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少量の放射能は怖くない、百薬の長にもなる 放射線ホルミシス効果を報道しないメディアの重い責任
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/290.html
投稿者 sci 日時 2011 年 4 月 14 日 19:17:31: 6WQSToHgoAVCQ
 

放射線ホルミシス効果も、最近は大分、知られるようになったようだな

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5846
少量の放射能は怖くない、百薬の長にもなる 放射線ホルミシス効果を報道しないメディアの重い責任
2011.04.12(Tue)  織田 邦男
国防  
3月19日の記者会見で、枝野幸男官房長官は福島県内で採取された牛乳、茨城県内で採取されたホウレンソウから、食品衛生法上の暫定基準値を超える放射線量が検出されたことを公表した。
国民に広がる基準値不信
福島原発、放射能汚染のシナリオ

放射線を測定する原発の作業者たち〔AFPBB News〕

 ただ、検出された放射性物質濃度の牛乳を1年間摂取し続けた場合の被曝線量はCTスキャン1回程度のものである。またホウレンソウについても、年平均摂取量で1年間摂取したとして、CTスキャン1回分のさらに5分の1程度であり問題ないという。

 食品衛生法の基準を超える放射線量が検出されたということは問題であるが、直ちに国民の健康に被害を与えるものではなく問題はないと言うなら、なぜ出荷制限をするのだろう。普通の人が抱く疑問であるが、これに対する十分な説明はない。

 政府は基準、基準と言うが、この基準値自体がいい加減ではないかといった「基準値不信」が国民に広がっているようだ。

 出荷制限されていない野菜であっても、売れ行きが激減するなど、風評被害が広がっているのがその証左である。基準値不信を増大させる出来事は続く。

 4月4日、文部科学省は、福島第一原発から北西約30キロの福島県浪江町の累積放射線量が先月23日から今月3日までで10.34ミリシーベルトに達し、屋内退避の基準となる10ミリシーベルトを超えたと発表した。
後を絶たない風評被害

 これに対し内閣府原子力安全委員会は「今のところ屋内退避区域とする必要はない」とする見解を示した。

 6日には枝野官房長官は記者会見で「年間1ミリシーベルト」と定めている一般人の被曝限度量の引き上げを検討するよう、原子力安全委員会に指示したことを明らかにした。新聞によると「20ミリシーベルト」を一案として検討しているという。

 今回の原発事故に際しては、枝野幸男官房長官が自ら丁寧に情報公開に努めていることは評価したい。にもかかわらず、「政府は隠している」「状況はもっと厳しいはずだ」「政府の発表は信じられない」といった声が後を絶たず、風評被害が続く。

 「基準値を超えた」「だが、直ちに健康に被害を及ぼすものではない」といった会見が繰り返され、基準値が現実に合わなくなると基準値自体を引き上げようとする。これでは基準値不信に陥っても不思議ではない。


 放射線の基準値については、1946年にノーベル生理学・医学賞を受賞した米国遺伝学者H・J・マラー博士の説に基づいているという。マラー博士は、ショウジョウバエのオスへのX線照射実験で「当てた放射線量と発生した染色体異常の数は比例する」というデータを得た。
1ミリから20ミリシーベルトに引き上げられる日本の基準
魚介類にも放射線ヨウ素の暫定基準値、1キロあたり2000ベクレル

茨城県北茨城市の平潟港魚市場で、3月11日の震災後初めての取引をする仲買人たち。平潟漁協では1日に獲れたコウナゴから1キロ当たり4080ベクレルの放射性ヨウ素が検出された〔AFPBB News〕

 これに基づきマラー博士は「放射線の害はその強さに直線的に比例する」という仮説を立てた。このマラー仮説が放射線基準に関する定説となっているらしい。

 これに基づき国際放射線防護委員会(ICRP)は、「どんな微量でも放射線は危険である」とし、1人当たりの自然放射線の年間被曝量の上限を2.4ミリシーベルトに定めている。

 日本の場合は1ミリシーベルトを基準としていたが、前述の通り今回20ミリシーベルトまで引き上げようとしている。

 ただ、ここで疑問が湧くのは、どんな微量の放射線でも危険であれば、日本各地にあるラジウム温泉などは有害で湯治どころではないはずだ。また成層圏を飛ぶ旅客機などは地上の150倍の放射線を浴びている。

 毎日、強い放射線を浴びているパイロットやキャビンアテンダントなどはがん患者が続発しているはずだが、そういう話は聞かない。(東京―ニューヨーク間の1回の往復で200マイクロシーベルトの放射線を浴びるという)
放射線量の多い地域の住民はがんにかかりにくい

 温泉以外にも世界には自然放射線のきわめて強い地域が存在する。例えば中国の広東省陽江県の自然放射線は年間6.4ミリシーベルト、ブラジルのガラパリの海岸では最高6ミリシーベルト、アフリカのある地方の場合は10.2ミリシーベルトにも達するそうだ。

 だが最近の研究では、これらの地域でのがん死亡率は通常の地域よりも少ないそうだ。

 こういった多くの矛盾は明らかにマラー仮説が実態に合っていないことを示すものだ。国民は薄々この矛盾に気がついており、基準値に対する信頼を失い、疑心暗鬼になっているのだろう。

 最近の研究では、これまでのマラー仮説を覆す学説も出てきている。


 この学説は「低線量の放射線は、生体に悪影響を与えないばかりか、むしろ有益な作用をもたらす」というもので、上記矛盾をしっかり説明できることが分かっている。「放射線ホルミシス効果」と言われるものだ。
少量の放射線はむしろ体に有益、ホルミシス効果
火山国の日本、地熱エネルギーの先駆者に 米環境学者

温泉の放射線は有効なのに・・・〔AFPBB News〕

 社団法人「ホルミシス臨床研究会」のウェブサイトには放射線ホルミシス効果について詳細が載っている。

 ここから引用してみる。

 「放射線は大量に浴びると放射線障害を起こすなど体に害があり、ひどい場合は死に至ります。ただ、この地上には自然放射線が満ちあふれており、私たちはいつも微量の放射線を浴びています。そしてどうやら、自然放射線の10倍から100倍くらいの放射線を浴びると体や健康にさまざまな良いことが起こるということがわかってきています」とある。

