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福島第1原発事故 2号機の使用済み燃料プール近くのタンクの水から高濃度の放射性物質
動画http://www.fnn-news.com/news/headlines/category00.html
福島第1原子力発電所2号機の使用済み燃料プール近くのタンクの水から、新たに高濃度の放射性物質が検出された。
相次ぐ想定外の事態に、早くも工程表の実現性を疑問視する声が上がっている。
一方、民主党は新たな国債「復興再生債」の発行方針を確認、償還財源は将来の増税の方針となっている。
着陸したヘリコプターの放射線量を測定する防護服の人たち。
これは、福島第1原発事故の復旧作業を行う自衛隊や東京電力の作業員など、およそ800人の活動拠点となっている福島県のJヴィレッジの様子を撮影したもの。
終わりの見えない放射性物質との戦い。
東京電力が発表した工程表では、今後6カ月から9カ月をめどに、原子炉の核燃料を100度以下にする冷温停止状態を目指すとしており、長期戦の様相を呈している。
こうした中、工程表が示したスケジュールを危うくしかねない新たな事態も判明している。
18日午後7時前の会見で、原子力安全・保安院は「原子炉建屋の水位のことで、わたし、午前中に情報に基づいて、20cmであるというふうに申し上げました。約5メートルであったということです」と語った。
18日夜、原子力安全・保安院は午前の会見で、20cmと発表していた4号機の原子炉建屋内の汚染水の水位を5メートルと大幅に訂正した。
また、17日に投入された無人ロボットによる計測で、1号機の原子炉建屋内では、1時間あたり最大で4万9,000マイクロシーベルト、3号機では最大5万7,000マイクロシーベルトと、高い放射線量であることがわかっている。
原子力安全・保安院は「(作業員が中に入って、作業できる線量?)非常に厳しい状況だとは思いますけれども」と話した。
こうした中、2号機の使用済み燃料プール近くのタンクの水からも、高濃度の放射性物質を検出した。
その2号機では、18日、無人ロボットが原子炉建屋内部で放射線量や温度測定などを実施し、18日夜、その時の写真を公開した。
視界不良のロードマップは、東京電力に限らない。
民主党の岡田幹事長は、「復興再生債、これ仮称ですけれども、こういうものを発行する」と述べた。
民主党は役員会で、震災復興のための第2次補正予算案の財源として、新たに復興再生債を発行する方針を確認した。
償還の財源については、将来の増税で賄う可能性を示唆した。
一方、参議院予算委員会で、社民党の福島党首は、「原発は安全じゃないじゃないですか」とただした。
菅首相は「一度、白紙から検証して再検討する必要があると、こう認識しております」と述べた。
たちあがれ日本の片山議員は、「復興の道筋をつけていただいたら、場合によってはね、やめていただくことの方がいいと思う」と述べた。
菅首相は「欲張りかもしれませんけれども、復興復旧と、そして財政再建の道筋をつくる、そういうことも含めてやれたとすれば、私は政治家としての本望に尽きると」と述べた。
原発安定化、復興財源、菅首相が描くロードマップは、決して一本道とはいかないとみられる。
(04/19 00:18)
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