(回答先: 「排気の遅れ、水素爆発招いた」　米紙が原発事故分析（asahi.com） 投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 4 月 23 日 23:20:08)

福島第1原発、慎重な対応があだに＝日米専門家

2011年 4月 23日 10:21 JST

http://jp.wsj.com/Japan/node_226938

ウォール・ストリート・ジャーナル

　【東京】福島第1原子力発電所の事故では、原子炉1号機の圧力が設計圧の2倍に達していたにもかかわらず蒸気放出が遅れたことが、状況の悪化につながった可能性がある。

　ウォール・ストリート・ジャーナルの調査で、放射性物質の大気放出に関して日本の原発運営会社が米企業よりもずっと慎重であり、そのため原子炉の過熱でたまった蒸気の放出（ベント）に踏み切るまでに長い手続きと多くの承認が必要とされることがわかった。

　こうした方針が初めて実際に試されたのは、先月11日の地震と津波で同原発が打撃を受けた数時間後だ。12日未明には1号機で事態が深刻化しつつあった。

　同日午前2時半には、格納容器の内部圧力が設計圧の2倍に達していた。対応の遅れや技術的な問題から、この格納容器からパイプ経由で放射性物質を含む水蒸気の放出を完了するまでにさらに12時間を要した。

　約1時間後、建屋が爆発した。日米当局によると、この爆発で放射性物質が原発の外に拡散したという。

　日米の専門家は、ベントの遅れが爆発につながった状況の一因となった可能性があるとみている。圧力があまりに高くなったために、通気装置のガスケットなどが損壊し、そこから炉心の水素が建屋にもれたシナリオも考えられるという。専門家らは、事故を悪化させた要因が、深刻な放射能汚染を恐れるが故のベントに対する日本の慎重なアプローチだったと語った。

記者: Phred Dvorak

コメント
01. 2011年4月24日 04:06:11: PgGEzDs2v2 ■　慎重な対応があだに＝日米専門家 　ベント操作の　遅れで　水素爆発　重大事故に・・・慎重な対応があだに・・・ 　バカか　アホか 　重大事故を起こしておいて　なにが　慎重があだだ 　オペレーターの操作ミスを含む上司（経営者）の判断ミスが原因である 　冷却停止は　重大　異常 　格納容器内圧　上昇は　あたりまえの事象　対処として 　格納容器の内圧を上昇させない方法は　以下の二つ以外にない 　　ａ）循環冷却の復旧と強化 　　ｂ）器内ガスを格納容器外に逃がす 　循環ポンプは　廻らへん　熱交換器へ海水の通水も出来へん状態では 　ａ）は　１００％ダメ 　あと残された　操作は　ｂ）ガス放出のみ 　ガス放出実施の条件・タイミングは 　�@原発所長の許可（�A規定圧力上昇まで時間的余裕がない場合は事後承諾） 　�Aマニュアルに定められた規定圧力（当然　格納容器設計圧力以下） 　要は　マニュアルに定められた圧力になれば　放出すればよい。 　なんも　『慎重な対応』を必要とすべき事は無いんです　難しい事は無いんです 　 　循環冷却が　出来なくなった時点で　原子炉内残存水蒸発→炉内圧力温度上昇→ 　格納容器内圧上昇→大気中へのベント→（残存水無くなる）→メルトダウン 　・・・要は　注水冷却しなければ　メルトダウンへの一方通行 　冷却の復旧操作と器内圧上昇対応操作は別物　容器を破損させばその場でおわり 　けっして難しい判断など不要！ 　それにしても　解らんのは　圧力容器は　通常　機器破壊防止の為　設計圧力の 　１１０％位で安全弁が吹く 　原子炉設計には　圧力容器設計思想は適用除外なのか？　原子炉格納容器は 　破損防止の為の　圧力調整管理は　人がやるのか？
02. 恵也 2011年4月24日 08:15:45: cdRlA.6W79UEw : Q2O7HzBlog >>01　機器破壊防止の為　設計圧力の１１０％位で安全弁が吹く 本当だよね、なんで安全弁が作動しなかったのだろう。 自動的に作動しなければ、手動で作動させるのが常識と思うけど・・・・ それも運転中の原発を３機とも全部爆発させてしまって、猿並みの知能しか ない連中が操作室に陣取ってたのかね。 東電社長が猿並みの知能なのは判ってたけど、操作員までとは・・・
03. 2011年4月26日 15:11:40: Y3zbOZUhPQ 東電副社長が福島第一に入って対応していたのを 菅がわざわざ視察にいって1時間以上邪魔した オレがいるうちは放射能を出すな　by　菅
04. 2011年6月28日 05:17:16: n4DodTJ4YQ 事故後何度も何度も失敗の繰り返しを見ると馬鹿か阿呆としか言えない。この調子だと又何かの事故、被害がありそうだ・・・

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