01. 2011年4月14日 19:31:56: MiKEdq2F3Q
悪質な嘘は止めようね。 これが真実:「少しの放射量であれば人体に有用である」なんて嘘っぱち : ホルミシスという言葉をご存知でしょうか。
「放射線は被ばく量に伴い直線的に人体に悪影響を与える」という理論の反証として米国のラッキー教授が「少しの放射量であれば人体に有用である」との理論を提唱した。この理論は微量の放射線はホルモンのように人体に有効に作用するということから「ホルミシス」と名づけられた。 この効果については、末期ガン患者のメッカとなっている秋田県玉川温泉(蒸気に放射性物質ラドンを含む)の岩盤浴や岡山大学医学部の御舩教授のグループが37年間にわたる統計の研究から、三朝地域(放射性物質ラジュウムの原産地)のガン死亡率は全国平均の2分の1であるとの発表から有効と宣伝されてきました。 財団法人電力中央研究所原子力電力研究所放射線安全研究センターにおいては低線量放射線が生物の免疫力を活性化させるメカニズムの解明や医療分野への応用のための研究を進めています。 私が一番興味を惹かれたのは東京理科大学生命科学研究所客員研究員高橋希之氏の「放射線ホルミシスを考える」である、同氏はこの論考の中で 「被ばくで起こる生体応答(放射線適応応答を含む)には様々なものがあり、その中にはその条件において有益に作用する現象は確かにある。そして、それを応用することでヒトの治療に役立つものもある。しかし、一般論的に少しの放射線は体によいとか少しの放射線は受けた方がいいというのは間違いだ。」 と結論付け今まで有効の材料として使われていた各種のデータに鋭いメスを入れている。 上記の三朝地区のガン死亡率も前出グループの六年後の調査データでは胃ガンを除いて大腸ガンなどの減少は見られず逆に男性では肺ガンが増加していると報告されていることを明らかにした。
また胃ガンについては放射性物質を含まない別府温泉でも減少が報告されていることよりホルミシスの効果は薄いとしている。 今のところホルミシス効果が期待できるのは慢性リンパ性白血病と非ホジキンリンパ腫の治療だけとのこと。 「病は気から」という「どうしても治したい」「何が何でも生きたい」という執念こそが「ホルミシス効果」かも知れない。 温泉が胃ガンに効くというのも、そのリラックス効果がストレスからくる潰瘍を抑えてくれるからでは。そこんところを温泉にでもつかりながらじっくりと考えてみたい。 http://iwachan.asablo.jp/blog/2008/09/20/3776116 三朝ラドン温泉地区の住民の肺癌死亡率 は他地域の1.5倍 ラドンを吸い込むと癌が治るどころか肺癌になる: ヒト疫学データからの検討 −三朝温泉地域住民のデータ−
おそらく日本でもっとも有名なホルミシス効果のデータは、10年以上前に発表された三朝温泉地域住民の疫学データだろう(図6 Mifune M et.al. Jpn. J. Cancer Res. 83, 1-5, 1992)。
三朝温泉のある鳥取県三朝町住民の1952-1988年の間のがん死亡率で、ラドン温泉のない近くの町の住民(対照地域住民)のがん死亡率と比較している。三朝町住民では非常に大幅にがん死亡が低いことがわかる。 このデータが発表(1992年)されてからは、三朝温泉の地域はがん死亡率が低いという評判になり、今でもこのデータは宣伝に使われている。 しかし同じ研究者グループが数年後に同じ地域で同じ調査を行ったところ、図7のような結果となった(Ye W et.al. Jpn. J. Cancer Res. 89, 789-796, 1998)。 ここではがん死亡率は胃がん以外では低下していない(胃がんの死亡率に関しては他の一般温泉(大分・別府温泉)においても低下していることから、放射線の関与は否定されている)。それどころか男性の肺がんは有意ではないが増加している。 著者らは前回の報告と、調査期間と地域が少し異なっているとしながらも、前回の調査の問題点として、データ収集に問題があったこと、三朝地域でのがん死亡件数を小さく見積もっていた可能性などを指摘している。 つまり三朝温泉地域ではがん死亡率は低くないことが明らかになったのだが、しかしこの事実はそれほど知られていない。温泉業者はこれを好まないからだ。そして相変わらずホルミシス効果として学会で語られることさえある。 ホルミシス学派が宣伝するヒトの疫学データとその問題点
