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http://plaza.rakuten.co.jp/matseto/diary/201104110000/
先回も言ったようにわたしは原子力は放射線の専門家ではありません。
ただ専門家の意見や放射線に関する法的な解釈からどれくらいの放射線が危険な水準かを知ることはできます。
その知見として言えるのは現在の福島市(県ではありません)から少なくとも子供や妊婦の方は退避したほうがよいということです。
その理由として考えられるのは放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律です。
これによると3ヶ月で1.3ミリシーベルトの外部被爆を受けるエリアは「放射線管理区域」に指定されなければなりません。
この放射線管理区域を設定する目的は「人が放射線の不必要な被ばくを防ぐため、放射線量が一定以上ある場所を明確に区域し人の不必要な立ち入りを防止するために設けられる区域である。」
このエリアは例の三菱マークを逆さにしたような原子力のマークが付けられ一般の人は許可無く立ち入ることができない。
そして福島市の現状を見てみると現在の一時間当りの放射線量は4月10日現在で低い数値を見ても2.1マイクロシーベルトであることが見て取れる。
今後この水準が3ヶ月続くと仮定すれば2.1×24(1日分の時間)×90(3ヶ月)=4536マイクロシーベルト即ち約4.5ミリシーベルトになり明らかに放射線管理区域の指定を受ける基準となりうる。
また地震発生から1ヵ月経過しているがすでにこの時点で累積放射能は3ヶ月で受ける基準の1.3ミリシーベルトを超えるでしょう。
ですから少なくとも福島市は本来「放射線管理区域」の指定に相当するエリアであると思います。
しかし現状は福島市内では普通に子供達の入学式入園式は行なわれているようです。
本来放射線管理区域の指定が行なわれるべき地域で!
もちろんこれは私の知見で他の考え方があるしどちらかというとそちらの考え方が主流でしょう。
例えば日本核医学会はこのような声明を発表しています。
本来あまり妊婦や小児にも心配する必要もないかもしれません。
ただ国として一県の県庁所在地の子供妊婦を総退避させることは社会不安に駆られると判断するでしょうし福島県知事も自県の県庁所在地からそのような措置が取られることは避けたいでしょう。
そういった大きな社会的影響を考える場合もしかしたら一部地域の子供達や妊婦の長期的な健康被害にめをつぶるといったことがあるかもしれないのは考慮にいれてください。
最後に少なくとも私に妊娠している奥さんがいれば福島市から退避させますし子供がいれば入学式に出席させることなく他県に退避させます。
福島市にいる妊婦さん及び子供さんがわたしは本当に心配です。
自称B級アイドルの藤波心さん。名前の通り心にしんがある子だとブログを読んで思います。
追記 主要な放射性物質ヨウ素131の半減期が8日であることを考えると現時点で福島市を
「放射線管理区域」に相当するエリアかどうかは?なところがあります。
ただ少し前まで現在の数値より数倍高かったことを考えると間違いなく福島市は早急に退避すべきだったエリアに間違いなかったかと思います。
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