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(回答先: 大震災直後 福島第1原発構内に/下請け作業員 内部被ばくか/基準の7倍超 処置されず(しんぶん赤旗) 投稿者 gataro 日時 2011 年 4 月 17 日 18:00:45)
<福島原発>作業員が胸の内/体内被ばく怖く 働けない
「しんぶん赤旗」 2011年4月17日付 15面
「体内被ばくが怖くて働けない」。高濃度の放射能に汚染された東電福島第1原発の復旧に向け、東電からの要請を受けた「協力会社」は作業員の呼び寄せに必死です。携帯電話に下請け業者から誘いを受けながら断ったという原発作業員に聞きました。
福島県いわき市内で会った男性(39)は体調を壊し、原発作業から離れていました。震災後、下請け業者から「行ってくれないか」と誘われました。
男性は「体調がよくないから」と迷わず断りました。業者は「誰かやってくれる人はいないか」と食い下がったといいます。
業者が指定した作業は原子心炉建屋付近のがれき撤去。「ヤード(作業場)作業と変
わらない」と危険性のないことを強調したといいます。
がれきは地震と津波で破壊された周辺機器などです。しかし1号機、3号機は建屋が爆発した際に飛散したものもあり、放射能汚染が指摘されています。
敷地内からは使用済み核燃料からと見られるプルトニウムも検出されています。男性は表情を硬くして「そんなところでどうして働けるか」。
男性は「放射線管理手帳」を手に、震災前の東電福島第1原発での作業体験を語りました。手帳は原発の放射線管理区域内での作業時の被ばく前歴などが記入されています。
男性のある作業工程時の絞被ばく線量は「2.20(_シーベルト)」とあります。この年の
総被ばく線量は3.67_シーベルトでした。男性は健康上の理由で原発作業を避けていました。それでも原子炉内の清掃作業を経験しています。定期点検中で核燃料棒は抜かれてから日数もたっていましたが、数時間の作業で1_シーベルトを被ばくしたといいます。
先日、男性に福島原発の復旧作業に参加した友人からこんな電話があったといいます。「爆発した1号機の側で配管作業をしたが、体内被ばくが怖くなりもうやめたよ」
男性は吐き捨てるようにいいました。「東電の幹部は、現場でねじの1本でも絞めてこい。被ばくの恐ろしさがわかる。原発はもう要らない」 (山本眞直)
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