 事実、これまで報告されている限りでは、250ミリシーベルト以下の被曝で治療が必要と認められた症例は1つも存在しないという。

 前述のラドン温泉、ラジウム温泉では放射線が出ており、太古の昔から湯治に活用されている。鳥取県東伯郡三朝町(旧国伯耆国)にある三朝温泉(みささおんせん)は、ラジウムおよびラドンが含まれており、世界でも有数の放射能泉である。
療養に適した温泉の被曝量は年間30ミリシーベルト

 高い放射線ホルミシス効果が認められ、観光客だけでなく療養目的で訪れる湯治客も多い。三朝温泉のラドン濃度は1立方メートル当たり約2000ベクレルであり、年実効線量として約30ミリシーベルトに相当するという。

 このほかにも我々は思いのほか強い放射線を受けて生活している。これについてはまず、ホルミシス臨床研究会は次のように説明している。

 「微量でも有害とされる放射線を我々は日夜浴びながら生活しています。自然界は様々な放射線であふれていて、大地や海、土に育つ植物、そして空から降り注ぐ放射線を浴びながら暮らしています。さらに、地球を取り巻く大気を吸い、大地や海の恵みである食物を食べることで日々の生活の中であらゆる種類の放射線を浴び続けているのです」

 そのうえで、「1回のCTスキャンで患者は6.9ミリシーベルトもの放射線を浴びます。もし患者が毎月1回スキャンを受けたと仮定すれば、年間80ミリシーベルト以上もの放射線を浴びる勘定になります」とし、それでも彼らはがんになっていないとこれまでの定説に疑問を投げかける。

さらに「米国のアルゴンヌ国立研究所によるラジウムの蛍光塗料に携わっていた作業者たちに対する骨がん追跡調査でも、積算被曝線量が10シーベルト以下では、人体に影響がないことが明らかになりました」と記述している。
自然界の100倍の放射線が最も有益
国際宇宙ステーションの冷却装置が故障、緊急の船外活動へ

宇宙では地球上とはけた違いの放射線を受ける。写真は国際宇宙ステーション〔AFPBB News〕

 放射線ホルミシス効果を最初に提唱したのは、ミズーリ大学教授トーマス・D・ラッキー博士だそうだ。

 NASA(航空宇宙局)より、宇宙飛行士への放射線の影響についての調査依頼を受けたラッキー博士は10年以上の歳月をかけて研究を続け、高レベルの放射線は生体に有害であるが、低レベルの放射線は有益であるという「放射線ホルミシス」現象を発見した。

 ラッキー博士によると、「最も理想的な環境は自然放射線の100倍」の約100ミリシーベルト/年、時間当たりの線量率に換算すると、274マイクロシーベルト/日、1時間当たりでは11.4マイクロシーベルトの線量を四六時中受けるのが理想だという。

 この学説の成否は専門家に任せるとして、疑問に感じるのは、なぜこのような学説の存在を、メディアは触れようとしないのかということである。

 東京電力をかばうつもりは全くないが、最近の報道は「東電の不誠実な対応」「後手後手の政府」そして「拡大する放射能汚染の恐怖」とパニックを煽るがごとくである。
すべてのメディアが同じ論調であることの恐ろしさ

 どの新聞、テレビを見ても同じ論調であるのはちょっと異様とさえ感じる。山本七平の言う「空気」が支配し、とても違う学説を述べる雰囲気ではないのかもしれない。

 だが多様な学説を国民に提供せず、ただ1つの見解を押しつけ、結果として国民が判断する機会を奪っているメディアの責任は重い。

 某新聞によると4月5日、福島県災害対策本部は新学期に備え、県内の小中学校など1400カ所の放射線量を緊急測定したという。その時、ある小学校では地表面で毎時10〜11マイクロシーベルトと計測し、学校長は「本当に厳しい数値だと思う」と述べたとある。

 だが、放射線ホルミシス効果では、この値は健康に理想的な線量である。数ある新聞社のうち、1社くらいは「放射線ホルミシス効果」に言及したうえで、「問題ないどころか健康に有益という学説もある」といった報道があってもいいのではないだろうか。

被災者の心を傷つけるということであれば、別のコラムなりで説明することもできるはずだ。

 著名なジャーナリスト、ウォーター・リップマンは「ジャーナリズムとはステレオタイプを打破することだ」と述べた。日本の報道を見ているとステレオタイプの打破どころではなく、読者の情念の上に乗っかって記事を書くことを狙っているとしか思えない。
“風評被害”で廃船になった原子力船「むつ」

 しかも大政翼賛会的な右へ倣え記事である。これまでもカドミウム、ダイオキシン、アスベストと同類の事件があったが、やはり大政翼賛的記事に終始した。今回は放射線となっただけで構図は全く変わっていない。

 かつて、原子力船「むつ」が、青森県尻屋岬東方800キロで試験航海中、放射線漏れを起こした。漏れた放射線は自然界にある環境放射線と同程度であることが確認されたにもかかわらず、 マスコミは「放射能漏れ」 と報道した。

 このため「むつ」は「放射能を撒き散らす船」のような印象を与えることになり、 地元住民は帰港に反対し、1200億円以上を費やした開発プロジェクトは失敗に終わった。

 自然界と同程度であろうが、とにかく放射線漏れは恐ろしいという日本人の情念に寄りかかった報道であり、とてもジャーナリズムの役割を果たしたとは言えない。

 1社くらいは「『放射能漏れ』は誤りであり『放射線漏れ』である。その線量は自然界にある環境放射線と同程度である」と報道する新聞社があってもよかったと思う。今また同じ過ちを繰り返しているようだ。
「いわし民族」からの脱却を

 日本人は「いわし民族」だと言った作家がいた。大勢が群れをなし、同じ方向を向いて泳いでいるが、何かの衝撃で一瞬にして大群が180度方向を変える。

 過去、日本は「いわし民族」的行動で、繁栄もすれば滅亡の危機に瀕したこともある。

 もうそろそろ「いわし民族」を卒業し、個人が判断し、個人のリスクで行動する成熟が日本に求められる。いつまでも風評被害が蔓延するような国であってはならない。日本のメディアの果たすべき責任は重い。

 

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コメント
 
01. 2011年4月14日 19:31:56: MiKEdq2F3Q

悪質な嘘は止めようね。 これが真実:

「少しの放射量であれば人体に有用である」なんて嘘っぱち :


ホルミシスという言葉をご存知でしょうか。

「放射線は被ばく量に伴い直線的に人体に悪影響を与える」という理論の反証として米国のラッキー教授が「少しの放射量であれば人体に有用である」との理論を提唱した。この理論は微量の放射線はホルモンのように人体に有効に作用するということから「ホルミシス」と名づけられた。

