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日本の土壌中に驚くべき高レベルの放射性物質  米サイエンス誌
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/854.html
投稿者 ダイナモ 日時 2011 年 4 月 25 日 23:45:24: mY9T/8MdR98ug
 

http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2011/03/japan-soil-measurements-surprisingly.html


日本での放射線に関する危惧は福島第一原発を取り囲んでいる土地に広がっています。今週報告された放射線のレベルはその地域の人々に避難をうながすほど高いと専門家は述べています。しかし、より多くのデータなしでは直ちに結論を出すことは困難だとしています。

本日、日本の政府関係者は退避勧告地域を以前の20Kmから30Kmに拡大しました。しかし報道によればその処置は放射線量ではなく、地域に水と食料を供給することの困難さから行なわれたとのことです。

水曜日に日本の文部科学省は原発の周辺の土壌に含まれるセシウム137の放射線量を報告し始めました。放射線の線量は原発の北西の2地点で最も高く、3月20日に福島第一原発から北西40Kmに位置する飯館村で8690ベクレル/Kgから最高で16万3000ベクレル/Kgを測定しました。

「土壌測定は避難目的のために空中における放射能より重要です」とイリノイのアルゴンヌ国立研究所の原子力エンジニアのShih-Yew Chen氏は述べました。空中の放射線は一時的ですが、セシウムの粉末は土壌中に残存しているため、半減期の短いヨウ素131を含む原乳や野菜よりも重要であり、「土壌に含まれるセシウムのレベルは避難が必要なレベルです」と述べました。

Chen氏によれば、概算で16万3000ベクレル/kgのセシウム137を含む土壌に立つ人は1年に約150mシーベルトの被爆を受けるとのことです。これは米国環境保護局の基準で避難が必要とされる年間50mシーベルトよりかなり高い値です。1日あたり4回の胸部X線検査を受けるに等しい0.41mシーベルトを被爆していることになります。

しかし、それだけを意味するのではありません。福島第一原発の周辺のホットスポットの放射線のレベルは旧ソ連の1986年のチェルノブイリ原子炉の事故で影響を受けたいくつかの地点で見つけられたレベルと同程度です。放射性物質が深さ2cm未満に分布していると仮定して、Chen氏は、16万3000ベクレル/kgがおよそ800万ベクレル/m2と同等であると推定しています。 チェルノブイリの近くのいくつかの村で最も高い放射線量が検出されたセシウム137のレベルは500万Bq/m2でした。
 

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コメント
 
01. 2011年4月26日 01:50:52: BdVyPqzXIk
私は今、覚醒しました! 本当に些細な認識の間違いに気が付きました。

人生の空しさから、このサイトを知り、読んでいました。
政治・経済欄等々を読み考え、人の多種多様の考えに深くのめり込み、選択肢の分岐点の難しさをシミジミ感じていました。   時期を違えず福島原発の事故(東日本大震災)の到来、何かにすがる思いで知らぬ間に思いのたけを文字にして投稿を始めました。
でも 私自身の間違いに気が付き最後の投稿にします。

地震・津波等の自然災害の被災は自然の摂理とは言え、何度となく襲い、その度に悲しき運命の狭間に身を委ねそれぞれの営みを奪われ、営々と生きなければ成らない運命にある。

何を隠そう、私自身もそう長くは無い、癌という病に冒されているから、後一年と持たぬであろう。人に失望し、人に希望を与えられ、今また人に絶望している 何もかも捨てて六紋銭を手に、河を渡ろうと時期を探している。
…贅沢な悩みである事に変わりはない。 私などは五十年も生きてこれた。

幼きその身・若き前途あるその身を奪われ、生きる場所と糧を奪われた人達に比べれば・・


本題に移ろう。
もし管総理大臣、枝野官房長官、海江田大臣、仙石議員他、国家最高の英知の賢人議員様方、現政権の人々が真剣にこの事態(原発・地震・津波)に真摯に立ち向かい、何も隠さず、画さず、嘘偽りなく立ち向かっているならば当たり前 政治生命と人としての尊厳を賭しているから、だから政権維持に燃えているのであろう。

何故なら、事実を隠蔽し、事実を捻じ曲げ、検閲と保身と強欲に己の欲を持つ政治家なんて、日本に存在があり得ない。 国会尋問の報道規制や言論統制や政府機関による脅しが在る筈が無い。
国民を不幸のどん底に陥れるのは病的支配であり、真実の湾曲であるからだ。  この国難の時代に日本人を破滅に淡々と向かわせる指導者と参謀なんか居るはずが無い!!


  ありがとう。 そして さよなら。
    ・・・頑張ってね。


02. 2011年4月26日 02:03:18: Gt5KbLTT1s
非情な国家と御用学者と哀れな飯館村の住民を思うと、平常心ではこの記事を最後まで読めません。ひどすぎる。次の当事者は私ですか、それとも貴方ですか。

ダイヤモンドオンラインの
【福島県飯舘村・現地レポート】
持続可能な村づくりを奪われた村
――原子力災害の理不尽な実態
http://diamond.jp/articles/-/11978

 そうした状況の中で行われたわれわれの調査だったため、結果の発表は慎重に進める必要があった。国は30km圏の線引きにこだわり、村の汚染を覆い隠そうとしているように思われた。

 ところが4月4日に調査チームのレポートが公開されると、国の動きに微妙な変化が現れた。レポートはすでに2日の段階で村に、そして村に派遣されている原子力安全・保安院職員に渡されていた。枝野官房長官は4月5日、年間被曝限度量の引き上げを示唆したが、これはこれまでのような「線量率」から予測を含めた「積算値」管理への転換を意味している。

 4月6日、村はわれわれの提案に基づき、南部の住民達の役場周辺への避難と、妊婦・乳幼児の村外への避難を決めた。その夕方、原子力安全委員会は記者会見で「村の判断は正しい」と見解を述べたという。このことは報道はされなかったが、親しい記者が私に伝えてくれた。

 さらに4月7日には菅野典雄村長が官房長官から呼び出された。そして11日になって国は飯舘村を含む圏外の地区を「計画的避難区域」に指定することを発表した。すでに放射性物質が大量に村に降下した15日夜から1ヵ月近くが経過し、村民はこの間いたずらに被曝を重ねてしまった。国はこれ以上の被曝を重ねないよう、村民への補償を含めた避難条件について一刻も早く村に提示し、合意すべきだ。村民は今、放射能への不安と今後の生活の不安、村の将来への不安という三重の不安を抱えながら暮らしているのだ。

 いま、飯舘村の山々は、軟らかい木々の芽吹きに包まれるころである。だが昨年と異なるのは、そこが目に見えない放射能に汚染されていることだ。村民は、彼らには何の責任もない原因で暮らしを仕事をそして故郷を奪われようとしている。あまりの理不尽さに、私は声を失う。(文中敬称略)

 そのころ福島第一原発は、地震と津波によりすべての電源を喪失、危機的な状況を迎えていた。運転中の原子炉3基は緊急停止したものの、炉心や使用済み燃料の貯蔵プールを冷却できない事態に陥っていた。12日にはとうとう1号炉が、14日には3号炉が水素爆発。15日早朝には2号炉で爆発があり格納容器が損壊、さらに炉内に燃料のないはずの4号炉でも水素爆発と見られる爆発があり、建屋が吹き飛んだ。

 避難民を受け入れるどころか、村にも危険が迫っていた。15日午前には飯舘村の南東部の一部を含む20〜30km圏に屋内待避勧告が出された。最大の放射性物質放出があったと見られるこの日、村には南東寄りの穏やかな風が吹いていた。そして夕方からの雨が夜半には雪に変わった。

 飯舘村は阿武隈山地の北端にあり、なだらかな山々に囲まれた美しい村だ。平成の大合併時にも独自の道を選び、自立自給の村づくりを進めてきた。

 東北地方の方言で「までい」という言葉がある。漢字で書くと「真手」。までいにと言えば、手間を掛ける、手を抜かないという意味になる。スローライフならぬ「までいライフ」が村づくりのキーワードだ。標高が高くたびたび冷害に見舞われてきた村では、米作中心から20年以上かけて飯舘牛というブランド肉牛を育ててきた。村内には3000頭以上の牛がいる。その餌も大半は牧草、稲わらや飼料用トウモロコシを自給する。有機農業を手掛ける篤農家も多い。至るところに「までい」精神が行き渡っている。

