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◆福島第1原発 4号機プール、再び水温上昇
毎日新聞 4月13日(水)11時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000011-maip-soci
東日本大震災の4日後に原子炉建屋が爆発で大破した東京電力福島第1原発4号機で、使用済み燃料プールの水温が90度まで上昇していることが13日、東電の調べで分かった。付近の放射線量も毎時84ミリシーベルトと極めて高い。
(中略)
東電は12日、燃料棒の損傷度を調べるためプールの水を遠隔操作で採取した。この時、水温が90度と判明。爆発前日の84度を上回った。また、プールの約6メートル上空で通常の10万倍以上となる高い放射線量を計測した。燃料は水に覆われ、露出していなかったという。高線量の原因について、東電は「プール内の燃料の損傷か、圧力容器内の物質が出た可能性などが考えられる」と推測し、放射性物質の成分を分析している。
現在、圧送車を使ってプールを冷やすための水を補給しているが、その量を増やせば、放射性物質に汚染された水があふれて対応が難しくなる。一方、余熱で蒸発した分だけを補給する現状では沸騰は避けられない。東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「(海水で冷やす)通常の循環冷却装置を早く復旧させたいが、建屋内の放射線量が高く作業ができない」と話す。
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この記事、実はすごいことが書かれています。
「高線量の原因について、東電は「プール内の燃料の損傷か、圧力容器内の物質が出た可能性などが考えられる」と推測し、放射性物質の成分を分析している。」
「圧力容器内の物質が出た可能性」とは、どういうことなのでしょう?
4号機は定期点検中で、圧力容器は空だったはずです。
圧量容器内の極めて高い放射性物質が出た可能性とは?
それは14日の3号機の爆発によって核燃料が4号機建屋まで飛んでいったということになります。
東電が公表している資料の一部を下にコピーします。
今までも同じことが書いてあったのに私が気づかなかっただけなのか、今月あたりに書き加えられたのかは分かりませんが、つい先日気づきました。
13日と14日にベントして圧力を抜いても収まらず、14日の爆発の直前に格納容器の圧力が異常上昇しています。
その直後にあの爆発があって、その後は格納容器の圧力が高まることもなく、むしろ圧力が失われ、ベントも行なわれていません。
これは普通に考えれば、「格納容器が破裂して爆発した」ということだと思います。
プルトニウム入りの核燃料は木っ端微塵に吹っ飛ばされて散乱しているのではないでしょうか?
(その割には大気中の放射線量が高くなっていないと思います。)
《3号機》
<3月>
11日15:42 10条通報(全交流電源喪失)
13日05:10 15条事象発生(非常用炉心
冷却装置注水不能)
13日08:41 ベント開始
13日13:12 原子炉への海水注入開始
14日05:20 ベント開始
14日07:44 15条事象発生
(格納容器圧力異常上昇)
14日11:01 水素爆発
http://www.kantei.go.jp.cache.yimg.jp/saigai/pdf/201104121700genpatsu.pdf
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4号機も水素爆発しているのですから、プールの燃料が損傷しているのは当然です。
というか、損傷しているから水素爆発したのです。
東電が「圧力容器内の物質が出た可能性」を示唆するコメントをしたことが重大なのです。
3号機の圧力容器が爆発したことを隠しきれなくなっているのかもしれません。
もしも3号機格納容器が爆発していたのなら、放出された放射能はチェルノブイリの1割程度などではなく、チェルノブイリに匹敵するでしょう。
非常に広範囲に放射能が飛散し、非常に多くの人が体外被曝・体内被曝している可能性があります。
政府・東電はなぜ、住民に国民に子供たちに危険を知らせなかったのか!
原発の事故とは別に、これだけは絶対に許せない。
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