 この効果については、末期ガン患者のメッカとなっている秋田県玉川温泉(蒸気に放射性物質ラドンを含む)の岩盤浴や岡山大学医学部の御舩教授のグループが37年間にわたる統計の研究から、三朝地域(放射性物質ラジュウムの原産地)のガン死亡率は全国平均の2分の1であるとの発表から有効と宣伝されてきました。

 財団法人電力中央研究所原子力電力研究所放射線安全研究センターにおいては低線量放射線が生物の免疫力を活性化させるメカニズムの解明や医療分野への応用のための研究を進めています。

 私が一番興味を惹かれたのは東京理科大学生命科学研究所客員研究員高橋希之氏の「放射線ホルミシスを考える」である、同氏はこの論考の中で

「被ばくで起こる生体応答(放射線適応応答を含む)には様々なものがあり、その中にはその条件において有益に作用する現象は確かにある。そして、それを応用することでヒトの治療に役立つものもある。しかし、一般論的に少しの放射線は体によいとか少しの放射線は受けた方がいいというのは間違いだ。」

と結論付け今まで有効の材料として使われていた各種のデータに鋭いメスを入れている。


上記の三朝地区のガン死亡率も前出グループの六年後の調査データでは胃ガンを除いて大腸ガンなどの減少は見られず逆に男性では肺ガンが増加していると報告されていることを明らかにした。

また胃ガンについては放射性物質を含まない別府温泉でも減少が報告されていることよりホルミシスの効果は薄いとしている。

今のところホルミシス効果が期待できるのは慢性リンパ性白血病と非ホジキンリンパ腫の治療だけとのこと。

 「病は気から」という「どうしても治したい」「何が何でも生きたい」という執念こそが「ホルミシス効果」かも知れない。

 温泉が胃ガンに効くというのも、そのリラックス効果がストレスからくる潰瘍を抑えてくれるからでは。そこんところを温泉にでもつかりながらじっくりと考えてみたい。
http://iwachan.asablo.jp/blog/2008/09/20/3776116

三朝ラドン温泉地区の住民の肺癌死亡率 は他地域の1.5倍

ラドンを吸い込むと癌が治るどころか肺癌になる:


ヒト疫学データからの検討 −三朝温泉地域住民のデータ−


おそらく日本でもっとも有名なホルミシス効果のデータは、10年以上前に発表された三朝温泉地域住民の疫学データだろう(図6 Mifune M et.al. Jpn. J. Cancer Res. 83, 1-5, 1992)。

三朝温泉のある鳥取県三朝町住民の1952-1988年の間のがん死亡率で、ラドン温泉のない近くの町の住民(対照地域住民)のがん死亡率と比較している。三朝町住民では非常に大幅にがん死亡が低いことがわかる。

このデータが発表(1992年)されてからは、三朝温泉の地域はがん死亡率が低いという評判になり、今でもこのデータは宣伝に使われている。

しかし同じ研究者グループが数年後に同じ地域で同じ調査を行ったところ、図7のような結果となった(Ye W et.al. Jpn. J. Cancer Res. 89, 789-796, 1998)。

ここではがん死亡率は胃がん以外では低下していない(胃がんの死亡率に関しては他の一般温泉(大分・別府温泉)においても低下していることから、放射線の関与は否定されている)。それどころか男性の肺がんは有意ではないが増加している。

著者らは前回の報告と、調査期間と地域が少し異なっているとしながらも、前回の調査の問題点として、データ収集に問題があったこと、三朝地域でのがん死亡件数を小さく見積もっていた可能性などを指摘している。

つまり三朝温泉地域ではがん死亡率は低くないことが明らかになったのだが、しかしこの事実はそれほど知られていない。温泉業者はこれを好まないからだ。そして相変わらずホルミシス効果として学会で語られることさえある。


ホルミシス学派が宣伝するヒトの疫学データとその問題点


 よく引用されるのは1992年に発表された研究で,三朝温泉の住民のがん死亡率が,対照地域の住民のそれに対して統計的に有意に低いというものである。しかし,この研究を行ったグループが1998年に発表した再調査の結果は,これを否定するものであった。全がんの死亡率は対照地域と変わらず,有意に低いのは男性の胃がん死亡率だけで,有意ではないが男性の肺がん死亡率は高まってさえいたのである。だが,現在でも,ネット上の情報は,原子力百科事典ATOMICAをはじめほとんどが最初のデータをそのまま紹介している。

 また,ATOMICAにあるホルミシス効果の一覧表の中には,「ヒトの疫学調査」として「がん以外の死亡率の低下」が挙げられている。これは,おそらく「長崎の男性の原爆被爆者の1970年〜1988年の期間の『がん以外』の死亡率が50〜99radの被曝線量域で有意に低い」という近藤宗平による指摘*xを根拠にしているのだろう。しかし,Robert Ehrlichは,これに対して「なぜ『がん以外』『男性』『1970〜88年の死亡』『長崎』だけを考慮するのか?」と疑問を呈し,「女性に関するデータ,がんによる死亡についてのデータ,1970〜88年以外の年における死亡のデータを調べてみれば,50〜99radの線量での相対危険度の減少は存在しない(むしろ増加している)」と批判している*xi。

http://www.csij.org/archives/2010/01/post_59.html

空間放射線線量率

日本国内での平均的な値とその範囲は;

屋外 :0.04(0.01〜0.08)μSv/h程度
屋内 :0.06(0.02〜0.12)μSv/h程度
水上 :0.006μSv/h程度

ジェット機内
(高度1万メートル以上) :0.2(0.1〜0.35)μSv/h程度


これらの値より高い値が測定される場合

1. 温泉水の中には、含まれている放射性物質の濃度が高い放射能温泉があります。
放射能温泉で高い値が測定されるのは、放射能温泉水の沈積物の上で測定した場合で、
沈積物中に放射性物質(主としてラジウムやその壊れてできた放射性物質)が多く
含まれている場合です。測定値は大小さまざまですが、高い場合は、
国内の温泉で通常の100倍位の値が測定されることがあります。


2. カリウム、ウラン、トリウムを含む放射性鉱物があるところでは測定値は
高くなります。しかし、日本ではこれらの鉱石はそれほど多く産出せず、
また多くは地中にあって地上に露出している場合は少ないため、あまり高い測定値は
今までに寄せられておりません。高い値でも0.5μSv/h程度です。