よく引用されるのは1992年に発表された研究で,三朝温泉の住民のがん死亡率が,対照地域の住民のそれに対して統計的に有意に低いというものである。しかし,この研究を行ったグループが1998年に発表した再調査の結果は,これを否定するものであった。全がんの死亡率は対照地域と変わらず,有意に低いのは男性の胃がん死亡率だけで,有意ではないが男性の肺がん死亡率は高まってさえいたのである。だが,現在でも,ネット上の情報は,原子力百科事典ATOMICAをはじめほとんどが最初のデータをそのまま紹介している。
また,ATOMICAにあるホルミシス効果の一覧表の中には,「ヒトの疫学調査」として「がん以外の死亡率の低下」が挙げられている。これは,おそらく「長崎の男性の原爆被爆者の1970年〜1988年の期間の『がん以外』の死亡率が50〜99radの被曝線量域で有意に低い」という近藤宗平による指摘*xを根拠にしているのだろう。しかし,Robert Ehrlichは,これに対して「なぜ『がん以外』『男性』『1970〜88年の死亡』『長崎』だけを考慮するのか?」と疑問を呈し,「女性に関するデータ,がんによる死亡についてのデータ,1970〜88年以外の年における死亡のデータを調べてみれば,50〜99radの線量での相対危険度の減少は存在しない(むしろ増加している)」と批判している*xi。 http://www.csij.org/archives/2010/01/post_59.html 空間放射線線量率 日本国内での平均的な値とその範囲は; 屋外 :0.04(0.01〜0.08)μSv/h程度 屋内 :0.06(0.02〜0.12)μSv/h程度 水上 :0.006μSv/h程度 ジェット機内 (高度1万メートル以上) :0.2(0.1〜0.35)μSv/h程度 これらの値より高い値が測定される場合
1. 温泉水の中には、含まれている放射性物質の濃度が高い放射能温泉があります。 放射能温泉で高い値が測定されるのは、放射能温泉水の沈積物の上で測定した場合で、 沈積物中に放射性物質(主としてラジウムやその壊れてできた放射性物質)が多く 含まれている場合です。測定値は大小さまざまですが、高い場合は、 国内の温泉で通常の100倍位の値が測定されることがあります。 2. カリウム、ウラン、トリウムを含む放射性鉱物があるところでは測定値は 高くなります。しかし、日本ではこれらの鉱石はそれほど多く産出せず、 また多くは地中にあって地上に露出している場合は少ないため、あまり高い測定値は 今までに寄せられておりません。高い値でも0.5μSv/h程度です。
3. ジェット機内では宇宙線が強くなるために、数千メートル以上では高い値が 測定されます。この宇宙線の強さは緯度で異なりますが、ジェット機内での測定値は 高度1万メートルでは0.1〜0.35μSv/h位となります。 http://www.sawadaya.org/geigerQ&A.htm 尚、ジェット機内では 1〜2 μSv/h という文献も有ります
http://honpoku.com/dayori/2010/01/post-28.html http://d.hatena.ne.jp/satohi/20070114/1194277692 _______
飛行機の乗務員は乳癌や皮膚ガンが多い
NHK夜7時のニュース(2月5日)で飛行機に乗っているパイロットや客室乗務員は地上より高い(6-7倍)放射線をあびていると放送していました。 これは重要なニュースです。ニュースレター65号でもパイロットや乗務員は乳癌や皮膚癌の発症リスクが高いという研究結果が複数報告されているという調査を紹介しました(Daily Mail 2003/10/22)。
原因は高濃度の宇宙放射線に暴露される。時差の違いを頻繁に繰り返すことで体内時計に狂いが起きホルモンのバランスが狂うため。高度の高い空中では防護する役目を果たす空気が薄いため強い紫外線に暴露されるなどが原因と考えられている。
1,500人の乗務員を対象にしたアイスランドの研究は、1966年以前から雇用されている客室乗務員ではそれ以降に雇われた乗務員に比べて乳癌の発症率が5倍高いという結果を報告している。 スウェーデンの研究では皮膚癌の発症率が2〜3倍高く、乳癌の発症率が30%以上高い、という結果がでている。 アイスランドで行なわれたもう一つの研究は、1000人のパイロット/乗務員と2000人の一般の人を比較したものだが、やはり前者の皮膚癌の発症率が高いと結論を報告しています。頻繁に飛行機に乗る乗客については不明です。