 私自身が村に関わったのは、こうした村づくりを支援してきた日本大学教授の糸長浩司らとの出会いがきっかけだ。村が再生可能エネルギー導入の計画を作る際に、糸長らとともに関わることになった。このとき作成したプランの一つは、2年前、村で最大のエネルギー需用者である特別養護老人ホームに、木質チップボイラーを導入するかたちで実を結んだ。燃料は村内で調達できる木材。そのボイラーがデンマーク製だったところから、デンマーク大使館から人を招いて行ったシンポジウムには、首都圏からも多くの参加者が集まった。

 大阪・熊取町にある京都大学原子炉実験所助教の今中哲二は、3月15日の段階で「福島第一はチェルノブイリのようになる」と確信していた。その後、ぽろぽろと出てくる汚染状況のデータを見て、飯舘村とその周辺に汚染のホットスポットがありそうだと考えていた。

 3月22日にはアメリカの国家核安全保障局(NNSA)から、米軍機による放射線調査結果が公表されたが、そこには福島第一原発から北西に飯舘村あたりまで高濃度区域が伸びていることが示されていた。原子力安全委員会はその翌朝、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による、シミュレーションを発表、図では汚染はやはり北西方面に伸びていた。

 朝日新聞は3月25日朝刊一面で、「飯舘村では20日に土壌1キログラムあたり16万3000ベクレルのセシウム137が出た」と報じた。村は文科省が土壌調査を行ったことは知っていたが、その結果は村には知らされず、一方的に発表されたものだった。この記事の中で今中は、チェルノブイリなら強制移住になっていた「避難が必要なレベル」とコメントした。

 事故以来、糸長らとともに「飯舘村後方支援チーム」として、情報収集やメディアへの対応にあたっていた私は、すがる思いで今中に電話した。この状況をどう判断したらいいのか、何か対策はないのかと。

 今中は、「この時点でしっかり汚染の状況を把握しておくことが必要だ」と言った。そのために自ら現地に調査に行く予定だという。

「(週明けの)月曜にから現地に入る。日曜日に東京に行くからミーティングに参加してほしい」

 ようやく東北自動車道が再開したばかり、まだ新幹線は那須塩原までしか動いていなかったため、現地には東京からレンタカーで向かうという。私たちは調査団の受け入れのため、ばたばたと村役場と調整を取った。その時には現地の交通に不案内な今中らに替わって、運転手を買って出ることを決めていた。

 調査団は今中と私の他、広島大学大学院准教授の遠藤暁、公害史が専門の國學院大学教授の菅井益郎の4人。28日の朝、東京を出発する際に今中から渡されたのは、「ポケット線量計」だった。放射線作業従事者や原発作業員が身につける、被曝量をチェックするための計器だ。

 道中でも線量率を計測しながら、福島市を経由して村に着いた時はもう夕方近かった。村長への挨拶と説明もそこそこに、予備調査のため役場を発った。南下するにつれ今中の手にするサーベイメーター(放射線の空間線量率を測る計器)の数値が上がっていく。「10マイクロ、11、15……、計測不能!」。今中が叫んだ。その時彼が手にしていたサーベイメーターでは、毎時19.9マイクロシーベルトまでしか測れないのだ。

 この日は村内に宿泊し、翌日は朝から車で南北、東西に村内を走りながら、空間線量率を記録していった。測定箇所は全部で140ヵ所。ほぼ村内全域を網羅した。うち5ヵ所では含まれる放射性物質を調べるため土壌も採取した。最も値の高かった村南部の測定ポイントでは、路上で毎時24マイクロシーベルト、畑の上では同30マイクロシーベルトにも達した。

 30日に東京に戻り調査チームはいったん解散したが、広島大学の遠藤は早速持ち帰ったデータ、サンプルの解析に取りかかった。金曜日には解析があらかた終わり、その情報を村に伝えるとともに、対策を検討した。

拡大画像表示 飯舘村の汚染は予想以上に深刻だった。村南部における3月15日からの屋外累積被曝量は、1ヵ月で50ミリシーベルト、3ヵ月で100ミリシーベルトまで達すると予想された。ずっと屋内に居続けたとしても、木造ならその半分程度は浴びることになる。放射線業務従事者の年間被曝限度を3ヵ月で上回ることになる。ここは原発から30kmの屋内待避圏の外側で、30km圏はむしろそれよりも低い値だった。30km圏の同心円状の線引きが、実態を反映していないことは明らかだった。

 放射線による人体への影響には、一時に大量に浴びた場合の急性障害と比較的低量を浴びた場合の晩発障害とがある。原発事故により大量の放射性物質が放出された場合に、まず問題になるのは前者だ。

 急性障害に関しては、しきい値(これ以下は症状が出ないという限界値)がある。影響は器官や年齢などによって異なるが、100ミリシーベルト以下では症状は出ないとされている。しかし、低量放射線を浴び続けそれが積み重なることによって生じる晩発障害については、しきい値がないとするのがICRP(国際放射線防護委員会)の基準だ。放射線で遺伝子が傷つき、被曝量に応じて将来癌や白血病、遺伝的障害が生じるおそれあるのだ。

 事故直後から、原子力安全・保安院などが伝えていたのは、一時的な被曝量を表す「線量率(時間あたりの値)」だ。これを元に、レントゲン検査1回分程度などと「安心感」をふりまいた。しかし線量率が1マイクロシーベルト/hの土地に1年居続ければ、8760マイクロシーベルト=8.76ミリシーベルトになる。体が受けるダメージは1マイクロシーベルトではなく、8.76ミリシーベルト分だ。

 飯舘村では20日ごろまでに、自主避難を含めて半数程度の村民が村外に避難していたと見られる。しかし、原発の状況が落ち着き始めると、家や家畜が心配だったり、仕事があったりして戻ってくる人が増えた。

 そんな中、県は放射線健康リスク管理アドバイザーに就任した長崎大学の教授を村に派遣した。しかし、彼は村内の汚染状況にかなり差があることや、そこに住み続けるリスクを明確に示さず、「安全」、「直ちに健康に影響はない」と村民の前で断言して帰った。「子どもが外遊びをしても何も問題はない」とまで言い切ったという。

 放射線は目に見えない。まわりにはいつもの春と替わらぬ景色が広がっている。もとより村にはなんの責任もない。その中で、放射線医療の専門家から安全のお墨付きを与えられ、村民の間には安心感が広がってしまった。

 そうした状況の中で行われたわれわれの調査だったため、結果の発表は慎重に進める必要があった。国は30km圏の線引きにこだわり、村の汚染を覆い隠そうとしているように思われた。

 ところが4月4日に調査チームのレポートが公開されると、国の動きに微妙な変化が現れた。レポートはすでに2日の段階で村に、そして村に派遣されている原子力安全・保安院職員に渡されていた。枝野官房長官は4月5日、年間被曝限度量の引き上げを示唆したが、これはこれまでのような「線量率」から予測を含めた「積算値」管理への転換を意味している。

 4月6日、村はわれわれの提案に基づき、南部の住民達の役場周辺への避難と、妊婦・乳幼児の村外への避難を決めた。その夕方、原子力安全委員会は記者会見で「村の判断は正しい」と見解を述べたという。このことは報道はされなかったが、親しい記者が私に伝えてくれた。

 さらに4月7日には菅野典雄村長が官房長官から呼び出された。そして11日になって国は飯舘村を含む圏外の地区を「計画的避難区域」に指定することを発表した。すでに放射性物質が大量に村に降下した15日夜から1ヵ月近くが経過し、村民はこの間いたずらに被曝を重ねてしまった。国はこれ以上の被曝を重ねないよう、村民への補償を含めた避難条件について一刻も早く村に提示し、合意すべきだ。村民は今、放射能への不安と今後の生活の不安、村の将来への不安という三重の不安を抱えながら暮らしているのだ。

 いま、飯舘村の山々は、軟らかい木々の芽吹きに包まれるころである。だが昨年と異なるのは、そこが目に見えない放射能に汚染されていることだ。村民は、彼らには何の責任もない原因で暮らしを仕事をそして故郷を奪われようとしている。あまりの理不尽さに、私は声を失う。(文中敬称略)