3. ジェット機内では宇宙線が強くなるために、数千メートル以上では高い値が
測定されます。この宇宙線の強さは緯度で異なりますが、ジェット機内での測定値は
高度1万メートルでは0.1〜0.35μSv/h位となります。

http://www.sawadaya.org/geigerQ&A.htm


尚、ジェット機内では 1〜2 μSv/h という文献も有ります

http://honpoku.com/dayori/2010/01/post-28.html
http://d.hatena.ne.jp/satohi/20070114/1194277692


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飛行機の乗務員は乳癌や皮膚ガンが多い


NHK夜7時のニュース(2月5日)で飛行機に乗っているパイロットや客室乗務員は地上より高い(6-7倍)放射線をあびていると放送していました。
これは重要なニュースです。ニュースレター65号でもパイロットや乗務員は乳癌や皮膚癌の発症リスクが高いという研究結果が複数報告されているという調査を紹介しました(Daily Mail 2003/10/22)。


原因は高濃度の宇宙放射線に暴露される。時差の違いを頻繁に繰り返すことで体内時計に狂いが起きホルモンのバランスが狂うため。高度の高い空中では防護する役目を果たす空気が薄いため強い紫外線に暴露されるなどが原因と考えられている。

1,500人の乗務員を対象にしたアイスランドの研究は、1966年以前から雇用されている客室乗務員ではそれ以降に雇われた乗務員に比べて乳癌の発症率が5倍高いという結果を報告している。

スウェーデンの研究では皮膚癌の発症率が2〜3倍高く、乳癌の発症率が30%以上高い、という結果がでている。


アイスランドで行なわれたもう一つの研究は、1000人のパイロット/乗務員と2000人の一般の人を比較したものだが、やはり前者の皮膚癌の発症率が高いと結論を報告しています。頻繁に飛行機に乗る乗客については不明です。

http://www.sih.jp/news/kenkou/no58.htm

低線量放射線の影響に関するスターングラス博士の説


 (4) フォールアウトによる胎児期の被曝により知能低下(学習適正検査の成績低下)が生じた(1979年アメリカ心理学会で発表)。


 胎児期被曝と知能低下との関係に関しては、1980年代に広島・長崎の原爆被曝者のデータ(高線量率、高線量1回被曝)から胎児期被曝によって知能指数の低下が起こること、その線量効果関係には閾値があることなどが認められ、ICRPの1990年勧告(Publ.60)にもその事実が記載されている。

http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-02-07-04


放射線の妊婦(胎児)への影響


本論文は、チェルノブイリ原発事故が発生した後にスウェーデンで生まれた子供たちのデータを使った実証研究で、以下の発見を報告しています。


・原発事故当時、妊娠8-25週目を迎えていた子供達は、中学校における学術テストの得点が(統計的に)有意に低い

・数学での得点が特に低くなっており、認識能力へ何らかの影響が生じている可能性がある

・スウェーデン国内で放射線量が多かった地域で生まれた子供たちの得点が、全国平均よりも約4%ほど低くなっている

・しかし、学術成績以外の健康への悪影響は観察されなかった


スウェーデンは、チェルノブイリから約500マイル(800km)離れています。当時のデータに基づく放射線拡散のシミュレーション(リンク)を見ると、確かにこの地も放射線に襲われていることが確認できますが、汚染量は比較的軽微にとどまっています【註】。


実際に、当時のスウェーデン政府も放射線が人体に影響を与えるものではないとアナウンスしていました。しかし、Almondらの研究は、このような軽度の放射線被曝であっても、妊婦(胎児)に影響が生じる危険性があることを示唆しています。


【註】スウェーデン国内で記録された最も高い放射線量は 1マイクロシーベルト/時

で、これはチェルノブイリから約1000マイル(1600km)離れたNjurundaという町で検出されました。

http://news.livedoor.com/article/detail/5426008/

チェルノブイリ原発事故その10年後 1〜3


http://www.youtube.com/watch?v=rKFsAewRA8U&feature=related

●避難しなかった自給自足の農家は大人は頭痛、子供は先天性障害。
●大人にも子供にもポリープが直腸を塞いでおり、慢性的かも。

http://www.youtube.com/watch?v=lNkd_d-Andw&feature=related

●後始末をした作業者は脳萎縮と視力の低下、そして亡くなった。
●住民に免疫能力低下。それは核のエイズ。
●200KM離れた村の子供では、23%が白内障、失明。そして84%が不整脈。
●大人でも体内でいくつか酵素を作れなくなり、食べられる物が制限。
●子供は37ベクレル以上を食べるな。


http://www.youtube.com/watch?v=4Q2UwVYWkcM&NR=1

●子供は年1回の検査を受けるべき。汚染地域は数ヶ月毎に検査。
●薬を飲んでウトウトするばかり。出て行けたのは金持ちばかり。避難できなかった。
●事故後を監視するためのカメラマンは記憶障害。現場では足の裏にヒリヒリ感。


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1979年に発生した米国スリーマイル島原発2号炉(TMI−2、PWR、96万kW)事故から、今年の3月28日で18年が経過した。今年の2月、TMI周辺でガンが増加しており、その原因は事故時に放出された放射能であろう、という論文が発表された。

TMI事故の調査にあたった大統領委員会の報告では、周辺住民の最大被曝量は、自然放射線による年間被曝量レベルである、1ミリシーベルト程度とされている。

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/TMI/JHT9704A.htm


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広島低量放射線被爆の健康被害について 2008/08/09 21:40


原子力潜水艦や原子力発電所からの冷却水漏れなんかよりも、大変気になっている記事がある。広島の原爆による放射線被曝の影響に関する調査で、これまで考えられていたよりもずっと少ない放射線量で健康被害が出ているかもしれない、というのだ。


低放射線も高いがん死亡率 非被爆者と比較調査


 広島で被爆した人のうち、浴びた放射線が少量で健康に影響が少ないとされた人でも、被爆していない人よりがんで死亡する率が高いことが、名古屋大情報連携基盤センターの宮尾克教授(公衆衛生学)らの研究グループの4日までの疫学調査で分かった。

 研究結果は、9月15日発行の日本衛生学会の英文雑誌で発表する。

 同グループは、放射線影響研究所(放影研)が調査している広島での被爆者約5万8000人のデータを、1971年当時の広島、岡山両県の住民で原爆投下時に0−34歳だった非被爆者計約194万人と同じ年齢構成などになるよう補正した。

