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原子炉建屋にロボット、内部状況は
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4703417.html
福島第一原発の原子炉のある建物は水素爆発が起きてからは周辺の放射線量が高く、誰も立ち入ることができませんでした。建物内の放射線量などを測定するため、投入されたのはアメリカ製のロボット。ロボットが探った内部の状況はどうなっていたのでしょうか?
「目標の達成時期についてはステップ1を3か月程度。ステップ2をその後の3〜6か月程度で達成したい」(東京電力 勝俣恒久会長)
17日、初めて事態収束への「工程表」を明らかにした東京電力。ようやく、おぼろげながら解決に向けた道筋が示されたかたちですが、計画どおり、半年から9か月で収束できるかどうかは、まだまだ未知数です。
「原子炉にロボットが入ってデータを取ってまいりました」(原子力安全・保安院の会見、午前11時前)
作業の前提となる現場の環境を探るため、東京電力は17日、水素爆発が起きてから誰も立ち入ることのできなかった1号機と3号機の原子炉建屋にロボットを入れ、放射線の量や温度などを測定しました。
その結果、放射線量は1号機では1時間あたり10〜49ミリシーベルトでした。しかし、ロボットが測定したのは、原子炉建屋の入り口付近の限られた場所。前日には建屋の外で事前調査をした作業員が、反対側の扉の外で1時間あたり270ミリシーベルトという高い放射線量を観測していて、さらに放射線量の高い場所が存在する可能性もあります。
「ロボットの取ってきた数字が決定的に我々の作業を妨げることはない。作業員が今の(放射)線量を浴びるとなると非常に(作業が)時間的に限られるので工夫してやることになる」(原子力安全・保安院の会見、午前11時前)
一方、3号機でロボットが計測した放射線量は、1時間あたり28〜57ミリシーベルトでした。通常、原子炉建屋の内部の放射線量は1時間あたり0.01ミリシーベルト程度。今回、1号機と3号機で検出された値はその数千倍にのぼります。
東京電力は18日、2号機の内部にもロボットを入れて調査を行いましたが、2号機では格納容器の一部が壊れているため、さらに高い数値が予想されます。その2号機では、トレンチに溜まった汚染水の水位上昇が止まりません。
「前日から3センチ上昇しております」(東京電力の会見、午前9時)
東京電力はあふれるまでには1か月程度の猶予はあるとみていますが、汚染水を集中廃棄物処理施設に移す作業について、水漏れ防止工事が終わり次第、2、3日のうちに始めたいとしています。(18日16:33)
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