http://www.sih.jp/news/kenkou/no58.htm 低線量放射線の影響に関するスターングラス博士の説 (4) フォールアウトによる胎児期の被曝により知能低下(学習適正検査の成績低下)が生じた(1979年アメリカ心理学会で発表)。
胎児期被曝と知能低下との関係に関しては、1980年代に広島・長崎の原爆被曝者のデータ(高線量率、高線量1回被曝)から胎児期被曝によって知能指数の低下が起こること、その線量効果関係には閾値があることなどが認められ、ICRPの1990年勧告(Publ.60)にもその事実が記載されている。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-02-07-04 放射線の妊婦(胎児)への影響
本論文は、チェルノブイリ原発事故が発生した後にスウェーデンで生まれた子供たちのデータを使った実証研究で、以下の発見を報告しています。
・原発事故当時、妊娠8-25週目を迎えていた子供達は、中学校における学術テストの得点が(統計的に)有意に低い
・数学での得点が特に低くなっており、認識能力へ何らかの影響が生じている可能性がある ・スウェーデン国内で放射線量が多かった地域で生まれた子供たちの得点が、全国平均よりも約4%ほど低くなっている ・しかし、学術成績以外の健康への悪影響は観察されなかった スウェーデンは、チェルノブイリから約500マイル(800km)離れています。当時のデータに基づく放射線拡散のシミュレーション(リンク)を見ると、確かにこの地も放射線に襲われていることが確認できますが、汚染量は比較的軽微にとどまっています【註】。
実際に、当時のスウェーデン政府も放射線が人体に影響を与えるものではないとアナウンスしていました。しかし、Almondらの研究は、このような軽度の放射線被曝であっても、妊婦(胎児)に影響が生じる危険性があることを示唆しています。
【註】スウェーデン国内で記録された最も高い放射線量は 1マイクロシーベルト/時
で、これはチェルノブイリから約1000マイル(1600km)離れたNjurundaという町で検出されました。 http://news.livedoor.com/article/detail/5426008/ チェルノブイリ原発事故その10年後 1〜3 http://www.youtube.com/watch?v=rKFsAewRA8U&feature=related
●避難しなかった自給自足の農家は大人は頭痛、子供は先天性障害。 ●大人にも子供にもポリープが直腸を塞いでおり、慢性的かも。 http://www.youtube.com/watch?v=lNkd_d-Andw&feature=related ●後始末をした作業者は脳萎縮と視力の低下、そして亡くなった。 ●住民に免疫能力低下。それは核のエイズ。 ●200KM離れた村の子供では、23%が白内障、失明。そして84%が不整脈。 ●大人でも体内でいくつか酵素を作れなくなり、食べられる物が制限。 ●子供は37ベクレル以上を食べるな。 http://www.youtube.com/watch?v=4Q2UwVYWkcM&NR=1
●子供は年1回の検査を受けるべき。汚染地域は数ヶ月毎に検査。 ●薬を飲んでウトウトするばかり。出て行けたのは金持ちばかり。避難できなかった。 ●事故後を監視するためのカメラマンは記憶障害。現場では足の裏にヒリヒリ感。 ___________
1979年に発生した米国スリーマイル島原発2号炉(TMI−2、PWR、96万kW)事故から、今年の3月28日で18年が経過した。今年の2月、TMI周辺でガンが増加しており、その原因は事故時に放出された放射能であろう、という論文が発表された。
TMI事故の調査にあたった大統領委員会の報告では、周辺住民の最大被曝量は、自然放射線による年間被曝量レベルである、1ミリシーベルト程度とされている。 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/TMI/JHT9704A.htm ____
広島低量放射線被爆の健康被害について 2008/08/09 21:40
原子力潜水艦や原子力発電所からの冷却水漏れなんかよりも、大変気になっている記事がある。広島の原爆による放射線被曝の影響に関する調査で、これまで考えられていたよりもずっと少ない放射線量で健康被害が出ているかもしれない、というのだ。
