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化学者が「福島原発の汚染水を浄化できる粉末を開発」 アレバ以上
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/720.html
投稿者 sci 日時 2011 年 4 月 22 日 17:30:05: 6WQSToHgoAVCQ
 

http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/04/22/ 
011/4/22 8:12

化学者が「福島原発の汚染水を浄化できる粉末を開発」

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コメント (22)

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仏原子力大手アレバが福島第1原子力発電所の放射性物質を含む汚染水の処理システムを提供することになり、これまで復旧作業の妨げとなっていた問題の解消が見込まれる。しかし、ある日本の化学者は、汚染水の除染が可能とされる粉末を1カ月足らずで開発したと発表。この粉末を使った場合、アレバのシステムより20倍早く除染できる可能性があり、そうなれば、最終的な目標である原子炉の安定的冷温停止に向けた作業が大幅に加速する。

Nuclear and Industrial Safety Agency/Reuters
汚染水の水位を示す防護服を着た作業員

この粉末を開発したのは金沢大学の太田富久教授。同教授によると、天然の鉱物と化学物質を混合した白い粉末は、汚染水に溶けた放射性物質を捕まえて沈殿させるという。1000トンの汚染水の場合では1時間で処理できる。一方、アレバの処理システムによる放射性物質の除去は1時間当たり50トンの汚染水。

Courtesy of Tomihisa Ohta
太田富久教授とクマケン工業が開発した粉末

Courtesy of Tomihisa Ohta
除染実験のために用意されたヨウ素とセシウムの混ざった水

Courtesy of Tomihisa Ohta
粉末をかき混ぜて10分。セシウムとヨウ素がビーカーの底に沈殿

太田教授は20日のインタビューで、沈殿のスピードが全く違うので、非常に早い処理ができる方法だと語った。この技術は汚染処理を専門とするクマケン工業(秋田県)と共同で開発されたものだ。同社は2008年以来、太田教授の開発した粉末を利用している。

太田教授は1週間ほど前、この放射性物質除去粉末の開発を完了した際、東電と政府に連絡し、現在も協議が続いているという。この件に関して東電と政府のいずれからもコメントは得られなかった。

同教授はアレバのシステムとの差について、化学構造の違いを理由に挙げているが、アレバによる処理について詳細を得ていないことから、それ以上の推測はできないとしている。同教授の技術は実験段階では実証済みであるが、実際に工業応用として利用されたことはない。

太田教授の技術では、汚染水中の放射性物質は粉末に吸着された後に沈殿していく。そして濁った部分の放射性物質は水と分離し、容器の底に堆積する。分離した上澄み水は透明だ。実験では、放射性ではないセシウムを1~10ppmの濃度で溶かした水100ミリリットルに粉末を1.5グラムを入れた。(福島第1原発での放射性物質の濃度は約10ppm。太田教授の開発した粉末は100ppmの濃度まで処理可能だという。)同教授によると、この浄化処理は10分で完了した。さらに数千トンの水を同時に処理する場合でも10分を大幅に超えることはないということだ。

太田教授は、放射物質をほぼ100%除去できると見ている。

太田教授の考えでは、アレバが採用したような汚染水処理施設が数カ所建設され次第、今回開発された粉末はすぐにでも福島原発での汚染水処理に利用できる可能性がある。実験では放射性物質が使われなかったが、化学的な性質は同じなので、実際に放射性物質の除去に使われた場合でも同じ結果が出ると、同教授は胸を張る。

この粉末の開発期間は1カ月足らずと非常早かった。ベースとなったのは、通常は工場付近で見つかる産業汚染物や金属汚染物の混じった汚染水を除染するために開発された類似粉末だ。太田教授はこの凝集剤の考案を6年前に始めた。マグネシウム、鉄、コバルトなどの重金属向けであったため、その化学成分は、放射性同位体のヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムにも応用できた。そして、同教授はこの凝集剤を微調整して今回発表した粉末を開発した。同教授は特許を理由に、正確な配合について開示しなかったが、原料は簡単に手に入リ、また供給量も豊富であると述べた。

太田教授はこれまで天然物質と環境汚染を専門に取り組んできたため、開発した製品が原発汚染で活用できるとは思っていなかったと語った。
記者: Yoree Koh

英語原文はこちら≫

トピックス:福島原発事故≫  

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コメント
 
01. 2011年4月22日 17:37:10: GVMFy9UA0g
また、sci の 「 釣り 」 記事か!!!!!!!!????????


イイ加減にセ オマエ!!!!!!!!!!!!!!!!


でソノ粉末が使える様に為るのは、今年の何月からナノカ!!!!!!!!????????

[削除理由]:阿修羅にはふさわしくない言い回し、言葉の使い方の投稿
02. 2011年4月22日 18:30:20: iQinVlOl1c
こんな粉がアレバなあ…と思ってたら日本の化学者が開発したのか。
よく開発してくれた。ありがとうと言いたい。フランスに儲けさせるんじゃないぞ。
すぐにでも使ってほしいが政府と東電は判断と行動がトロいからなあ。。

03. 2011年4月22日 18:56:14: N0ecmP8qLE
なんでこれが釣り投稿なのかよくわからないが,
こういう効率のいいものがあるというのなら,ダメ元でもとりあえず使ってみればいいじゃないか?
記事を読む限りでは,生産設備に多額の投資が必要になるわけでもなさそうだし。

・・・と思うんだが,スッカラ菅じゃぁ,なんにもし内閣だろうな。


04. 2011年4月22日 19:04:30: jXHHUbsTRo
>太田教授は、放射物質をほぼ100%除去できると見ている。
放射能を100%除去できるなら、東電などを相手にするな、セシウムの取り込みは94% が食物からだ
これからも700km範囲ともいう放射性降下物が全国に長期間に渡って降る。
全国の国民に家庭菜園用粉末にして販売してください。太田富久教授まってます。

05. 2011年4月22日 20:12:28: 3UbsnckrEQ
前にもソースの違う同内容記事があったが、
その沈殿した濃縮放射性物質をどう処分するのよ?
まさか癌直人が食べて冥王星まで飛んでいくわけじゃあるまいし。
結局この記事じゃ、よーわからん。

06. 2011年4月22日 20:24:03: lqOPOFnyLE
>福島第1原発での放射性物質の濃度は約10ppm。

セシウム137では、1マイクログラムを約400万Bqとしてみると、トレンチ等での排出されている高レベル廃液(1000万Bq/mlとして)で数ppm。低濃度の放出水ならば、さらに数ケタ低いものと思われる。したがって、コストパーフォーマンスから選択評価されるものとなろう。


07. 2011年4月23日 01:22:27: Ey9ocC9aAg
とりあえず、濾過、これしかない、
沈殿放射性廃棄物処理は、後から考えればよい、
大体、使用済み核燃料の処理も、定かでないのに、原発進めてきた、
無茶よ。

しかし、今はこれしかない、濾過、
太田富久教授先生様、すばらしいです。


08. 2011年4月24日 15:33:58: tEuMUcieh
太田教授、救世主になってほしい。


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