 その上で、被爆者を被ばく線量によって極低線量(0.005シーベルト未満)、低線量(0.005−0.1シーベルト未満)、高線量(0.1シーベルト以上)に区分。

それぞれの各種がん死亡率を非被爆者のものと比較した結果、極低、低線量の被爆者は非被爆者よりも固形がん(白血病など造血器系を除くがん)で1.2−1.3倍高く、肝がんでは1.7−2.7倍、子宮がんは1.8−2倍高かった。

これまでの疫学調査では200ミリシーベルト(0.2シーベルト)未満の被曝では健康被害が見出されたことがなかった。ところが今回はその40分の1である0.005シーベルト未満という極めて少ない被曝でも健康被害が出ているかもしれないという。

0.005シーベルトというと、長崎県放射線技師会のサイト(リンク)の数値に従えば頭部レントゲン撮影1回分とさほど変わらない位の量だ。

それにしても、0.005シーベルトというのは小さすぎる。実は記事中の放射線量は初期放射線(原子爆弾の爆発で発生する放射線)のみであって、今回の研究はこれまで重視されていなかった残留放射線(爆発後に空気や土壌や建物から出続けた放射線)の重要性を喚起する目的もあるのだろう。仮に残留放射線を正しく算定できたとしたなら、極低線量群も0.005シーベルトよりずっと多い放射線に被曝していたのだと思う。

http://ahnan.blog19.fc2.com/?mode=m&no=104

ロシアの科学者 アレクセイ・ヤブロコフ博士


「チェルノブイリ事故の最終的な死者の推定について私の調査では100万人近くになる」

旧ソ連で1986年に起きたチェルノブイリ原発事故について、人や環境に及ぼす影響を調べているロシアの科学者 アレクセイ・ヤブロコフ博士が25日、ワシントンで記者会見し、福島第1原発事故の状況に強い懸念を示した。

博士の発言要旨は次の通り。


チェルノブイリ事故の最終的な死者の推定について、国際原子力機関(IAEA)は「最大9千人」としているが、ばかげている。

私の調査では100万人近くになり、放射能の影響は7世代に及ぶ。


セシウムやプルトニウムなどは年に1−3センチずつ土壌に入り込み、食物の根がそれを吸い上げ、大気に再び放出する。

例えば、チェルノブイリの影響を受けたスウェーデンのヘラジカから昨年、検出された放射性物質の量は20年前と同じレベルだった。 そういう事実を知るべきだ。

日本政府は、国民に対し放射能被害を過小評価している。
「健康に直ちに影響はない」という言い方はおかしい。直ちにではないが、影響はあるということだからだ。


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数年前のイラク戦争において、劣化ウラン弾を使用した戦場で作業した米国の兵士が、帰国後、結婚して生まれた子供に奇形児が多くみられ、今、アメリカの社会問題になっています。

その劣化ウラン弾の作業現場をガイガーカウンター(放射線測定器)で測定すると、3マイクロシーベルトを示しました。 この、3マイクロシーベルトという数値の放射能をある期間被曝した米国の兵士が、アメリカに帰国後、赤ちゃん授かったのですが、痛ましい姿(手の指が欠如している奇形)で生まれてきました。

http://www.ganbanyoku.org/radium.htm


内部被爆はこういうホットスポットが原因でおきる様です:


797 :山師さん:2011/03/21(月) 22:17:09.51 ID:uRzuCbPV

アスベストつながりで、これは仮説だそうだが、アスベストの発ガン原因は、含まれている微量のラジウムなどの放射性元素かも知れないのだそうな。

アスベストが肺組織に突き刺さると、物理的にも化学的にも安定で、動かず溶けずでその位置にとどまり続ける。 放射性物質がほんの僅かでも、ホットスポットを形成し、同じ細胞群だけを内部被曝し続けることになる。


799 :山師さん:2011/03/21(月) 22:22:14.69 ID:uRzuCbPV

内部被曝一般を考える場合も、ホットスポット効果を無視できないと思う。


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タバコに放射性物質 日経サイエンス


植物のタバコには低濃度のポロニウム210が蓄積する。その大部分は肥料に含まれている天然の放射性元素から生じたものだ。

喫煙者が吸入したポロニウムは肺の“ホットスポット”に定着し,がんを引き起こす原因となりうる。

ポロニウムはタバコの煙に含まれる発がん物質として主要なものではないだろうが,それでも米国だけで年間に数千人がこのせいで死亡していると考えられる。

http://www.asyura2.com/09/health15/msg/331.html

アスベストや喫煙による発ガンの本当の原因


岡山大の研究でアスベストの発ガン機構をあきらかにしマスコミにも公表した。

にかかわらず無視のような状態であり、このような重大なニュースを報じないのはマスコミの原子力への自己規制ではないかと思われます。

 肺に付着しているアスベストにラジウムが高濃度に濃縮しアルファ線が強烈に組織を照射することが発ガンの原因との結論です。

「・・・、海水の数百万倍の濃度に達するラジウム濃度を持つことである。その結果、ラジウムとその娘核種による局所的だが強力なα線被ばく(ホットスポット被爆)が長期に渡って引き起こされ、このことが複雑な発がんメカニズムの中で最も重要な役割をしていることが示された。

肺組織のDNAは重大な損傷を頻繁に受け、悪性中皮腫細胞を含むいろいろなタイプの腫瘍細胞を生じ、がんを発生すると結論づけられた。」


なお、喫煙も同様なメカニズムで発ガン原因になると書かれています。

ラジウムは天然にあるウラン238やトリウム232などの壊変により絶えず生成されています。

タバコはタールが原因と思っていましたが、タール中の鉄分に濃縮してくる放射能が原因とは・・・。


アスベストなどが原因とされる肺悪性腫瘍の発がんメカニズムを解明


 本学地球物質科学センターの中村栄三教授らは、アスベストなどが原因とされる肺悪性腫瘍が、局所的な強力α線被ばくによることを解明し、発表しました。


 中皮腫を含む肺のいろいろな悪性腫瘍は、ある種の繊維や粒子への曝露により引き起こされるといわれていますが、その発生メカニズムは十分に理解されておりませんでした。

中村栄三教授らは、肺中の含鉄タンパク質にラジウムが蓄積され、それがホットスポットとなって局所的な内部被ばくを引き起こし、悪性中皮腫やほかの悪性腫瘍の原因となることを解明しました。