低放射線も高いがん死亡率 非被爆者と比較調査
広島で被爆した人のうち、浴びた放射線が少量で健康に影響が少ないとされた人でも、被爆していない人よりがんで死亡する率が高いことが、名古屋大情報連携基盤センターの宮尾克教授(公衆衛生学)らの研究グループの4日までの疫学調査で分かった。
研究結果は、9月15日発行の日本衛生学会の英文雑誌で発表する。 同グループは、放射線影響研究所(放影研)が調査している広島での被爆者約5万8000人のデータを、1971年当時の広島、岡山両県の住民で原爆投下時に0−34歳だった非被爆者計約194万人と同じ年齢構成などになるよう補正した。 その上で、被爆者を被ばく線量によって極低線量(0.005シーベルト未満)、低線量(0.005−0.1シーベルト未満)、高線量(0.1シーベルト以上)に区分。 それぞれの各種がん死亡率を非被爆者のものと比較した結果、極低、低線量の被爆者は非被爆者よりも固形がん(白血病など造血器系を除くがん)で1.2−1.3倍高く、肝がんでは1.7−2.7倍、子宮がんは1.8−2倍高かった。 これまでの疫学調査では200ミリシーベルト(0.2シーベルト)未満の被曝では健康被害が見出されたことがなかった。ところが今回はその40分の1である0.005シーベルト未満という極めて少ない被曝でも健康被害が出ているかもしれないという。 0.005シーベルトというと、長崎県放射線技師会のサイト(リンク)の数値に従えば頭部レントゲン撮影1回分とさほど変わらない位の量だ。 それにしても、0.005シーベルトというのは小さすぎる。実は記事中の放射線量は初期放射線(原子爆弾の爆発で発生する放射線)のみであって、今回の研究はこれまで重視されていなかった残留放射線(爆発後に空気や土壌や建物から出続けた放射線)の重要性を喚起する目的もあるのだろう。仮に残留放射線を正しく算定できたとしたなら、極低線量群も0.005シーベルトよりずっと多い放射線に被曝していたのだと思う。 http://ahnan.blog19.fc2.com/?mode=m&no=104 ロシアの科学者 アレクセイ・ヤブロコフ博士 「チェルノブイリ事故の最終的な死者の推定について私の調査では100万人近くになる」
旧ソ連で1986年に起きたチェルノブイリ原発事故について、人や環境に及ぼす影響を調べているロシアの科学者 アレクセイ・ヤブロコフ博士が25日、ワシントンで記者会見し、福島第1原発事故の状況に強い懸念を示した。 博士の発言要旨は次の通り。 チェルノブイリ事故の最終的な死者の推定について、国際原子力機関(IAEA)は「最大9千人」としているが、ばかげている。
私の調査では100万人近くになり、放射能の影響は7世代に及ぶ。 セシウムやプルトニウムなどは年に1−3センチずつ土壌に入り込み、食物の根がそれを吸い上げ、大気に再び放出する。
例えば、チェルノブイリの影響を受けたスウェーデンのヘラジカから昨年、検出された放射性物質の量は20年前と同じレベルだった。 そういう事実を知るべきだ。 日本政府は、国民に対し放射能被害を過小評価している。 「健康に直ちに影響はない」という言い方はおかしい。直ちにではないが、影響はあるということだからだ。 __________
数年前のイラク戦争において、劣化ウラン弾を使用した戦場で作業した米国の兵士が、帰国後、結婚して生まれた子供に奇形児が多くみられ、今、アメリカの社会問題になっています。
その劣化ウラン弾の作業現場をガイガーカウンター(放射線測定器)で測定すると、3マイクロシーベルトを示しました。 この、3マイクロシーベルトという数値の放射能をある期間被曝した米国の兵士が、アメリカに帰国後、赤ちゃん授かったのですが、痛ましい姿(手の指が欠如している奇形)で生まれてきました。 http://www.ganbanyoku.org/radium.htm 内部被爆はこういうホットスポットが原因でおきる様です:
797 :山師さん:2011/03/21(月) 22:17:09.51 ID:uRzuCbPV
アスベストつながりで、これは仮説だそうだが、アスベストの発ガン原因は、含まれている微量のラジウムなどの放射性元素かも知れないのだそうな。 アスベストが肺組織に突き刺さると、物理的にも化学的にも安定で、動かず溶けずでその位置にとどまり続ける。 放射性物質がほんの僅かでも、ホットスポットを形成し、同じ細胞群だけを内部被曝し続けることになる。 799 :山師さん:2011/03/21(月) 22:22:14.69 ID:uRzuCbPV
