本当に、重なって聞こえたのです。
(今から4年前(平成19年)の8月6日、広島の原爆投下の日に、私が、この映画のこの台詞について書いた一文です。)
↓
http://www.asyura2.com/07/genpatu4/msg/324.html
(■映画 『黒い雨』(今村昌平)の未公開部分について)
田中好子さんは、『黒い雨』の撮影中、癌患者である自分の心境と、主人公の心を重ねて居たに違い有りません。
そして、この遺声を録音した時、『黒い雨』のあの未公開部分を思ひ出しておられたのではないでしょうか?
心より御冥福をお祈りします。
核時代66年4月26日(火)
チェルノブイリ原発事故から25年目の日に
西岡昌紀(内科医)
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■スーちゃん、被災者気遣いファンに感謝の肉声
(読売新聞 - 04月25日 19:33)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1582289&media_id=20
スーちゃん、被災者気遣いファンに感謝の肉声
(読売新聞 - 04月25日 19:33)
大勢のファンに見送られながら出発する田中好子さんの棺を乗せた車(25日午後)=片岡航希撮影
25日に東京都港区の青山葬儀所で営まれた、女優の田中好子さんの告別式には、ファンや関係者ら2000人以上が集まった。
出棺前には、田中さんが生前に録音し、夫の小達一雄さんに託していたメッセージが披露され、その“最後の肉声”に、参列者たちはじっと聞き入っていた。
田中さんは、振り絞るような声で、東日本大震災の被災者を気遣い、「私も一生懸命、病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でも、そのときは必ず天国で、被災された方のお役に立ちたいと思います」と懸命に話した。そして、「映画にもっと出たかった、テレビでもっと演じたかった」と無念さをにじませながらも、「幸せな、幸せな人生でした」とファンらに感謝の気持ちを述べた。
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