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今回も昨日4月21日のたねまきジャーナルの内容いただきました。
大阪MBS毎日放送ラジオなのに、なぜか巨人沢村投手贔屓のアナウンス、解説ばかり、昨日の脇遊撃手落球の疑惑の判定に続いて、なんやら割り切れません。
またまた、東電がクロル38のデータが間違いであると発表、再臨界の可能性が小さくなった。が、東電の発表自体がどこまでホントで、どこまでがウソッパチなのか、よくわかりません。ひょっとしたら、何日後かには、またまた、以前間違いだったというのはホントでした。っていうのもありかも。
毎回たねまきジャーナルの内容コメントしていただき感謝いたします。
08. 2011年4月21日 22:04:41: 2ikMpq0P56
ジャック・どんどんさん、今日の小出先生のお話が来ましたのでコメント欄に載せます。再臨界は否定されたものの、ぜんぜん安心できないのです。
毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、千葉猛さんの案内、毎日新聞の論説委員の近藤伸二さんの解説で放送されました。昨夜はタイガース、巨人軍10人目の選手にやられて…(泣…巨人ファンの方すみません)しまいましたが、今日は沢村にやられました…千葉さん、仙台の青葉区に行き、駅前は震災前に戻り、しかし、海岸部分は大打撃で、コンビニに商品が入ってこない、ものの流通に地域差があるとのことです。
まず、原発事故ニュース、枝野氏が20km圏内を警戒区域に指定、人口78000人が法律で禁止されます。20km圏内の一時帰宅、代表者一人をバスで行い、放射線検査もするという条件で行うそうで、家族全員が戻れるのではありません。3km圏内以外は1〜2ヶ月でやります。
文科省は20km圏内の3月の放射線量を初めて公表、20マイクロシーベルトを超えたものはありません。官邸の指示で公表を遅らせました。
汚染水は1年間の許容量の2万倍!水素爆発で出た量はさらに多い!ということです。4700兆ベクレル…低濃度の汚染水の3万倍が5日間で出た、汚染水はまだ6万トンあり、浄化施設は早くて6月なのです。信じられない数字のラッシュです。
また、菅総理、福島を訪問したものの、避難民から詰め寄られる始末です。菅総理、避難民から、ここで生活しろと言われました(当たり前だ!)。菅総理は、こういう声を受けないといけないのですが、原発を作ってきた自民党、自治体、学者、さらにはマスコミも責任があるとこの番組では指摘しています。責任ある人は、この避難民の声を聞かないといけないのです。避難している人は、見通しが立たないのがきつい、東電の工程表、不確定要素が多く、この通りは行かない、避難しているひとには、いつになるのかが分からず、大変なのです。
そして、小出先生のお話、1号機の再臨界のこと、クロル38を根拠にしていたのですが、毎日新聞に、東電はクロル38の検出を間違いと発表し、再臨界の可能性が低くなったということです。ちょっと、ほっしたということです。放射性物質の放出は、しかし、これで少なくなるのではない、今までと同じで、事態は好転していない、困難山積みなのです。手詰まりで、原子炉を冷やすのに水を入れる、入れたら溢れて汚染水がたまり、水を漏らすトレンチに入り海に漏れる、タンクに移すのに20何日もかかり、大変な作業が待っているのです。再臨界なしでも、安心できないのです。
クロル38のこと、半減期の短い物質の過大評価と東電は言っていますが、ばかげた説明である、ゲルマニウム半導体でガンマー線を計っている、どの核種がどれだけあるか分かり、クロル38のことは分かるのに、生のデータを見たらすぐ分かるのに、今間違いというのか不思議と言うことなのです。専門家には簡単なことなのです。スペクトルを見せてもらったらすぐに分かるのに、20日以上スペクトルを出してない、本当かうそが分からないのです。
分析・再評価は本当のデータを専門家が検討しないと、本当かどうかは分からない、東電が勝手に解釈して間違いを発表するのを止めて欲しいのです。みんなにデータ開示をして、再臨界で世界中が驚いたのです。東電は正確なデータを出して欲しいのです。
東電が、2号機から出た放射能が4700テラベクレルと発表した…については、ものすごい量で、しかしこんなものでは済まない、もっと出ている、4700テラベクレルはピットという滝のように流れ出た量だけであり、ピットに割れができて出たもので、コンクリートの構造物は水が漏れてしまう、漏れるのは当たり前、地震で損傷しており、見えたピットだけが出たので、どんどん地下に漏れているのです。
ピットから漏れただけで4700テラであり、全体量はもっと多いのです。東電の数字より多いのです。今まで、海にこんな放射能が出た事故は過去ない、その他で、イギリスのウィンズケールの再処理工場で、計画的に流した放射能はもっと多い(アイリッシュ海、内海が世界一の汚染になり、アイルランドもウィンズケール停止を訴えているが、ここは日本の再処理で儲けているので止められない)のです。ウィンズケールは、海域で魚の中に70〜80年代に、日本の基準で許されない汚染であったのです。
一度環境に出た放射能は回収は不可能であり、海に出たら終わりです。汚染を防ぐには、出すのを止めないといけないのです。高濃度のものを閉じ込める、高濃度のものを処理する、のが少しでもましなやり方です。しかし、原子炉冷却のため汚染水で薄めている、本当はやってはいけないが、それをしないとメルトダウンなのです。つまり、冷やすために、汚染は止められないのです。
止めるには、水をリサイクルして冷やさないといけない、しかし、汚染水をどうにかしないと、作業すら出来ないのです。
午前零時に、20km警戒区域に指定ですが、これはとても答えにくい、地域に住んでいた人に、すんでいたところに入れないのは大変だが、汚染区域には入って欲しくない、どう図れるかは不明、チェルノブイリでも同じであり、ふるさとを追われた人が40万人あり、強制避難の重みは大変なのです。それゆえ、原発を建てたらいつかこうなるので、建ててはいけなかったのです。
毎日新聞の朝刊に、作業員の被曝、250ミリシーベルトが手帳に書かれていない、250ミリと書かれたらもう作業できないので、別途管理なのですが、過酷なことである、本来なら1ミリ/年、小出先生でも20ミリ/年、しかし、今回の事故のために100ミリ、これも守れず250ミリになったが、これを適用すると作業が出来ない、今後何年間の作業を考えたら、闇に葬るしかない、放射線作業は大変なのです。現場では、下請け労働者の被曝環境は改善されていないのです。
今回、再臨界は否定されたものの、まだ困難が続くのです。また、現場の作業員の被曝も懸念されます。明日もお知らせいたします。
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