03. 2011年4月26日 02:20:32: Gt5KbLTT1s
文章の順番が間違っていたので再掲します。


3月11日午後、私は関西から東京に戻る新幹線のぞみ号の車上にいた。そろそろ岐阜羽島駅に差しかかろうかという時、列車は緊急停車した。無線LANの使える車両だったたため、パソコンを開きネットにつなぐと、ツイッターのタイムラインは「揺れた」、「大きい」のつぶやきであふれていた。

 震源は東北沖、メディアのサイトを含め続々入る情報は断片的なものだったが、ただならぬ事態であることは伝わってきた。阪神淡路を超える大震災になると直感すると同時に、悪い予感が頭をよぎった。震源地が海なら大津波が押し寄せる。東北から茨城北部の太平洋岸は、北から東通、女川、福島第一・第二、東海第二と15基もの原発がたち並ぶ。それらが津波に飲みこまれたらどうなるのか。

 結局5時間缶詰になり、のぞみ号は夜10時半ごろようやく新横浜までたどり着いた。そのまま待合室で大型テレビに映し出される衝撃的な映像を見ながら、一睡もできずに夜を明かしたのだった。

 福島第一原発の北西30〜45kmに位置する福島県飯舘村は、11日の地震で大きな揺れに襲われたものの、幸い被害は小さくてすんだ。しかし、隣接する相馬市や南相馬市は地震と津波により甚大な被害を受けていた。11日から12日にかけて、村役場は両市からの避難民の受け入れにてんてこ舞いだった。人口6000人余りの村に、一時1300人もの避難民が村内の公民館や小中学校などに滞在していた。

 そのころ福島第一原発は、地震と津波によりすべての電源を喪失、危機的な状況を迎えていた。運転中の原子炉3基は緊急停止したものの、炉心や使用済み燃料の貯蔵プールを冷却できない事態に陥っていた。12日にはとうとう1号炉が、14日には3号炉が水素爆発。15日早朝には2号炉で爆発があり格納容器が損壊、さらに炉内に燃料のないはずの4号炉でも水素爆発と見られる爆発があり、建屋が吹き飛んだ。

 避難民を受け入れるどころか、村にも危険が迫っていた。15日午前には飯舘村の南東部の一部を含む20〜30km圏に屋内待避勧告が出された。最大の放射性物質放出があったと見られるこの日、村には南東寄りの穏やかな風が吹いていた。そして夕方からの雨が夜半には雪に変わった。

 飯舘村は阿武隈山地の北端にあり、なだらかな山々に囲まれた美しい村だ。平成の大合併時にも独自の道を選び、自立自給の村づくりを進めてきた。

 東北地方の方言で「までい」という言葉がある。漢字で書くと「真手」。までいにと言えば、手間を掛ける、手を抜かないという意味になる。スローライフならぬ「までいライフ」が村づくりのキーワードだ。標高が高くたびたび冷害に見舞われてきた村では、米作中心から20年以上かけて飯舘牛というブランド肉牛を育ててきた。村内には3000頭以上の牛がいる。その餌も大半は牧草、稲わらや飼料用トウモロコシを自給する。有機農業を手掛ける篤農家も多い。至るところに「までい」精神が行き渡っている。

 私自身が村に関わったのは、こうした村づくりを支援してきた日本大学教授の糸長浩司らとの出会いがきっかけだ。村が再生可能エネルギー導入の計画を作る際に、糸長らとともに関わることになった。このとき作成したプランの一つは、2年前、村で最大のエネルギー需用者である特別養護老人ホームに、木質チップボイラーを導入するかたちで実を結んだ。燃料は村内で調達できる木材。そのボイラーがデンマーク製だったところから、デンマーク大使館から人を招いて行ったシンポジウムには、首都圏からも多くの参加者が集まった。

 大阪・熊取町にある京都大学原子炉実験所助教の今中哲二は、3月15日の段階で「福島第一はチェルノブイリのようになる」と確信していた。その後、ぽろぽろと出てくる汚染状況のデータを見て、飯舘村とその周辺に汚染のホットスポットがありそうだと考えていた。

 3月22日にはアメリカの国家核安全保障局(NNSA)から、米軍機による放射線調査結果が公表されたが、そこには福島第一原発から北西に飯舘村あたりまで高濃度区域が伸びていることが示されていた。原子力安全委員会はその翌朝、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による、シミュレーションを発表、図では汚染はやはり北西方面に伸びていた。

 朝日新聞は3月25日朝刊一面で、「飯舘村では20日に土壌1キログラムあたり16万3000ベクレルのセシウム137が出た」と報じた。村は文科省が土壌調査を行ったことは知っていたが、その結果は村には知らされず、一方的に発表されたものだった。この記事の中で今中は、チェルノブイリなら強制移住になっていた「避難が必要なレベル」とコメントした。

 事故以来、糸長らとともに「飯舘村後方支援チーム」として、情報収集やメディアへの対応にあたっていた私は、すがる思いで今中に電話した。この状況をどう判断したらいいのか、何か対策はないのかと。

 今中は、「この時点でしっかり汚染の状況を把握しておくことが必要だ」と言った。そのために自ら現地に調査に行く予定だという。

「(週明けの)月曜にから現地に入る。日曜日に東京に行くからミーティングに参加してほしい」

 ようやく東北自動車道が再開したばかり、まだ新幹線は那須塩原までしか動いていなかったため、現地には東京からレンタカーで向かうという。私たちは調査団の受け入れのため、ばたばたと村役場と調整を取った。その時には現地の交通に不案内な今中らに替わって、運転手を買って出ることを決めていた。

 調査団は今中と私の他、広島大学大学院准教授の遠藤暁、公害史が専門の國學院大学教授の菅井益郎の4人。28日の朝、東京を出発する際に今中から渡されたのは、「ポケット線量計」だった。放射線作業従事者や原発作業員が身につける、被曝量をチェックするための計器だ。

 道中でも線量率を計測しながら、福島市を経由して村に着いた時はもう夕方近かった。村長への挨拶と説明もそこそこに、予備調査のため役場を発った。南下するにつれ今中の手にするサーベイメーター(放射線の空間線量率を測る計器)の数値が上がっていく。「10マイクロ、11、15……、計測不能!」。今中が叫んだ。その時彼が手にしていたサーベイメーターでは、毎時19.9マイクロシーベルトまでしか測れないのだ。

この日は村内に宿泊し、翌日は朝から車で南北、東西に村内を走りながら、空間線量率を記録していった。測定箇所は全部で140ヵ所。ほぼ村内全域を網羅した。うち5ヵ所では含まれる放射性物質を調べるため土壌も採取した。最も値の高かった村南部の測定ポイントでは、路上で毎時24マイクロシーベルト、畑の上では同30マイクロシーベルトにも達した。

 30日に東京に戻り調査チームはいったん解散したが、広島大学の遠藤は早速持ち帰ったデータ、サンプルの解析に取りかかった。金曜日には解析があらかた終わり、その情報を村に伝えるとともに、対策を検討した。

拡大画像表示 飯舘村の汚染は予想以上に深刻だった。村南部における3月15日からの屋外累積被曝量は、1ヵ月で50ミリシーベルト、3ヵ月で100ミリシーベルトまで達すると予想された。ずっと屋内に居続けたとしても、木造ならその半分程度は浴びることになる。放射線業務従事者の年間被曝限度を3ヵ月で上回ることになる。ここは原発から30kmの屋内待避圏の外側で、30km圏はむしろそれよりも低い値だった。30km圏の同心円状の線引きが、実態を反映していないことは明らかだった。

 放射線による人体への影響には、一時に大量に浴びた場合の急性障害と比較的低量を浴びた場合の晩発障害とがある。原発事故により大量の放射性物質が放出された場合に、まず問題になるのは前者だ。

 急性障害に関しては、しきい値(これ以下は症状が出ないという限界値)がある。影響は器官や年齢などによって異なるが、100ミリシーベルト以下では症状は出ないとされている。しかし、低量放射線を浴び続けそれが積み重なることによって生じる晩発障害については、しきい値がないとするのがICRP(国際放射線防護委員会)の基準だ。放射線で遺伝子が傷つき、被曝量に応じて将来癌や白血病、遺伝的障害が生じるおそれあるのだ。