内部被曝一般を考える場合も、ホットスポット効果を無視できないと思う。 ______
タバコに放射性物質 日経サイエンス
植物のタバコには低濃度のポロニウム210が蓄積する。その大部分は肥料に含まれている天然の放射性元素から生じたものだ。
喫煙者が吸入したポロニウムは肺の“ホットスポット”に定着し,がんを引き起こす原因となりうる。 ポロニウムはタバコの煙に含まれる発がん物質として主要なものではないだろうが,それでも米国だけで年間に数千人がこのせいで死亡していると考えられる。 http://www.asyura2.com/09/health15/msg/331.html アスベストや喫煙による発ガンの本当の原因 岡山大の研究でアスベストの発ガン機構をあきらかにしマスコミにも公表した。
にかかわらず無視のような状態であり、このような重大なニュースを報じないのはマスコミの原子力への自己規制ではないかと思われます。 肺に付着しているアスベストにラジウムが高濃度に濃縮しアルファ線が強烈に組織を照射することが発ガンの原因との結論です。 「・・・、海水の数百万倍の濃度に達するラジウム濃度を持つことである。その結果、ラジウムとその娘核種による局所的だが強力なα線被ばく(ホットスポット被爆)が長期に渡って引き起こされ、このことが複雑な発がんメカニズムの中で最も重要な役割をしていることが示された。 肺組織のDNAは重大な損傷を頻繁に受け、悪性中皮腫細胞を含むいろいろなタイプの腫瘍細胞を生じ、がんを発生すると結論づけられた。」 なお、喫煙も同様なメカニズムで発ガン原因になると書かれています。
ラジウムは天然にあるウラン238やトリウム232などの壊変により絶えず生成されています。 タバコはタールが原因と思っていましたが、タール中の鉄分に濃縮してくる放射能が原因とは・・・。 アスベストなどが原因とされる肺悪性腫瘍の発がんメカニズムを解明
本学地球物質科学センターの中村栄三教授らは、アスベストなどが原因とされる肺悪性腫瘍が、局所的な強力α線被ばくによることを解明し、発表しました。
中皮腫を含む肺のいろいろな悪性腫瘍は、ある種の繊維や粒子への曝露により引き起こされるといわれていますが、その発生メカニズムは十分に理解されておりませんでした。
中村栄三教授らは、肺中の含鉄タンパク質にラジウムが蓄積され、それがホットスポットとなって局所的な内部被ばくを引き起こし、悪性中皮腫やほかの悪性腫瘍の原因となることを解明しました。 リリース詳細:http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/soumu-pdf/press-090727.pdf リリース資料:http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/soumu-pdf/press-090727-1.pdf
http://senmaya.at.webry.info/201009/article_5.html ホルミシス効果は特別な条件下でしか成り立ちません。
ラジウム温泉で病気が治るのはラドン含有温泉水を飲んだ場合に限られます。 ラジウム温泉でラドンを吸い込んだり、岩盤浴で微弱放射線を浴びても体に有害なだけで、期待されるホルミシス効果は一切発現しません。 有名な玉川温泉の岩盤浴で癌が治った人が実際には殆ど居ないというのも そういう事情によるのです。 原発推進の御用学者が必ず持ち出す 三朝温泉のある鳥取県三朝町住民の1952-1988年の間のがん死亡率が他地域の半分だった という有名(?)な論文は再調査で完全に否定されています。 実際にはラドンを吸い込む影響で、三朝町住民で肺癌になる人は他地域の1.5倍もありました。 半減期が短いラドンでもこれだから、半減期が半永久的なセシウムやプルトニウムを吸い込んだら…、 おお怖。 ラドンの半減期はたった 3.8日 ヨウ素131 の半減期は 8.0日 セシウム 137 の半減期は 30.0年 プルトニウム の半減期は 24,000年 骨の表面に蓄積するプルトニウム 動物実験でプルトニウムを体内に取り込んだときのガンの発生など生物への影響が調べられている。 動物実験では、プルトニウムを大量に吸入したときには、呼吸機能の失調による死や肺繊維症などの障害が短い時間で起こる(急性障害)。微量を吸入した場合にも、晩発性障害として骨肉腫や肺ガンといったガンが発生する可能性がある。 吸入されたプルトニウムは骨の表面に蓄積する傾向があり、同じアルファ線を出すラジウムは、骨の中により均一に分布する。このため、放射性物質の量が同じでも、プルトニウムはラジウムよりも影響が大きくなる。 そこで、微量のプルトニウムを体内に取り込んだ時には、発生する可能性のある晩発性の発ガンに、最も注意を払わなければならない。 http://www.geocities.co.jp/Technopolis/6734/pu/puru7.html http://www.geocities.co.jp/Technopolis/6734/pu/puru8.html プルトニウムは肺に蓄積する
