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10日はデモに参加してきました。
芝公園での2500人のデモです。
外国メディアも来ているだろうと、とっさに考えて高校生用辞書で拙い英語の文面も作って持って行きました。
芝公園に到着した時には行進が始まっていました。
後から若い学生の手弁当で呑気に登ってくるのは「花見」なのでしょう。
彼らの顔は一様に「ナニ?」という他人行儀な顔でした。
「あなたたちこそ、将来放射能障害がでる可能性が高いのですよ」
と、言ってあげたいくらいでした。
デモをまるで先導しているかのように、ご丁寧にも「管理」してくれている警官達。
彼らはまるで私たちを「交通や通行の邪魔になる傍迷惑な団体」というくらいでしか見ていませんね。
「やれやれ、しょうがないな。あー手が掛る人達だ。気をつけて渡ってください!」という感じです。
経済産業省の前では「悪の枢軸」に対する、デモ参加者の憎悪がビルに向けられましたが、
建物の門は閉まり、正門前に警官がずらりと並んで固めていました。
人々が叫んでも、ブラインドが閉じられてひっそりとしたビルからの反応は皆無でした。
抗議の声はむなしく響き渡りました。
私は、つい怒りを彼らに向けてしまいました。
警官はただ正門前をガードしている役目に過ぎないのですが、
他に意見をぶつける対象がないので、経済産業省の象徴のようにお役目で前に立たされている警官に「つい」当たってしまったのです。
悪いことをしました。
彼らは自分のやったことではない事に対する憎悪を一身に浴びせられて、身を固く緊張させて、うろたえていました。
道の向いでは、警察車両の屋根に載せている拡声器から一人警官が、
「立ち止まらないでください。立ち止まった場合は○○法(名前忘れました)が適応されます」
というような、先月3人の活動家を当容疑で逮捕した脅し文句をチラつかせていました。
東電前にかかわらず「東電は、責任とれ〜!」と一緒に声を上げてきましたが、
拡声器からは東電、政府に対する責任追及の声の繰り返しのみでしたので、
「マスメディアは隠ぺいするな」とか、
「見殺し国家に税金はらうのやめよー!」など、もう少し多様なバリエーションがあってもよかったでしょう。
それこそ、民報各社やNHK前へのデモをしても良いかもしれません。
東電の他に、経済産業省や中部電力の前でのナレーションは良かったですから、それを全般的に発するようにすればよいと思います。
課題として、外国メディアに対して、「私たち抗議者の考えている事」を英語訳付きのビラを配るなどして、もう少し分かりやすく伝えていく努力が必要と思われます。
それは、単に原発に反対しているだけでなく、この国の根本の病理に対する国民の声を一人一人が生身の声として発していく必要だと思います。
この国が変わる為には、国内のマスコミは全く当てにできませんから、結局外国メディアに訴えていくより他にないからです。
そういう努力を、デモにかかわらずやっていかねばならないのだと思います。
高円寺のデモは芝公園の数倍の人数だったようですね!
映像を見ているとデモというよりは、フェスティバルのような陽気な印象を受けましたが、それも良いのではないでしょうか。
深刻な顔をして無言で訴えかけるデモもあって良いし、
カーニバルのような陽気なデモもあって良いのでしょう。
そういう自由はあってしかるべきだと思います。
まだ日本は、民が官に意見を訴えるということに対する歴史が浅いので
デモ一つとっても欧米のようには洗練されていないのでしょうが、
今回多くの若者が集まってきただけでも、私は大きな進歩だと思います。
以下、「放射線と奇病」、「簡単に自作できるガイガーカウンターの作り方」(線量は測れませんが)ブログのリンクです。
http://www.fa9el.net/video/98894c9f002a2c0df72
1/2 放射能汚染と奇病
http://www.fa9el.net/video/98894c9f002a2c0df72
2/2 放射能汚染と奇病
http://www.youtube.com/watch?v=EK1ynRoKMmg
家庭にあるもので誰でも簡単に放射線検知器を自作する方法part1
(パート4まであります。)
http://c3plamo.slyip.com/blog/
ブログ「Goodbye! よらしむべし、知らしむべからず」
(無断掲載でもうしわけございません!)
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