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2011年4月21日22時45分
枝野官房長官は21日の会見で、福島第一原発周辺に住む母親の母乳に放射性物質が含まれていないか調査する方針を示した。厚生労働省が今後、具体的な方法を検討する。
市民団体が20日、千葉県と茨城県に住む女性4人の母乳から放射性ヨウ素が検出されたと発表。最高値は3月29、30日に採取した千葉県柏市の女性の母乳で1キロ当たり36ベクレルだった。
母乳について国の基準はなく、飲料水の乳児の基準では放射性ヨウ素は100ベクレル。枝野官房長官は「水の基準値を大きく下回っているので、過度な心配をしなくても大丈夫な状況と判断している。母親にとっては心配だと思うので念のため一定の調査を行う」と述べた。
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104210546.html
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↓の書き込みのときに、2週間ほど前にNHK(たぶん「ニュース9))に出演した医者が、「放射能の影響が母乳に出るまでには6カ月ほどかかる」と言っていたことを取り上げようと思ったが、ただでさえごちゃごちゃした書き込みなのでやめた。
NHKでの医者の発言は、事故後1週間で川俣町の牛乳から基準を大きく超える値が検出された後のものである。
だから、思わず、「おいおいたった1週間で牛からは検出されてんだぞ。人は6か月というのなら、牛と人間の違いをきちんと説明しろよ!」叫んでしまった。
NHKはそんなレベルで『安心』を売り込んで専門家面する人間を出演させたことになる。
NHKは、なんであれ、「放射能の影響が母乳に出るまでには6カ月ほどかかる」という内容を放送したのだから、責任を持って修正し謝罪してほしい。
「最高値は3月29、30日に採取した千葉県柏市の女性の母乳で1キロ当たり36ベクレル」だと軽く書いているが、女性が摂取してしまったヨウ素のすべてが母乳のなかに排出されたわけではないはずだ。(内部被曝問題は↓の書き込み参照)
また、ヨウ素は半減期が短いので、29日や30日に測定した値が最高だとも言えない。
↓からの引用:
「政府や大手メディアは、医学的被曝や自然放射線などネタに持ち出して、国民に対して今回の放射能汚染レベルの“安全性”を刷り込もうとしている。
そのような手間は惜しまないのに、より重要だと考えられる、ヨウ素をはじめ遠くまで飛散した放射性物質を南関東の子どもたちまでが呼吸を通じて内部被曝する重大な危険性を説明することはしない。また、外部被曝であっても、線量にほぼ比例して確率的障害を招くリスクがあるということもほとんど説明しない。」
枝野官房長官は、「水の基準値を大きく下回っているので、過度な心配をしなくても大丈夫な状況と判断している。母親にとっては心配だと思うので念のため一定の調査を行う」という対応で済ますのではなくきちんと謝罪をしなければ、人としてカスということだ。
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- 枝野官房長官の会見から該当箇所抜粋〈21日午後4時〉[朝日新聞] あっしら 2011/4/22 04:12:30
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