 事故直後から、原子力安全・保安院などが伝えていたのは、一時的な被曝量を表す「線量率(時間あたりの値)」だ。これを元に、レントゲン検査1回分程度などと「安心感」をふりまいた。しかし線量率が1マイクロシーベルト/hの土地に1年居続ければ、8760マイクロシーベルト=8.76ミリシーベルトになる。体が受けるダメージは1マイクロシーベルトではなく、8.76ミリシーベルト分だ。

 飯舘村では20日ごろまでに、自主避難を含めて半数程度の村民が村外に避難していたと見られる。しかし、原発の状況が落ち着き始めると、家や家畜が心配だったり、仕事があったりして戻ってくる人が増えた。

 そんな中、県は放射線健康リスク管理アドバイザーに就任した長崎大学の教授を村に派遣した。しかし、彼は村内の汚染状況にかなり差があることや、そこに住み続けるリスクを明確に示さず、「安全」、「直ちに健康に影響はない」と村民の前で断言して帰った。「子どもが外遊びをしても何も問題はない」とまで言い切ったという。

 放射線は目に見えない。まわりにはいつもの春と替わらぬ景色が広がっている。もとより村にはなんの責任もない。その中で、放射線医療の専門家から安全のお墨付きを与えられ、村民の間には安心感が広がってしまった。

 そうした状況の中で行われたわれわれの調査だったため、結果の発表は慎重に進める必要があった。国は30km圏の線引きにこだわり、村の汚染を覆い隠そうとしているように思われた。

 ところが4月4日に調査チームのレポートが公開されると、国の動きに微妙な変化が現れた。レポートはすでに2日の段階で村に、そして村に派遣されている原子力安全・保安院職員に渡されていた。枝野官房長官は4月5日、年間被曝限度量の引き上げを示唆したが、これはこれまでのような「線量率」から予測を含めた「積算値」管理への転換を意味している。

 4月6日、村はわれわれの提案に基づき、南部の住民達の役場周辺への避難と、妊婦・乳幼児の村外への避難を決めた。その夕方、原子力安全委員会は記者会見で「村の判断は正しい」と見解を述べたという。このことは報道はされなかったが、親しい記者が私に伝えてくれた。

 さらに4月7日には菅野典雄村長が官房長官から呼び出された。そして11日になって国は飯舘村を含む圏外の地区を「計画的避難区域」に指定することを発表した。すでに放射性物質が大量に村に降下した15日夜から1ヵ月近くが経過し、村民はこの間いたずらに被曝を重ねてしまった。国はこれ以上の被曝を重ねないよう、村民への補償を含めた避難条件について一刻も早く村に提示し、合意すべきだ。村民は今、放射能への不安と今後の生活の不安、村の将来への不安という三重の不安を抱えながら暮らしているのだ。

 いま、飯舘村の山々は、軟らかい木々の芽吹きに包まれるころである。だが昨年と異なるのは、そこが目に見えない放射能に汚染されていることだ。村民は、彼らには何の責任もない原因で暮らしを仕事をそして故郷を奪われようとしている。あまりの理不尽さに、私は声を失う。(文中敬称略)


04. 2011年4月26日 02:25:42: EGaQ73B5yp
】「あなたは放射性物質が入った水道水を飲みますか?」 → 6割以上が「飲む」と回答


beチェック
1 名前:名無しさん@涙目です。(大阪府) 2011/04/26(火) 01:52:47.40 ID:icO7/nhz0● 2BP(0)

東北地方太平洋沖地震の影響で発生した日本海側の大津波。
地震と津波により未曾有の大災害となった東日本大震災は、福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故も引き起こし、
大気や大地、そして海を放射性物質で汚染するという取り返しのつかない状態になっています。
放射性物質は水道水にも入り込み、一部の地域の水道水からヨウ素やセシウムなどが検出されました。
それによってスーパーやコンビニエンスストアでミネラルウォーターを買い占める人が増え、物議をかもす出来事となりました。

政府は幼児に飲ませることは控えるように言いながらも、大人が飲むぶんには「ただちに問題のある量ではない」としていました。
でも、世間の人たちは放射性物質が入った水道水を飲むことに対して、どのような考えを持っているのでしょうか?
飲料水や料理に使用することに抵抗はないのでしょうか?

そこで今回、『放射性物質が入った水道水をあなたは飲みますか?』というアンケートを実施してみました。
「あなたの地域の水道水に、飲んでもただちに影響がない微量なヨウ素やセシウムなどの放射性物質が入っているとします。
政府は安全と言っています。あなたはその水道水を飲みますか?」という説明のもと、
2001人のインターネットユーザーにアンケートに答えてもらいました。

<放射性物質が入った水道水をあなたは飲みますか?>
気にしないで水道水を飲む    695票(34.7%)
ミネラルウォーターなどの他の水を飲む  685票(34.2%)
飲みたくないが水道水を飲む    621票(31%)
無回答 4票

http://getnews.jp/archives/113042

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


05. 2011年4月26日 04:12:55: ynSQvzTlvk
>>01
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時
照見五蘊皆空度一切苦厄


06. 2011年4月26日 05:10:24: 4WV2HM1H9Y

また、危機感扇動者か…

これって、その土壌の上に、防護無しで24時間いた場合を仮定してる訳でしょ。

そんな人いませんから…

チェルノと同様に関しては、数字の根拠も脆弱だし、推定根拠が曖昧。


07. 2011年4月26日 05:32:46: NAdiAE5k66
ロシアと違って、日本は雨が多い。
広島・長崎もセシウム・プルトニウム等が長期に残っていたはずだが、
戦後しばらくして復活し、百万の人口を誇っている。
もちろん、統計学的に有意なほど癌や奇形が増える可能性はあるから、
数年は警戒し近づかない方がいいだろう。
しかし、
チェルノブイリのように何十年も住めないということはないのではないか。

ただし、福島第一が無事に収束し、他の原発も暴発しない、という前提だが。


08. 2011年4月26日 06:33:12: GVMFy9UA0g
コノ長崎大学の教授は 『 銃殺刑 』ヤネ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


>07

ソンナ勇気もナイ癖に!!!!!!!!!!!!!!!!

ドウゾ、どうぞ、福島の大地は何時でもアナタをお待ちしてオリますので、数年後には是非 移住されて下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


麗しい空気と大地を噛みしめてネ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

>06


また、危機煽動者かって、オマエ本当に日本人なの!!!!!!!!!!!!!!!!????????????????


「 煽動 」 という言葉の意味を全く理解してナイな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

>防護無しで24時間いた場合を仮定してる訳で、そんな人いませんから…

って、ジャ24時間 CBIRF の部隊の様な格好で暮らすのカヨ、アホ 馬鹿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


オマエは、第2時大戦後にブラジルの日系社会で、


「 日本が負けたナンテ嘘だ!!!!!!!! デタラメを言うナ!!!!!!!!!!!!!!!!」


って最後まで日本の敗戦を受け容れようとしなかった " 大バカ野郎共 " ソックリだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「 バカ 」 は死ぬまで、" バカ " って事ダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


09. 2011年4月26日 07:46:23: EdnbOjbzNg
日本は土壌の調査をベクレル/平方メートル ではなく ベクレル/kgで発表している。これはその土地で暮らす人への影響を無視した詐欺的な発表である。

なぜ ベクレル/平方メートルで発表しないのか?
チェルノブイリより圧倒的に悪く、年間100mを超える被爆を起こす事がばれてしまうからであろう。

理想を言えば年間1ミリ、すくなくとも年間5ミリ以上の放射線を浴びてしまうような地域は東電や政府が保証して避難させるべきであるが、日本は人口密度が高くそんな事をする金も土地も無い。

事故前と同じ放射線リスクで生活したければ、自費で避難するしかない。

数十年後、放射能の健康への影響が統計的に確認されれば、東電と政府を相手取り避難にかかった費用と損害を請求できるかもしれない。

まずは自主的に避難し数十年後避難の必要性が確認できれば集団訴訟で損害を請求するしか手は無いのではないだろうか。


10. 2011年4月26日 08:31:38: 9ggUE27HIY
コメント欄03の下記記事貼付け、貴重です。投稿に感謝します。

ダイヤモンドオンラインの
【福島県飯舘村・現地レポート】
持続可能な村づくりを奪われた村
――原子力災害の理不尽な実態
http://diamond.jp/articles/-/11978


