福島の学校に行き渡らない？　放射線のポケット線量計、品薄状態　文科省危惧
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110423/dst11042320490046-n1.htm
2011.4.23 20:48　：産経新聞

　東京電力福島第１原発の事故で、空気中の放射線量を計測するポケット線量計の需要が高まり、メーカーでは品薄状態が続いている。事故の影響で、放射線にかかわる業界や公的機関だけでなく、一般の購入希望者が増えたためだ。文部科学省は、事故で大きな影響を受けている福島県内の学校に配ることを計画しているが、メーカーの増産が追いつかない可能性もあり、鈴木寛副大臣は「福島のために優先的に使いたい。むやみに買い求めないでほしい」と呼びかけている。

　ポケット線量計は１個３万円程度で、放射性物質（放射能）から放出される放射線量がデジタルで数値化されて表示される。事故以前の購入者は、放射性物質を扱う施設や医療現場がほとんどだったが、今回の原発事故で、自治体や民間企業が放射線量検査を行うようになったうえ、日常生活で線量を心配し、購入を求める希望者も大幅に増えた。

　国内メーカーの富士電機（東京）では事故以降の問い合わせが４００件を超え、販売数も通常の４〜５倍の１０００台以上に上っている。日立アロカメディカル（東京）でも、広報担当者は「問い合わせ件数は集計できないくらい」とし、「増産を急いでいるが、在庫はほとんどない状況」と明かす。

　これを危惧するのが文科省。福島県内の小中学校などに１７００個を配布する予定で、平成２３年度補正予算案に６０００万円を計上しているからだ。予算案が通過しても、線量計がない事態も予想される。

　福島県では２３日現在、屋外の放射線量が毎時３・８マイクロシーベルトを超えた小中学校と幼稚園、保育園の計９施設が、文科省の通知で体育など屋外活動を制限している。放射線量の増減は、屋外で活動できる時間に直接関係するため、値を監視できるポケット線量計は必要不可欠となる。

　文科省では「品薄状態は把握している。子供たちの安全管理のため、できるだけ早い時期に多くの学校に行き渡るようにしたい」と話している。
　

コメント
01. 2011年4月23日 21:10:27: FKVMEhzyKM 線量計を配るより避難が先ではないのか。
02. 2011年4月23日 23:00:39: 6O32bIJQRg ０１さんの言うとおり アホカン内閣の一味はボケまくっていますね。 たかが線量計の手配を自分の仕事だと思ってるんかい？ そんなのはコンビニにでも任せて置けよ、 お前らの仕事は次代の子供たちの健康が第一だろうが。 福島原発が今のままだと子供たちの集団疎開しかあるまい。 あの戦前の警察国家時代でも子供たちの生命は疎開で守っていたぞ！
03. 2011年4月23日 23:02:51: XxtjmDZWSU 先日子供の中学で、内閣総理大臣　管　直人／文部科学大臣　��木　義明の名前で「新学期を迎える皆さんへ」と言う文章が配布されました。 学校がこの震災を乗り越えてゆくためにサポートします的な内容なのですが、最後に 日本の未来は、皆さんの双肩にかかっています。 あなたたちのその笑顔、ひたむきな表情が、いま家族や地域の人々を支えようと懸命にがんばっている大人たちに、勇気と希望を与えています。 私たちも、全力で、皆さんの支援に取り組みます。 本当の幸せを求めて、一緒に歩んでいきましょう。 と、締めくくっていました。 今回の事故で、どれだけの子供が将来その笑顔を失うでしょう。 全力で支援に取り組むと言うなら、推進派の大人達は何をやっているのでしょう。 本当の幸せとは、未来に豊かな自然を残すことではないのか。 制御できないエネルギーを推進し、贅沢に電気を使うことが本当の幸せか。 責任を取らない大人達が多すぎる。 ちなみに33人中7人の子供が「原発反対」で手をあげ、残りの26人は「原発必要」に手をあげたらしい。 そのくせ、全員が「原発の近くに住みたくない」に手をあげたと、子供が言っていました。 贅沢はしたい。でも、原発は怖いから田舎に作っちゃえ。事故が起きても、とりあえず税金高くしてお金集めればいいや。責任取れないし、このままいい生活続けたいし。 そんな大人の無責任を、子供は何の疑問も持たずにしっかり受け継いでしまっています。 「日本の未来はみなさんの双肩にかかっています。」 ＴＶ放送が、新聞が、一方的な情報しか与えないために、大人も子供も考える力が無くなってしまっています。未来はどうなってしまうのでしょう。
04. 2011年4月24日 00:06:28: FmB0JlnSpg チェルノブイリの被爆児童の恐ろしい数年後の事実 http://www.youtube.com/watch?v=0rDbSMWKGPw
05. 2011年4月24日 01:37:13: rWmc8odQao 福島みずほ氏 「21日に行った子どもも年間20ミリシーベルト以下の基準でいいとした文科省との交渉は、回答が不十分だったため、来週また交渉をすることにした。日弁連は、子どもはできるだけ被爆を避けるべきだとより低い基準値の設定を求める声明を出している。」 https://twitter.com/#!/mizuhofukushima/status/61792134612787200 日弁連を支持します。一歩も引かないでください。
06. 2011年4月24日 11:08:20: DhMjC6G9OE 中学校や高校には学習用に置いてあると思っていましたが、通常は無いんですね。 ここでも入荷したそうです。 http://www.ureruzo.com/geRADEX.htm 　モニタリングポストの発表は地表20−30メートルの測定値（大気中）であり、ベーター腺は計れないタイプで、ガイガーミュラー管を使用したもの（ベーター線も計る）に比較して少なくでるそうで、学校も各自自己判断で対応したほうが望ましいと思います。なお、上の機種今は5万円程ですが、直ぐに2万円前後で正式に日本での販売が始まると読みました。 　原発周辺の小学校は集団疎開を検討すべきだと思いますが、これも各自の判断と言ったところでしょう。
07. 2011年4月24日 22:46:20: hlZnqufmFM 日本の原子力発電所で働く人や放射線技術者の方々は、年間の被曝が年間1ミリシーベルト程度ですむように手厚く管理されている！ http://www.fepc.or.jp/present/safety/kanri/kenkou/index.html http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008060401000303.html しかし、 福島の子供たちはアバウト20ミリシーベルトまで放置で、対応に格差がありすぎて腹立たしい. それに、教員用の線量計を探してる暇があったら、早くフイルムバッチを全員配布しろ！
08. fukushiman 2011年6月15日 14:03:14: gjdjY/KrRCpIo : ErqjgYxEJA たまたま、このスレッドにたどり着きました。 基本的に環境放射線量が低く、内部被曝を出来るだけ少なくするのは賛成です。その一つとして、『避難＝疎開』があると思います。 その場合、どのレベルで疎開させたら良いのでしょうか？１〜２０ｍSv/yのなかのどの値がよいのでしょう？現状では、原発で働く人々や、放射線技術者は１ｍSv/y以上で働いています。それが決まらなければただ闇雲に疎開させることになります。疎開となれば、ただでは進みません。お金持ちはいわれなくても既に福島県外に行っています。疎開となれば親も移動が望ましいでしょう。親の移動できない子供はどうなるのでしょう？ いろいろな意見があると思います。わかって欲しい側面として、基準がわからないから『疎開』しろとか、不安だから皆疎開すれば良いという単純なものではないような気がします。

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