リリース詳細:http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/soumu-pdf/press-090727.pdf
リリース資料:http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/soumu-pdf/press-090727-1.pdf

http://senmaya.at.webry.info/201009/article_5.html


ホルミシス効果は特別な条件下でしか成り立ちません。

ラジウム温泉で病気が治るのはラドン含有温泉水を飲んだ場合に限られます。

ラジウム温泉でラドンを吸い込んだり、岩盤浴で微弱放射線を浴びても体に有害なだけで、期待されるホルミシス効果は一切発現しません。 有名な玉川温泉の岩盤浴で癌が治った人が実際には殆ど居ないというのも そういう事情によるのです。 原発推進の御用学者が必ず持ち出す

三朝温泉のある鳥取県三朝町住民の1952-1988年の間のがん死亡率が他地域の半分だった

という有名(?)な論文は再調査で完全に否定されています。 実際にはラドンを吸い込む影響で、三朝町住民で肺癌になる人は他地域の1.5倍もありました。 半減期が短いラドンでもこれだから、半減期が半永久的なセシウムやプルトニウムを吸い込んだら…、 おお怖。

ラドンの半減期はたった 3.8日

ヨウ素131 の半減期は 8.0日

セシウム 137 の半減期は 30.0年

プルトニウム の半減期は 24,000年

骨の表面に蓄積するプルトニウム

 動物実験でプルトニウムを体内に取り込んだときのガンの発生など生物への影響が調べられている。

 動物実験では、プルトニウムを大量に吸入したときには、呼吸機能の失調による死や肺繊維症などの障害が短い時間で起こる(急性障害)。微量を吸入した場合にも、晩発性障害として骨肉腫や肺ガンといったガンが発生する可能性がある。

 吸入されたプルトニウムは骨の表面に蓄積する傾向があり、同じアルファ線を出すラジウムは、骨の中により均一に分布する。このため、放射性物質の量が同じでも、プルトニウムはラジウムよりも影響が大きくなる。

 そこで、微量のプルトニウムを体内に取り込んだ時には、発生する可能性のある晩発性の発ガンに、最も注意を払わなければならない。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/6734/pu/puru7.html
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/6734/pu/puru8.html


プルトニウムは肺に蓄積する


α線はとても近くの物体にしか届かない(ほとんど塵ぐらいの大きさです)。しかし、一般に被曝を想定する場合では、臓器や組織単位なんです。被曝された範囲にどれだけの影響が出るか、を考えた場合、実際の場合と臓器単位に換算モデルと比較すると、(放射性物質が体内を移動すること考慮しても)100万倍以上の開きがあるんです。

加えて、プルトニウムは肺に蓄積されます。肺の自浄作用によりある程度は除去されますが、非常に長い間人体を被曝し続けるものと思ってください。自浄されないプルトニウム量は1/4ほどで、徐々に血液の中に入り、リンパ節や肝臓、骨などに集まり、排泄されずに長くとどまると言われています。生物学的半減期は骨で20年、肝臓で50年と言われています。

またヨウ素であれば8日で半減期がきますから、体内に取り込む前の段階で減少が期待できるのですが、プルトニウムの半減期は24,000年です。体内で安定物質に変化するどころか、取り込んだ人が亡くなってもその周辺を汚染し続けるのです。僕らの世代だけでなく、孫やその孫まで害が及びかねない。これがプルトニウムの怖さのひとつです。


肺がんの原因は煙草ではなくプルトニウムだった?


「角砂糖何個で日本全滅」などと言われるプルトニウムですが、実は疫学的にプルトニウムがどれほど危険かは証明されていません。調査に何十年もの時間と莫大なコストがかかるためです(このことがプルサーマル原発の設立の一助となりました)。

しかし、眞鍋攝医師によって、核実験と肺がんの相関が指摘されています。こちらの「肺がん」の項を参照してください 。簡潔にまとめると、核実験を行った数十年後、肺がんが世界中で特異的に上がる。特に喫煙者に顕著である。喫煙者は肺に入った異物の排出機能が低下しているため、プルトニウムが排出できず蓄積し、肺がんを引き起こすのではないか。というものです。

劣化ウラン弾の使用に伴い発ガン率が10倍上がったと言われています。

http://blog.livedoor.jp/jazzim/archives/2755613.html

低線量放射線の影響に関するスターングラス博士の説


 スターングラスは低線量放射線のリスクが高いことに関して、その時々のある時期に社会的な関心を招くようないくつかの仮説を唱えてきている。その主要なものは以下の如くである。


 (1) 放射線の線量が非常に低い極低線量域では生物への線量と効果とは直接的関係ではなくなり、線量が低い方が効果はかえって大きくなる(1972年)。

 (2) 低線量放射線の健康リスクはICRPなどが主張する値より大きく、例えば乳児死亡の倍加線量は 450ミリレムである(1972年)。

 (3) 米国や中国の核爆発実験のフォールアウト(放射性降下物)によって乳幼児の死亡率が増加した (Science誌1963年、ハンフォードシンポジウム1969年等で発表)。

 (4) フォールアウトによる胎児期の被曝により知能低下(学習適正検査の成績低下)が生じた(1979年アメリカ心理学会で発表)。

 (5) スリーマイル島原子力発電所の事故によって放出された放射能によって胎児死亡率が増加した(1979年、イスラエルで講演)。


 胎児期被曝と知能低下との関係に関しては、1980年代に広島・長崎の原爆被曝者のデータ(高線量率、高線量1回被曝)から胎児期被曝によって知能指数の低下が起こること、その線量効果関係には閾値があることなどが認められ、ICRPの1990年勧告(Publ.60)にもその事実が記載されている。

http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-02-07-04


放射線の妊婦(胎児)への影響


本論文は、チェルノブイリ原発事故が発生した後にスウェーデンで生まれた子供たちのデータを使った実証研究で、以下の発見を報告しています。


・原発事故当時、妊娠8-25週目を迎えていた子供達は、中学校における学術テストの得点が(統計的に)有意に低い

・数学での得点が特に低くなっており、認識能力へ何らかの影響が生じている可能性がある

・スウェーデン国内で放射線量が多かった地域で生まれた子供たちの得点が、全国平均よりも約4%ほど低くなっている

・しかし、学術成績以外の健康への悪影響は観察されなかった


スウェーデンは、チェルノブイリから約500マイル(800km)離れています。当時のデータに基づく放射線拡散のシミュレーション(リンク)を見ると、確かにこの地も放射線に襲われていることが確認できますが、汚染量は比較的軽微にとどまっています【註】。