11. 2011年4月26日 11:32:23: SKWQ96qe5U
>06
屋内に逃げれば安心だと、すっかり騙されてますね。
放射線の一部は部屋の中にいようが関係ないです。ガンマ線は薄い鉛の板ですら通過します。あなたも24時間それらを浴びてるんですヨ。α線も、あなたが外出したときに呼吸や食事で体内に取り込めば細胞の中の遺伝子を壊します。
無知とは怖ろしいものですね。

12. 2011年4月26日 13:39:45: 2N5u1dy2Mk
>>06
大抵の作物は土の上(中)で作られます。
土埃を一切吸わない生活は大抵の人には不可能です。

13. 2011年4月26日 13:44:48: G5lAvBgcn2
>06 ゴラァ!このヴォケナス!
農家のおっさんがどんな防護をするんじゃ!
安全なところにいるテメェがつべこべ云うんじゃねぇよ!
チェルノとか関係ねぇんだよっ!
できるもんならテメエ、そこに行って除染してみろや!

14. 2011年4月26日 20:18:36: FPyQdxg6Js
 宮崎市下北方町の小高い丘の上に南を向いて高さ37メートルの巨大な石塔が立っています。この塔は「八紘乃基柱」(あめつちのもとはしら)といって、1937年(昭和12年)、日中戦争が勃発し、国家意識の高揚が叫ばれる中で巨費をかけて建設された、数百万の戦没者の怨念が篭る、げに恐ろしい巨大な塔です。日本国中から集められた石やアジア各地から強奪してきた石で築かれたと言われています。
 一方、福島県の海岸には東電を葬ったと言われる6基の巨大な石の墓が並んで存在し永年にわたって線香の煙ならぬ放射能の煙が漂い続けています。世界遺産の一つになっていますが、近づく者は誰一人としていません。いつまで放射能の煙を出し続けるのでしょうか

15. 2011年4月26日 20:19:11: 2N5u1dy2Mk
そういえば、前にこんな記事もあったな。

YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110401-OYT1T00786.htm
IAEAと安全委、土壌めぐる見解相違で混乱

 福島県飯舘村で検出された高濃度の放射性物質を含む土壌を巡って、国際原子力機関(IAEA)と内閣府・原子力安全委員会の見解が分かれ、混乱が広がっている。
 IAEAは独自の土壌調査を行い、日本政府に避難勧告を検討するよう促したが、安全委は「判断基準の物差しが違う。日本の方が総合的に判断しており問題ない」と反論している。
 飯舘村は福島第一原発の北西約40キロに位置し、屋内退避を勧告された20〜30キロ圏内の外側にあたる。IAEAは同村で、土壌の表面に付着している放射性ヨウ素131とセシウム137ほか、空気中の放射線量の割合を調査。放射性ヨウ素131が、土壌表面の1平方メートル当たり2000万ベクレルで、IAEAの避難基準の約2倍に相当するとしている。
 これに対し、日本は土壌を深さ約5センチまで掘り、採取した土壌1キロ・グラム当たりの放射性物質濃度を調べている。このほか、空気中の放射線量の割合、空気中のほこりや飲食物に含まれる放射性物質濃度なども測定し、人への影響を考慮している。
(2011年4月1日20時13分 読売新聞)

言うまでもないが、IAEAは反原発の組織ではないし、読売も反原発的な見解は全然持っていない。

>国際原子力機関(こくさいげんしりょくきかん、International Atomic Energy Agency:IAEA)は、原子力の平和利用を促進し、軍事転用されないための保障措置の実施をする国際機関である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E6%A9%9F%E9%96%A2


16. 2011年4月26日 20:54:20: P9GBzNi2fU

放射線の線量は原発の北西の2地点で最も高く、3月20日に福島第一原発から北西40Kmに位置する飯館村で8690ベクレル/Kgから最高で16万3000ベクレル/Kgを測定しました。

⇒これが本当だとしても、飲食に関しては、その地域で取れた野菜やその地域の水・原乳を避ければ済むことだと思う。他の基準値以下の野菜・原乳を調達し、水道を利用すればいいだけのこと。

概算で16万3000ベクレル/kgのセシウム137を含む土壌に立つ人は1年に約150mシーベルトの被爆を受けるとのことです。

⇒これはかなり怪しい。何も概算などする必要がなく、単にガイガーカウターで計測すればはっきりするのだから。

放射性物質が深さ2cm未満に分布していると仮定して、Chen氏は、16万3000ベクレル/kgがおよそ800万ベクレル/m2と同等であると推定しています。

⇒この根拠がさっぱりわからん。

チェルノブイリの近くのいくつかの村で最も高い放射線量が検出されたセシウム137のレベルは500万Bq/m2でした。

⇒次の資料によると、チェルノブイリの近くのいくつかの村で最も高い放射線量が検出されたセシウム137のレベルは55万5,000Bq/m2とある。かなり乖離があるが。
http://www.snsi.jp/
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

*以上のように素直には受け取れない内容ばかりである。

尚、「内部被曝」と「摂取と排泄のバランス」については以下を参照。

内部被曝の方が外部被曝より危険?

何となく不気味な内部被曝

 放射線の浴び方には、いろいろあります。時間的に言えば、一度にどっと浴びたのか、それとも、同じ線量をだらだらと少しずつ浴びたのか、という問題もあります。また、全身に浴びたのか局所に浴びたのか、というのも重要な点です。と同時に、体の外から浴びたのか、それとも体内汚染をおこした放射性物質によって、体の中から浴びたのか、という分け方も重要です。よく内部被曝の方が外部被曝より危険なのではないかという疑問を耳にします。体の内側から浴びる方が不気味なので、その気分はわかるような気がします。しかし、実際はどうなのでしょうか?

 たとえば、生殖腺が内部被曝で1シーベルト浴びた場合と、外部被曝で1シーベルト浴びた場合を考えてみましょう。両者の影響に違いがあるでしょうか、それとも同じでしょうか?
 
 体の外から生殖腺が浴びる場合には、多分、ガンマ線のような透過性の放射線のことが多いでしょう。稀には、かなりエネルギーの高いベータ線の被曝によることもないとはいえません。その場合には、ベータ線は生殖腺に当たって主として表面近くで吸収される可能性が強いので、ガンマ線被曝の場合のように生殖腺全体がほぼ均等に浴びるということにはならないかもしれません。

一方、生殖腺自身に取り込まれた放射性核種による被曝の場合には、どういう放射性核種かに応じて、アルファ線の場合もあるだろうし、ベータ線の場合もあるだろうし、ガンマ線の場合もあるでしょう。あるいは、それらの組み合わせの場合もあるに相違ありません。とくにアルファ線の場合などは、それを放出する放射性核種が、生殖腺内でどういう分布をしているかによって、被曝線量の空間分布もずいぶん違ってくる可能性があります。

 このように考えてくると、ひとくちに「生殖腺が1シーベルト浴びた」などと言っても、線量の分布などが微妙に異なる可能性があるので、そう簡単な話ではありません。しかし、今のところ、同じ臓器が同じシーベルト浴びたのなら、それが外部被曝によるものであれ内部被曝によるものであれ、生物学的な障害度に基本的な差はないと考えられています。とくに、浴びる放射線が両方ともガンマ線とかベータ線とか同じである場合には、そこにできた放射線の傷跡が外から来た放射線によるものか中から出た放射線によるものか、区別する根拠はまったくありませんので、同じものとして考えていっこうに差し支えありません。

 もちろん、かたや、骨に入り込んだプルトニウム239によって骨髄に1シーベルト浴びた、というケースと、かたや、外部被曝のベータ線によって皮膚に1シーベルト浴びた、というケースを同等に扱うなどということはナンセンスです。同じ臓器がほぼ似たりよったりの浴び方で放射線を被曝した場合には、それが外部被曝によるものであれ内部被曝によるものであろうが、本質的な差はないのです。

 全身線量の求め方

 いろいろな臓器が不均等に被曝したような場合、全身線量を求めるにはどうすればよいでしょう。単純に各臓器の線量を加え合わせばよいでしょうか。そう簡単ではありません。なぜならば、臓器によって、遺伝的影響や癌の危険度が違うからです。発癌の危険性が少ない臓器が1シーベルト浴びるのと、その危険性が大きい臓器が1シーベルト浴びるのとでは当然意味が違ってくるので、各臓器の重要性に応じて重みづけの係数(荷重係数)をかけて合計しなければなりません。下の表は、国際放射線防護委員会がこうした目的のために設定した係数の値です。

 実行線量当量とは?