α線はとても近くの物体にしか届かない(ほとんど塵ぐらいの大きさです)。しかし、一般に被曝を想定する場合では、臓器や組織単位なんです。被曝された範囲にどれだけの影響が出るか、を考えた場合、実際の場合と臓器単位に換算モデルと比較すると、(放射性物質が体内を移動すること考慮しても)100万倍以上の開きがあるんです。
加えて、プルトニウムは肺に蓄積されます。肺の自浄作用によりある程度は除去されますが、非常に長い間人体を被曝し続けるものと思ってください。自浄されないプルトニウム量は1/4ほどで、徐々に血液の中に入り、リンパ節や肝臓、骨などに集まり、排泄されずに長くとどまると言われています。生物学的半減期は骨で20年、肝臓で50年と言われています。 またヨウ素であれば8日で半減期がきますから、体内に取り込む前の段階で減少が期待できるのですが、プルトニウムの半減期は24,000年です。体内で安定物質に変化するどころか、取り込んだ人が亡くなってもその周辺を汚染し続けるのです。僕らの世代だけでなく、孫やその孫まで害が及びかねない。これがプルトニウムの怖さのひとつです。 肺がんの原因は煙草ではなくプルトニウムだった?
「角砂糖何個で日本全滅」などと言われるプルトニウムですが、実は疫学的にプルトニウムがどれほど危険かは証明されていません。調査に何十年もの時間と莫大なコストがかかるためです(このことがプルサーマル原発の設立の一助となりました)。
しかし、眞鍋攝医師によって、核実験と肺がんの相関が指摘されています。こちらの「肺がん」の項を参照してください 。簡潔にまとめると、核実験を行った数十年後、肺がんが世界中で特異的に上がる。特に喫煙者に顕著である。喫煙者は肺に入った異物の排出機能が低下しているため、プルトニウムが排出できず蓄積し、肺がんを引き起こすのではないか。というものです。 劣化ウラン弾の使用に伴い発ガン率が10倍上がったと言われています。 http://blog.livedoor.jp/jazzim/archives/2755613.html 低線量放射線の影響に関するスターングラス博士の説 スターングラスは低線量放射線のリスクが高いことに関して、その時々のある時期に社会的な関心を招くようないくつかの仮説を唱えてきている。その主要なものは以下の如くである。
(1) 放射線の線量が非常に低い極低線量域では生物への線量と効果とは直接的関係ではなくなり、線量が低い方が効果はかえって大きくなる(1972年)。
(2) 低線量放射線の健康リスクはICRPなどが主張する値より大きく、例えば乳児死亡の倍加線量は 450ミリレムである(1972年)。 (3) 米国や中国の核爆発実験のフォールアウト(放射性降下物)によって乳幼児の死亡率が増加した (Science誌1963年、ハンフォードシンポジウム1969年等で発表)。 (4) フォールアウトによる胎児期の被曝により知能低下(学習適正検査の成績低下)が生じた(1979年アメリカ心理学会で発表)。 (5) スリーマイル島原子力発電所の事故によって放出された放射能によって胎児死亡率が増加した(1979年、イスラエルで講演)。 胎児期被曝と知能低下との関係に関しては、1980年代に広島・長崎の原爆被曝者のデータ(高線量率、高線量1回被曝)から胎児期被曝によって知能指数の低下が起こること、その線量効果関係には閾値があることなどが認められ、ICRPの1990年勧告(Publ.60)にもその事実が記載されている。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-02-07-04 放射線の妊婦(胎児)への影響
本論文は、チェルノブイリ原発事故が発生した後にスウェーデンで生まれた子供たちのデータを使った実証研究で、以下の発見を報告しています。
