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思いつき、思い出すままに
チェルノブイリの事故から間もなく25年になります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85
「チェルノブイリ原子力発電所事故(チェルノブイリげんしりょくはつでんしょじこ)とは、1986年4月26日1時23分(モスクワ時間 ※UTC+3)にソビエト連邦(現:ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故。・・・4号炉は炉心溶融(メルトダウン)ののち爆発し、放射性降下物がウクライナ・白ロシア(ベラルーシ)・ロシアなどを汚染した。」
原子炉建屋の天井が吹き飛び、黒煙ブロックで囲んだ炉心が外気に露出してしまった。
この事故は当初、秘密にされますが、翌27日にスゥエーデンの観測情報から明るみに出て28日、公表されることになります。
(隠蔽ということでは、1957年9月29日「ウラルの核惨事」の公表が1989〜92、同年10月10日イギリスの「ウィンズケール事故」でも公表は30年後だったとのこと)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%AB%E6%A0%B8%E6%83%A8%E4%BA%8B
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89
チェルノブイリで思い出されるのがウィキにもある次の記述です。
「チェルノブイリと聖書:「チェルノブイリ」が「ニガヨモギ」と翻訳されることがある事実から(この翻訳が正しいかどうかは議論の余地があるが)、英語圏のキリスト教徒の間で、チェルノブイリ事故は聖書の中に記されているという都市伝説が生まれた。」
対応するのは新約聖書・ヨハネの黙示録(Apocalypsis Johannis)・第八章
「10節 第三の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、たいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきた。そしてそれは、川の三分の一とその水源との上に落ちた。
11節 この星の名は「苦よもぎ」と言い、水の三分の一が「苦よもぎ」のように苦くなった。水が苦くなったので、そのために多くの人が死んだ。」
ある方面では有名な話題になっています。
これの起源についてウィキの記述は次の通り。
「この話の発祥(少なくとも西側に広まることになった最初の起源)は、ウクライナ語で「ニガヨモギ」を「チェルノブイリ」というのだという氏名不詳の「著名なロシア人作家」の主張を引用した、サージ・シュメマン (Serge Schmemann) によるニューヨーク・タイムズ紙の記事だとされている。」
日本での記述のほとんどはこれを引用しているようです。
ここで止めてしまうのは惜しい。もすこし追ってみましょう。
別の表記、セルジュ・シュメーマンで次の記事がありました。
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201006090551123
「インターナショナルヘラルドトリビューンの論客たち 10 ロシア詩人の死を追悼するセルジュ・シュメーマン(Serge Schmemann) 」日刊ベリタ 2010年6月9日
一部、引用すると
「シュメーマンは・・・1981年からニューヨークタイムズ紙のモスクワ支局に勤めます。1987年から91年まではボンに駐留し、ベルリンの壁の崩壊を報じました。この時の報道でピューリッツァ賞を受賞しています。その後、ソ連崩壊を機に、再びモスクワ支局に戻り、94年まで激動のロシアをウォッチします。
彼がロシアにゆかりが深い理由、それは家族がロシアからフランスを経由してアメリカに渡った移民だったからです。」
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&tl=ja&u=http%3A%2F%2Fen.wikipedia.org%2Fwiki%2FSerge_Schmemann&anno=2
英語版ウィキによれば1945年生まれ
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&tl=ja&u=http%3A%2F%2Fapothdrawer.blogspot.com%2F2004_05_01_archive.html&anno=2
ブログ記事でこういうのも出てきました。
「A star called Mugwort」《星はヨモギと呼ばれる》2004年5月30日
"One was The Bible adds a new dimension to Chernobyl accident (New York Times, Sunday, August 3, 1986). The other, for July 25, 1986, ran under the front page headline Chernobyl Fallout: Apocalyptic Tale . "
"The Bible adds a new dimension to Chernobyl accident"
"Chernobyl Fallout: Apocalyptic Tale"
ふたつの記事、この表題だと聖書・黙示録に結び付けた話のようですね。
1986年というと冷戦の末期、激しい動きがあったように思いました。
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