 外部被曝であれ、内部被曝であれ、いろいろな臓器が異なる割合で被曝した場合には、この表の係数を乗じて重みづけをしながら合計線量として同じ尺度で比較することができます。なかなか面倒なことですが、そのようにして計算された線量の値は共通に比較ができて便利なので、とくに「実行線量当量」と呼ばれています。言うまでもないことですが、下表の係数を全部加え合わせると、当然1.0になります。

 *荷重係数
生殖腺:0.25、乳腺:0.15、赤色骨髄:0.12、肺:0.12、甲状腺:0.03、骨表面:0.03、残りの組織:0.30

体内放射能は無限に蓄積される?

摂取と排泄はやがてバランスする。

 放射能で汚染された食品を、来る日も来る日も食べ続けたとしましょう。この場合、体の中の放射線は、どんどん蓄積され続けるのでしょうか。
 たとえば、セシウム137の半減期は30年です。放射能が半分に減るのに30年もかかる。ちょっと考えると、こんなに寿命の長い放射性核種をつぎからつぎへと体内に取り込めば、どんどんたまっていきそうです。本当はどうなのでしょうか。
 この問題を理解するには、生物学的半減期や有効半減期のことを知る必要があります。

 セシウム137を例にとりましょう。たしかに、この核種の放射能が半分に減るのに要する時間は30年ですが、私たちの体の中に入ってきたセシウム137は、そこにいつまでもじっとしているわけではなく、尿や糞から排泄されることによって、体の外に追い出されていきます。日本人の場合、セシウムを100だけ摂取したとすると、そのうちの半分を排泄によって体外に追い出すのに約3カ月必要です。これを「生物学的半減期」というのですが、幸い、セシウム137の場合、物理的な半減期が30年と長くても、生物学的半減期が3か月程度と短いために、体内に取り込まれたセシウム137は、割合に速く追い出されてしまうのです。

 体内に取り込まれた放射能が100あった場合、これが、物理的減衰と生物学的排泄の両方によって、とにかく半分の50に減るまでの時間のことを「有効半減期」と言います。物理的半減期と生物学的半減期と有効半減期の関係は、つぎのとおりです。
有効半減期=(物理的半減期×生物学的半減期)÷(物理的半減期+生物学的半減期)=(30年×0.25年(3か月))÷(30年+0.25年(3か月))=0.247933884年

*0.247933884年=約3カ月

セシウム137の場合には、物理的半減期が生物学的半減期よりも圧倒的に長いので、このような場合には、有効半減期はだいたい生物学的半減期と同じになります。

摂取と排泄のバランス

セシウム137を毎日食べ続けると、体内量は無限に増えていきそうな気がしますが、実際には、ある時点までくると摂取量と排泄量がバランスして、それ以上は増えなくなります。逆の言い方をすれば、摂取量と排泄量がつりあう状態になるまでは、体内量が増え続けると表現してもかまいません。ちょっとした理論的考察によって、平衡状態での体内放射能(ベクレル)は、次式で求められることが知られています。

 体内放射能の平衡値=1.44×(1日当たりの放射能摂取量、ベクレル/日)×(有効半減期、日)

カリウム40の体内量

私たちは天然の放射性核種であるカリウム40を、1日50ベクレル程度食べています。この元素の生物学的半減期は約60日、物理的半減期12億6,000万年ですから、有効半減期は60日となります。したがって、下に計算されているように、私たちの体内には、カリウム40が4300ベクレル程度は、たまっている計算になります。実際には、1日当たりのカリウム摂取量や生物学的半減期にはかなりの個人差がありますので、誰でもピッタリ4300ベクレルというわけではありません。しかし、大人なら4,000〜5,000ベクレルの体内放射能をもっていることは、実際に測定した結果としてもよく確かめられた事実です。
 当然、1日あたりの摂取量が多ければ多いほど、また、有効半減期が長ければ長いほど、平衡状態に達したときの体内放射能のレベルは高くなります。しかし、それでも、無限に増えるわけではありません。

平衡時の体内放射能(ベクレル)=1.44×(1日当たりの放射能摂取量、ベクレル/日)×(有効半減期、日)

(例)カリウム40(天然放射性核種)
    1日あたりの平均摂取量:約50ベクレル/日
    有効半減期:約60日
   ゆえに、私たちの体内のカリウム40の放射能は、
 体内量(ベクレル)=1.44×50(ベクレル/日)×60(日)=4,300(ベクレル)



17. おとと 2011年4月26日 21:34:56: zYVOAVZUQyLFo : ikDT4c5YZc
>16さん、ジョン・ゴフマンの本でも読んで、体内被曝のメカニズムを勉強したら如何ですか。放射線の持つ電離作用を。

18. 2011年4月26日 21:45:07: GxwB8S5KpM
飯舘村…またひとつ村が消えた。


そのうち巨大ダンゴムシ誕生を見る日が来るかもな。


19. 2011年4月26日 22:00:27: ysowTlTe66
>16さん

で、何が言いたいのですか?まさか安全とでも言いたいのですか?

政府は放射線業務従事者の年間被曝限度20mSvを子供にも適用したのですよ。
法律では18歳未満は業務従事者になれませんよ。
しかも、外部被曝の数値だけで、内部被曝の評価は一切しないで。

非密封RIを取り扱う際は、手袋を着用します。
それに、管理区域は内部被曝を防ぐため飲食・喫煙は禁止されています。

あんなに汚染された環境で、取扱教育を受けてない人は、いったいどのくらい内部被曝するのか検討もつかないですよ。

私の後輩は約20〜30mSv/年で10年くらい従事した後、退社後ガンを発症し数年後に亡くなりました。病名は「横紋筋肉腫」と言う通常考えられないガンで。
私には安全とは思えません。

確率的影響(晩発的影響)に閾値はありません。
少なくとも子供は避難(疎開)させるべきです。

何も知らない方がかわいそうで。。。


20. 梵天 2011年4月26日 22:16:02: 5Wg35UoGiwUNk : bTwp1YEqdo
>>01
BdVyPqzXIk さん
 癌と戦っておられるようですが、何も悲観する事はありません。
 私の父は48歳のときに肺癌を患い、当時3年生存確率が20%と言われ6時間にも及ぶ手術で片肺をほぼ全部摘出しました。タバコが好きで肺癌の手術が終わってから3日後には隠れて病室でタバコを吹かし、自分の好きなことをやって死ぬのなら本望だと毒づいていたのを覚えています。

 その後32年を無事に生き抜き、昨年に再度82歳で膀胱癌で膀胱を全摘出しましたが、いまもピンピンし相変わらずタバコをふかし続けています。

 人生は気の持ちようだと今も毒舌で言いたい事を言っています。死に直面し開き直ったのが逆に良かったようです。
 
 さて、お書きになった文章で

>>国会尋問の報道規制や言論統制や政府機関による脅しが在る筈が無い。
>>国民を不幸のどん底に陥れるのは病的支配であり、真実の湾曲であるからだ。

と言われていますが、これはその通りです。はっきり言えばマスコミの問題です。
 彼らは自分たちが正義だと思っているからです。当たり前の話です。右も左も上も下も自分たちが悪だとは思っていません。
 全体主義ファシズムの時代の当事者だった人でさえ、自分たちは悪だとは思っていません。

 過去にこんな事がありました。
 金融担当として亀井氏が金融庁に着任したときのことです。マスコミは亀井氏を素人だとか散々にコキ下ろしました。

 しかし実際には金融庁につめていた記者が全員金融についてド素人だった事が記者クラブを廃止する試みの中で明らかになりました。

 詰めていた記者の質問が余りに低レベルのものだった事が金融庁のホームページで公開された会見の議事録から明らかになっています。
 ウソだとお思いなら、阿修羅の過去の記録を調べてみてください。経済板にその当時の投稿が残っています。