実際に、当時のスウェーデン政府も放射線が人体に影響を与えるものではないとアナウンスしていました。しかし、Almondらの研究は、このような軽度の放射線被曝であっても、妊婦(胎児)に影響が生じる危険性があることを示唆しています。


【註】スウェーデン国内で記録された最も高い放射線量は 1マイクロシーベルト/時

で、これはチェルノブイリから約1000マイル(1600km)離れたNjurundaという町で検出されました。

http://news.livedoor.com/article/detail/5426008/


数年前のイラク戦争において、劣化ウラン弾を使用した戦場で作業した米国の兵士が、帰国後、結婚して生まれた子供に奇形児が多くみられ、今、アメリカの社会問題になっています。

その劣化ウラン弾の作業現場をガイガーカウンター(放射線測定器)で測定すると、3マイクロシーベルトを示しました。 この、3マイクロシーベルトという数値の放射能をある期間被曝した米国の兵士が、アメリカに帰国後、赤ちゃん授かったのですが、痛ましい姿(手の指が欠如している奇形)で生まれてきました。
http://www.ganbanyoku.org/radium.htm


極端な出生奇形

「その地域の胎児達は彼等のDNAの完全性というもっとも高い代価を支払うことを要求されている」

ーーーRoss B. Mirkarimi(武器制御調査センター)の1992年5月のレポート「湾岸地域とくにイラクでの環境と人間の健康への衝撃」よりーーー


 私は最近大量の恐ろしい出生奇形の写真を受け取りました。それはイラクで進行しているところのものです。はっきり言って、私はこのようなものを嘗て見たことがありません。私はあなたにこのページ及びこれらの写真をコピーして出来るだけ沢山の人に紹介して下さることをお願いしたいのです。

http://www.tgk.janis.or.jp/~blessing/REKKAURAN/lekkaulan.html

チェルノブイリ原発事故その10年後 1〜3
http://www.youtube.com/watch?v=rKFsAewRA8U&feature=related

●避難しなかった自給自足の農家は大人は頭痛、子供は先天性障害。

●大人にも子供にもポリープが直腸を塞いでおり、慢性的かも。

●後始末をした作業者は脳萎縮と視力の低下、そして亡くなった。

●住民に免疫能力低下。それは核のエイズ。

●200KM離れた村の子供では、23%が白内障、失明。そして84%が不整脈。

●大人でも体内でいくつか酵素を作れなくなり、食べられる物が制限。

●子供は37ベクレル以上を食べるな。

●子供は年1回の検査を受けるべき。汚染地域は数ヶ月毎に検査。

●薬を飲んでウトウトするばかり。出て行けたのは金持ちばかり。避難できなかった。

●事故後を監視するためのカメラマンは記憶障害。現場では足の裏にヒリヒリ感。

チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染
http://www.youtube.com/watch?v=rCX1A3yJLqI&feature=related

●当時3歳、背中にコブが出来て死亡。

●長期の汚染→ナチュラルキラー細胞の異常→頭痛や疲労感。 白血病やガンへ進む?

●事故後の作業員は、聞く能力はあるが、意図しない言葉で話す。当初はストレスが原因だと思われたが、脳の神経細胞が放射線によって死滅していたと判明。

●汚染が低い地域でも、体内に放射性物質は蓄積し、汚染のひどい地域と変わらない。
 原因は食物連鎖。土は1068ベクレル、牧草は15544ベクレル、そして牛、人へと濃縮した。



02. 2011年4月14日 19:47:15: EGaQ73B5yp
放射能を怖がっている米軍をせいぜい笑ってやれ。
どちらが正しいかは、いずれわかるだろ。(笑)
   ↓

----------------------------------------------------------------
【USA!】在日米海軍司令部:放射能やべえし横須賀捨てて佐世保にするわ

1 名前:名無しさん@涙目です。(埼玉県) 2011/04/14(木) 19:40:18.88 ID:lyn33OBO0● ?2BP(7)



在日米海軍司令部が佐世保に移転? 相次ぐ横須賀配備艦寄港
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110414/04.shtml
多くの米艦船が停泊する佐世保港
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110414/04.jpg

米海軍の佐世保基地(佐世保市)に横須賀基地(神奈川県横須賀市)配備の空母などが
相次ぎ寄港している。福島第1原発事故に伴う横須賀入港の回避措置とみられるが、
原発事故は収束のめどが立たず、横須賀の在日米海軍司令部が佐世保に移転するとの
見方も出始めている。米海軍佐世保基地は「(司令部移転の)措置が必要になれば、
あらゆる準備をするのが賢明だ」と可能性を否定しない。

原発事故後、横須賀でメンテナンス作業中だった原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)は
3月21日出港、今月5日と12日の2回、作業員交代などのため佐世保に入港。
ミサイル駆逐艦ラッセンも横須賀を出港し、3月25日以降は佐世保に停泊中。
さらに「トモダチ作戦」の任務を終えた原子力空母ロナルド・レーガンも19日に佐世保に寄港予定だ。

米通信社ブルームバーグ電子版によると、米海軍作戦部長はGWの横須賀出港の理由を
「原子力空母で微量でも放射性物質の残留が判明すれば、船上での放射能漏れの兆候と
誤解され、検証や除去が必要になるため」と説明している。

放射能漏れを疑われかねないと懸念しての横須賀出港。米艦船の動向を監視している
市民団体リムピースの篠崎正人編集委員は、関東の米軍人家族らが退避するのを米軍が
支援しているとして、在日米海軍の中枢である司令部についても
「一部機能が佐世保に移転する可能性がある」と指摘する。

-------------------------------------------------------------


03. 2011年4月14日 19:59:29: sWFJg5azDU
五千歩くらい譲って、少量の放射線が体に良かったと仮定しても、「少量」ってどのくらいよ?どのくらいの幅なのよ。
そんなにちょうどいい量に行くわけがないだろう。

04. 2011年4月14日 20:02:17: 298G5ZbYyT
この時勢に、放射能で健康になろうなんて思う人は、いないでしょう?

微量の放射能が健康にいいという投稿は、【原発】ではなく【健康】版向きです。(本当に健康に良いとは思えませんが。)


05. 2011年4月14日 20:05:20: B1ZhhZMSbM
少量の外部被曝はいい効果があるかもしんないが、内部被曝はだめだろ
だから岩盤浴するんで、岩盤を粉にして服用しないんじゃろ

06. 2011年4月14日 20:15:46: mILE8eLPaI
ホルミシス効果?