・原発事故当時、妊娠8-25週目を迎えていた子供達は、中学校における学術テストの得点が(統計的に)有意に低い
・数学での得点が特に低くなっており、認識能力へ何らかの影響が生じている可能性がある ・スウェーデン国内で放射線量が多かった地域で生まれた子供たちの得点が、全国平均よりも約4%ほど低くなっている ・しかし、学術成績以外の健康への悪影響は観察されなかった スウェーデンは、チェルノブイリから約500マイル(800km)離れています。当時のデータに基づく放射線拡散のシミュレーション(リンク)を見ると、確かにこの地も放射線に襲われていることが確認できますが、汚染量は比較的軽微にとどまっています【註】。
実際に、当時のスウェーデン政府も放射線が人体に影響を与えるものではないとアナウンスしていました。しかし、Almondらの研究は、このような軽度の放射線被曝であっても、妊婦(胎児)に影響が生じる危険性があることを示唆しています。
【註】スウェーデン国内で記録された最も高い放射線量は 1マイクロシーベルト/時
で、これはチェルノブイリから約1000マイル(1600km)離れたNjurundaという町で検出されました。 http://news.livedoor.com/article/detail/5426008/ 数年前のイラク戦争において、劣化ウラン弾を使用した戦場で作業した米国の兵士が、帰国後、結婚して生まれた子供に奇形児が多くみられ、今、アメリカの社会問題になっています。
その劣化ウラン弾の作業現場をガイガーカウンター(放射線測定器)で測定すると、3マイクロシーベルトを示しました。 この、3マイクロシーベルトという数値の放射能をある期間被曝した米国の兵士が、アメリカに帰国後、赤ちゃん授かったのですが、痛ましい姿(手の指が欠如している奇形)で生まれてきました。 http://www.ganbanyoku.org/radium.htm 極端な出生奇形
「その地域の胎児達は彼等のDNAの完全性というもっとも高い代価を支払うことを要求されている」 ーーーRoss B. Mirkarimi(武器制御調査センター)の1992年5月のレポート「湾岸地域とくにイラクでの環境と人間の健康への衝撃」よりーーー 私は最近大量の恐ろしい出生奇形の写真を受け取りました。それはイラクで進行しているところのものです。はっきり言って、私はこのようなものを嘗て見たことがありません。私はあなたにこのページ及びこれらの写真をコピーして出来るだけ沢山の人に紹介して下さることをお願いしたいのです。
http://www.tgk.janis.or.jp/~blessing/REKKAURAN/lekkaulan.html チェルノブイリ原発事故その10年後 1〜3 http://www.youtube.com/watch?v=rKFsAewRA8U&feature=related ●避難しなかった自給自足の農家は大人は頭痛、子供は先天性障害。 ●大人にも子供にもポリープが直腸を塞いでおり、慢性的かも。 ●後始末をした作業者は脳萎縮と視力の低下、そして亡くなった。 ●住民に免疫能力低下。それは核のエイズ。 ●200KM離れた村の子供では、23%が白内障、失明。そして84%が不整脈。 ●大人でも体内でいくつか酵素を作れなくなり、食べられる物が制限。 ●子供は37ベクレル以上を食べるな。 ●子供は年1回の検査を受けるべき。汚染地域は数ヶ月毎に検査。 ●薬を飲んでウトウトするばかり。出て行けたのは金持ちばかり。避難できなかった。 ●事故後を監視するためのカメラマンは記憶障害。現場では足の裏にヒリヒリ感。 チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染 http://www.youtube.com/watch?v=rCX1A3yJLqI&feature=related ●当時3歳、背中にコブが出来て死亡。 ●長期の汚染→ナチュラルキラー細胞の異常→頭痛や疲労感。 白血病やガンへ進む? ●事故後の作業員は、聞く能力はあるが、意図しない言葉で話す。当初はストレスが原因だと思われたが、脳の神経細胞が放射線によって死滅していたと判明。 ●汚染が低い地域でも、体内に放射性物質は蓄積し、汚染のひどい地域と変わらない。 原因は食物連鎖。土は1068ベクレル、牧草は15544ベクレル、そして牛、人へと濃縮した。
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