 歴史はすべてそうなのですが、結果を出せないものは淘汰されてしまいます。

 病気も気の持ちようだと思います。

 これを契機に俺にはもう怖いものはない。言いたい事を言い、やりたい事をやるんだと思えば道は開けてくると思います。
 乱文ご容赦を・・・・・・・・ 


21. 2011年4月26日 23:04:41: Dbyw9Ps5Fo
原発は、立地近辺の市町村長、一部の住民、県知事が金儲けをし、仕事をもらい、道路、施設、設備などをもらって、官僚の天下り、汚職とともに、電力会社が大儲けする。こういうシステムなんだよね。
それなのに、
放射能は世界中の、大気、海洋にばらまかれ、特に、半径1〜600kmの人には、大変な被害が出るわけだよね。
自分の体が放射能汚染するし、食べ物、水、製品、すべてが汚染され、仕事もできなくなる。

一部の人間だけが、大儲けして、それ以外の大部分はひどい被害にあう。こんなものがあってよいのか?おかしすぎるだろ。
しかも、原発の作業者は、放射能汚染の問題も教えられずに、労災認定も受けられずに、安い賃金でこき使われて、電力会社の人間は良い思いをする。
命まで削って働いているのに、安い賃金で使われて、何も良い事はなかた。その結果、安い電力ができて、原発の電力が一番安いなどとうそをついて国民を騙し続けてきた。

石原慎太郎も、東電幹部も、経産省も、東大原子力工学科も、すぐに、原発へ行け。行って放射能を止めてこい。
それができなければ、原発は永久に止めるべきだ。

使用済核燃料は、どうやって処理するんだ?
お前らが全部食うのか?
お前らの家の中にしまいこむのか?
これも他人に押し付けて、自分だけ良い思いをするやり方は許されないことぐらいいい年こいたおっさんがわかるだろ?

いくつになっても、欲の皮の突っ張ったままの老いぼれなのか?
墓場に、棺桶の中を札束で埋めたいってことなのか?
守銭奴おいぼれ、そんなに金が欲しいか?
人間性を捨てて、人から後ろ指をさされても金が欲しいのか?
将来を担う子供たちへ、放射能汚染と、処理作業を押し付けても、金が欲しいのか?
あまりにも情けないだろう?

核弾頭が欲しいのか?
結果的に、JCOの臨界と、今回の臨界で核実験だよな。中性子爆弾も結果的にできちゃったよな。もういいだろ?
そんなに核が好きなら、とにかく、逃げ回らずに、福島第一原発へいけ。


22. 2011年4月26日 23:44:19: FmB0JlnSpg
アメリカが調査した放射能累積積算量

http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_soc_jishin-higashinihon20110421j-03-w410


23. 2011年4月26日 23:45:15: GVMFy9UA0g
>21


大賛成!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


>16


統一教会工作員の書き込みって、本当に " 冗長 " なんダヨなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


自分で何 最初に書いたか判ってネーゼ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


24. 2011年4月27日 00:37:19: X516gLIHlQ
放射能被爆の写真を他の板でみたが放射能を受けると身体の構成がおかしくなる
みたい。つまり表皮細胞のはずが表皮細胞の認識をやめつめの細胞のはずがやはり理解できなくなる。現代の最先端の生命科学では単細胞までの見識しかない。動物のような高等生物の細胞間の情報交換はまだ未発見である。
医学で言えば放射能に関しては現代の医療技術は古代ギリシャの医療技術までも達してない。表皮細胞が自己を認識できず粘液細胞のように振舞うと体が溶けた状態になる。また臓器細胞の一部が自己を失うとガン化となる。
学問の世界でまだこの状態なのに専門家は影響がないとよくテレビで耳にしたが
これを言っている人は学問的には無知であるかペテン師。東大とか言っているが
予想とか予感でしゃべり断言するのは科学者ではない。放射能安全基準も適当な数値で欧米人と体格が前々ちがいまた根拠も薄い。食に放射能はないのが普通で
昨日、日、中、韓国の協議で日本は風評被害を訴えたが科学的根拠があるとの言葉に返し言葉がなかったみたい。

25. 2011年4月27日 00:39:36: yxstEvnWG6
>>7
>ロシアと違って、日本は雨が多い。

これ、ロシアと違って日本の地下水はやられる、とも読んだのですが
間違ってますでしょうか?


26. 恵也 2011年4月27日 14:24:57: cdRlA.6W79UEw : edG5LMbg8s
>>06  これって、その土壌の上に、防護無しで24時間いた場合を仮定してる訳でしょ。

土壌の上1mの場所に1年間いたら、放射線技師でも仕事を出来なくなる量。
ただしこれは呼吸して肺に入れる量と食べ物から体内に入れる量が入ってません。
まあ被曝して、ホルモン異常や癌になっても良いのならご自由に。

チェルノブイリ事故で作業した人(リクビダートル)と、してない人ではホルモン異常
で20倍、癌で1.5倍の割合で病気になりやすくなってます。

県単位なら平常値の3倍の県には居たくない。
空間線量は年間5ミリシーベルト(0.6μSv/h)で俺なら逃げ出すね。

ーーーー引用開始ーーーー
ロシアのリクビダートルの罹病率
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/GN/GN9705.html
http://atmc.jp/


27. 恵也 2011年4月27日 14:52:22: cdRlA.6W79UEw : lkdXKigrXI
>>20 私の父は48歳のときに肺癌を患い、当時3年生存確率が20%と言われ

運が良いね。
俺の父は肝臓癌になって、手術をして2年くらいで死んだし叔父さんや妹は癌になって
5年くらいでみんな死んでしまったよ。だから俺は癌になったら手術をしない事にしてる。
手術や抗がん剤の辛さを知ってるのでね。
痛み止めだけにしてもらって、後は民間療法だ。


28. 2011年4月27日 15:02:41: GgvKR0XjpY
よく分からないのですが、生物学的半減期と言うのは、内部被爆が、外部起爆に変わるとイコールですか。
トイレや汗、垢などから外部被爆すると言うことですか。

29. 山本恵也 2011年4月27日 16:33:48: Nl7lMX/ZudtZA : b7vTWrRneY
>>16 生物学的半減期が3か月程度と短いために、体内に取り込まれたセシウム
>> 137は、割合に速く追い出されてしまうのです。

空理空論。
セシウム137を体内に取り込まないように、飲まず食わずで断食したのならそんな
計算になるかも知れんけど、毎日取り込んでたら半減するはずがない。

人間はたとえ放射能があると判っていても飲み食いしなくてはいけない。
福島の連中はこれから死ぬまでセシウム137を体内に取り込むのにアンタは何の
ための空理空論の計算をしたのだろうね。

チェルノブイリではセシウム137が水で地下に浸透したり、海に流れて物理的
半減期よりももっと短いのではないかと思われてましたが、実際には植物などに
濃縮されてその土壌での半減期は物理的半減期とタイシテ変らなかったといわ
れてます。

頭の中での空理空論だけは止めときなさい。
現実はあなたの脳ミソほど単純じゃありません。
くれぐれも現実の調査を常に重視しなさい。
もう少し複雑な脳ミソにしな。

ーーーー引用開始ーーーー
したがって1平方メートルの土地のセシウム137による汚染は 1kgの土から検出
されたのセシウム16.3万Bqを20倍して16.3万Bq×20=326万Bq/平方
メートルとなる。
http://hanakaikou.blog68.fc2.com/?mode=m&no=158


30. 2011年4月27日 17:05:02: YPSR9izwBQ
21さんの仰るとおりです。
小学生でもわかる道徳のモラルがこの大人達には全くない。
なんて情けない人間なのでしょうか・・
原発は永久にいりませんね。
人間の範疇に負えない物を使用して繁栄・成り立つ文明なんて、しょせんまやかしか蜃気楼にすぎません。
歳月をかけてじっくりと安全で着実な道を選択するべきです。
私達が将来の子供達に残せる唯一無二の遺産。