ホメオパシーの方が全然まとも。(インチキだと叩かれたけど)


07. 2011年4月14日 20:23:06: EDj6vOpidE
投稿者SCIよ、有限実行しよう。
直ちに福島原発アルバイトに募集せよ。
健康になって、その上、お金ももらえる。

08. 2011年4月14日 20:43:52: jXHHUbsTRo
東京関東地方で鼻血の出血者が増えているという。
チュルノブイリでも少量被爆で鼻血出血、から痰、喉のイガイガなどの症状があつたと言う。
ツイッターで検索すると結構多くの方が
http://twitter.com/#!/search/鼻血  
http://twitter.com/#!/search/咳 

原発から約10kmの「浪江町」に残る人物が2ちゃんねるに降臨 「起きたら鼻血で血まみれ」
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-1411.html
マスク必要です。花粉症でない私も喉のイガイガや痰がよくでる。(400Km圏)


09. 2011年4月14日 22:40:26: KO67rgLNxy
頭おかしんじゃないの?
稲と同じ!

10. 2011年4月14日 23:23:59: 6tgXFEf4cc
内部被曝に閾値はない。
後藤さんもテレビでデータがないと言っていただろう。
同じ値の被曝で悪影響を受ける人もいるし、受けない人もいる。
体にいい、という線量の基準があるわけでなく
一般化できるものではない。

11. 2011年4月15日 01:56:21: VeBRKyiFV6
工作員決定!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

12. 2011年4月15日 02:10:05: uyxljQbnUs
週刊ポストもパイロットのがん死亡率は一般の人より低いと書いていたな。

署名記事でないから週刊ポストの編集者の意見だろうが。
東大放射線科中川憲一あたりから情報を仕入れしたんだろうが。御用学者の典型的な奴だな。

IAEAも最近はがん発生率は、低線量被爆から直線的に増加するという考えだ。
週刊ポストはこれも無視している。


13. 2011年4月15日 02:18:18: vEidsQqJCm
週刊ポストは、何故か原発擁護に回ったらしい。

14. 2011年4月15日 03:58:22: FAOJTa4qjg
だから「少量」じゃないだろ、今回のは。あほう。

15. 2011年4月15日 10:56:11: FpVPO6YryM
この投稿者の感覚を疑います!
是非 今すぐに福島原発内の仕事に 携わって下さい。
1ヶ月従事なさってから 又 投稿して下さい。

16. 2011年4月15日 14:26:07: F89OYNl9bU

  石炭は核よりも危ない - sci   

  投稿者SCIの方が 危ない


17. 2011年4月16日 20:12:43: oWbillhalg
織田邦男センセー、ホルミンス効果だけ言ってちゃダメじゃないか。センセーこれ↓も記事タイトルに抜け落ちているぞ。

「プルトニウムは食べても平気ですを報道しないメディアの重い責任」


18. 2011年5月08日 08:02:27: 7LxEsuM8zA
食品にしろ薬にしろ、健康に良いか悪いかは、適量かどうかによると思います。
自然界から受ける放射線量が年間平均2.4mシーベルトですが、場所によって多い所少ない所もあり、その10倍程度の放射線量で問題があるとは思えません。
通常の10〜100倍程度の放射線であればホルミンス効果が期待できるという説と、放射線は少量でも危険という意見がありますが、どちらもデータ的に証明されていないということなので、結局、この程度の量であれば、体に良いこともあれば、悪いこともありうるということでは無いでしょうか。不安を煽る人の、証明ができていない以上、少ない方が安心でき、安全サイドである(これが法的な規制の根拠になっている)というのも理解できなくはないですが、チェルノブイリ級の放射能物質が放出されたのであれば兎も角、この程度の放射線量で過度に不安を煽り、避難されている方の不安や、避難解除を遅らせるのはいかがなものでしょうか。
よほど避難によるストレスの方が体には悪いと思いますが。。。

19. 2011年9月02日 11:01:20: WedRgwSclo
放射能、放射線が心配なら、電磁波も心配しなはれ。
ほれ、携帯電話、無線LANも撤去撤去しないと。

20. 2012年1月16日 00:35:13 : f6k1zosgQ2
危険をあおる人の怖がり方が異常。
ホルミシスはあると思う。
今回漏洩した放射性物質が、自然界にないと騒ぐ人もいるけど、全部成層圏とかで作られてるから。
チェルノブイリは、爆発後の線量が福島より桁違いに多かった。
福島はゆっくり漏れだしただけ。チェルノブイリの近隣住民は慢性的ヨウ素欠乏症で、取り込んでしまったヨウ素が、甲状腺癌を引き起こした。日本人は甲状腺が安定型ヨウ素で満たされてるから大丈夫。

ちゃんと勉強しないで怖がるだけなのは神経免疫学上良くない。


21. 真っ赤なウソのホルミシス効果 2012年9月17日 01:04:12 : oHtDR8lxuokLU : kibWlELdi6
ホルミシス?
米国が広島長崎の実態を小さく見せようとラッキーっていう馬鹿な博士が
言い出し原子力業界で都合よく使われているだけ。
なんの根拠もない。
ちなみに原子力黎明期にこれを信じてウラン鉱を庭に自宅にくいものに
混ぜて本気で信じ一家三人ガンで死んだウラン爺なる人物がいるぜ。
ちなみに100msvなのかね20msvなのかね低線放射線量は。
それくらいの地区は福島界隈にいっぱいあるので
本当にホルミシス効果があると思うやつは一家で住めばいい。
・・・いねえじゃん。嘘つき!

22. あおり 2012年9月17日 01:09:21 : zY9fhMD4YLcpk : kibWlELdi6
煽る?
わからないことを安全というひと

わからないからリスクを最大限に見積もっておこうというひと
たちのことを
わからないから危険というひと
ということにしておいているだけ
わかんなければなんかいかよんでみてね

そしてかんがえてくらはい
なぜこういうことをいうひとたちがいるのか

だってつごうがいいでしょ?じぶんたちにとって

0


23. 2018年6月13日 06:22:38 : qW5770aSac : k9XcZ01CpGM[498]
原子力ムラもホルミシス効果を否定している。

電力中央研究所がホルミシス効果を否定、研究放棄、白旗降参!
http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/195.html


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