上記の人達 原発推進・擁護する方々は全て福島原発の仕事に従事して頂きましょう。
それから何か発言して下さいな。


31. 恵也 2011年4月27日 17:29:32: cdRlA.6W79UEw : 3kuS7IILtE
>>28 生物学的半減期と言うのは、内部被爆が、外部起爆に変わるとイコールですか。

生物学的半減期とは、具体的にいうと水俣病で有機水銀が体内にたまり病気に
なられた方がいたけど有機水銀が体内に入らないようにした時に、体内で半分に
なる時間を生物学的半減期という。

被曝とは関係のない話だけど、水銀の代わりに放射性セシウムの場合、体内から
排出して半分になる時間と、核変換で半分になる時間と二つが関係してくるので
両方を勘案して計算した値を実効半減期という。

生物学的半減期は、新しく外から体内に取り込んでる場合は計算方法がはるかに
複雑なものになってしまいます。
>>16の方は、生物学的半減期という概念をよく知らないのじゃないかな。


32. 2011年4月27日 18:56:40: dbSMz358wo

http://blog.goo.ne.jp/rhneverland/e/1c2678a6c3bea8163b0ae6ddac8d14e9

汚染した土壌の放射性物質をヒマワリに吸収させ、細菌で少量化する計画が本格的に
2011-04-23 23:47:37 | Weblog汚染土壌浄化「ヒマワリ作戦」…復興の象徴にも

福島第一原子力発電所事故で汚染した土壌の放射性物質をヒマワリに吸収させ、細菌で少量化する計画を、宇宙航空研究開発機構の山下雅道専任教授ら宇宙農業に取り組む研究者有志が進めている。

 ヒマワリを復興の象徴にと、福島県内でヒマワリを栽培してくれる参加者も募っている。

 1986年のチェルノブイリ原発事故でも土壌浄化にヒマワリや菜の花が使われた。放射性セシウムは肥料の一つであるカリウムと性質が似ており、カリウムなどの肥料を与えなければ、ヒマワリなどはセシウムを取り込みやすい。

 収穫したヒマワリは、焼却処分すると煙が出て放射性物質が拡散する恐れがあるため、堆肥作りに利用されている「高温好気堆肥菌」でヒマワリを分解させる計画だ。
この菌による分解で、ヒマワリの体積は1%程度になり、放射性廃棄物の量を減らすことができる。

(2011年4月22日14時49分 読売新聞)

原発大国のフランスや、チェルノブイリに近いキエフあたりもヒマワリ畑が名物となっています。
原発が建てられる前からヒマワリ畑だったのでしょうけれど、上手に放射性物質を回収していたのですね。



33. 2011年4月27日 19:39:29: dbSMz358wo

現時点では、他の方の意見より、「16. 2011年4月26日 20:54:20: P9GBzNi2fU」の中で述べた@安斎 育郎(あんざい いくろう、1940年4月16日 - )氏の「放射能そこが知りたい」(安斎 育郎著)中の意見とA「緊急事故緊急対策マニュアル」(日本科学者会議福岡支部・核問題研究委員会著)の中の意見を支持しています。

「原発への批判」と「風評被害について考えること」は同等に扱われるべきだと考えております。
ですが「阿修羅」では「東電・政府等に対する原発への批判」ばかりで、「風評被害について考えること」はほとんどない、と感じております。
ですので「東電・政府等に対する原発への批判」は「阿修羅以外」で行います。


34. 2011年4月27日 19:52:44: I2fZFQMMHc
核燃料損傷で放出?放射性物質2種、敷地で検出
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110427-OYT1T00904.htm


東京電力は27日、福島第一原子力発電所の敷地内土壌から、原子炉の運転で生成される放射性物質アメリシウムとキュリウムをごく微量検出したと発表した。


事故に伴う核燃料の損傷で放出されたとみられる。

東電によると、土壌は敷地内の2地点で、3月28日に採取された。うち1号機の西北西約500メートル地点の土からは、1キロ・グラムあたりアメリシウム241が0・033ベクレル、キュリウム242、243、244が0・2〜4ベクレル検出された。量は通常の土壌から見つかるのと同程度という。この土からは、微量のプルトニウムやウランも見つかっている。

(2011年4月27日18時57分 読売新聞)


36. おじさんから 2011年4月28日 02:21:35: FyEYqgWp2uHDo : RHjeA7minM
今までのやりとりを拝見していて素直に感じたことを一般の人向けに別の視点から・・・
楽観論と悲観論が交錯していますね。

どちらも意見を譲るように思われません。
これは、科学論でこのスレが成り立っているからです。

そもそも哲学のない科学者はマッドサイエンティストだと断言します。

さてと・・・

今までの政府・保安院・東電の会見をかなり見ていまして、私が思ったことを書きましょう。
もし政府・保安院・東電を時系列で並べると事故発生当時の話す内容がどんどん変わってきていて、内容は心配ありません!で統一されている割に、直近になるにつれて、どんどん事態が悪くなる発表になっていることがわかります。

異端(冷遇と言い換えてもいい)と言われていた学者がなぜ皆の共感を呼ぶのか?

これは何を指し示すものか・・・

可能性としては二つ考えられます。
1.政府・保安院・東電の三者とも見通しを誤っていたことを認めた
2.良い意味で解釈すると国民のパニックを避けるために、危険をあえて伏せた内容を発表した

1.の場合はこれらは信頼に足りる団体なのか?
2.この結果、大量の健康被害を被る人たちの立場はどうなるんだろう。

ある一定レベルの知見をもつ人っていうものは、ナンカ変!って思って詐欺師の言い分を聞いても心の中に漠然たるモヤモヤが残ります。

私の考えはというと、会見の人たちの表情と内容には整合性があるのか?
人は程度の差こそあれ、正論だと思った場合、正面を見据えて胸をはって自信をもって発言をするものです。会見の内容はそうなっていますか?

話す人の表情と言葉に注目して、自分なりに本当であるのか調べて、ご自分で判断する必要があると思います。

私からの問いかけは一旦これで打ち切ります。


37. 2011年4月28日 15:08:54: 2N5u1dy2Mk
>>29氏の言うとおり。

>空理空論。
>セシウム137を体内に取り込まないように、飲まず食わずで断食したのならそんな
>計算になるかも知れんけど、毎日取り込んでたら半減するはずがない。

環境中に遍在してしまったら、内部、外部被ばく共に、人体は常時晒され続ける。
放射性物質の漏出自体、いつ終わるのかもわからない状況。


38. 2011年4月29日 19:46:43: pEgCpfCxXY
このスレッドでは、楽観論も悲観論もない。
あるのは、ふくいち事故の深刻な放射性物質飛散漏出継続中の現実の無視、
それによるいわゆる内部被曝の長期的持続可能性の見落とし、
この二点にもとづく形での一時的低レベル線量での内部・外部被曝認定と
短期的影響、結論としての健康被害はごく小さく、通常のがん患者と
体調不良患者の生まれていく確率になんら重大な変化をもたらさない、とする主張、
と、それにあるさまざまな斟酌すべき点の見落としの指摘、それに基づく
健康被害の重大さです。くわえて、ウラニウム・プルトニウムの大気と土壌への汚染
だって計り知れません。
健康被害軽視派は、がん患者の目立った増大は今後五年十年二十年、ないだろう、
いってるわけです。これまでどおり、がんになるヒトはなり、ならないヒトはならず
なっても一パーセントは治る病だから、かわらない日々だろう、と。
そうかもしれませんね。ほかに出産異常の増大もあるだろうし、
脳萎縮による寝たきりや労働不能者も増大するというのに、
主要な点で、!!!!!!!!さんたちと楽観論者の違いは、
三号機の爆発の内実を議論し噛みしめていることと
チェルノブイリ原発事故その後二十五年の経過を学習してきたかどうかでしょう。
おそろしいことに、「チェルノブイリ・人体汚染」をまだ沢山の人々が見てない
のでしょう。https://encrypted.google.com/search?q=%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BB%E4%BA%BA%E4%BD%93%E6%B1%9A%E6%9F%93&hl=ja

39. 2011年4月30日 11:51:02: FPyQdxg6Js
福島原発事故はまだ収束しないが、この被害甚大な事故に関して司法はどのような判断を下すのでしょうか?検察はどのように動くのでしょうか?もう証拠集めに取り掛かっているはず

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